2020/04/29

連続立体交差事業

Webに「京急品川駅が景色が変わるほどただいま大改装中 「連続立体交差化」って何?」という記事がありました。京急品川駅前後の区間を向こう10年間の予定で工事をおこなうようです。このような工事がおこなわれる場合、踏切の解消などの交通対策がいつも目的のひとつにあげられます。品川駅に近い踏切は、時間帯によっては1時間のうち40分も閉じたままなのだそうですから、ほとんど「開かずの踏切」です。この解消は重要な目的となるでしょう。

「連続立体交差事業」というのは、日本の何処かで常に行われています。例えば阪急電鉄の「淡路駅付近連続立体交差事業」では2008年から工事が始まっており、2024年に高架に切り替える予定です。

これらの立体交差事業の名称をよく見ると「連続」という言葉が入っています。

おそらくその意図は、「単独」の立体交差を図る事業なのではなく、「複数」(それも連続)の立体交差を図る事業であることを明らかにしておきたいのではないかと思います。つまり交通量の多い(平面で交差している)交差点を、そこだけ立体交差とする事業などとは違うということなのでしょう。

もしそれが「連続」をつける理由であるなら、「連続」をつけずに単に「立体交差事業」としておくだけで良いのではないかと思います。上述した道路の例でも、「単独立体交差事業」のようには呼ばないだろうと思うし、事業を行うことで立体交差となる箇所が何か所あろうとも、全て「立体交差事業」で十分ではないかと思います。

2020/04/26

the “OpenVMS Community License Program” by VMS Software, Inc.

元々はDEC(Digital Equipment Corporation)が開発したOpenVMSには「OpenVMS Hobbyist license program」という個人ユーザ向けライセンスがありますが、現在はHPE(Hewlett Packard Enterprise)によって提供されています。ところが先日、ライセンス提供を終えることが予定されているというメールが届きました。このメールは世界中のユーザにも一斉に送られたようで、ユーザが集まるコミュニティにおいて、今後どうなるのかという心配する声が溢れていました。

OpenVMSは、DECを買収したCOMPAQが、さらにHPと合併したことにより、HPEが権利を保有していました。しかしHPEにとって今後も開発をしていく気はないらしく、数年前にVSI(VMS Software, Inc.)に権利を渡してしまいました。そのVSIが2020年4月22日に「OpenVMS Community License Program」を提供するつもりがあることを発表しました。
It will be called the “OpenVMS Community License Program”, and we are currently in the process of working out all the details, which will be available well before the end of the HPE Hobbyist license program.
このようなアナウンスが出たことはcomp.os.vmsの「OpenVMS Community License Program」で知りました。

詳細は検討中とのことなので、正式に発表されてみないと安心はできませんが、ちょっとホッとしました。提供アーキテクチャにはVAXが含まれているのか(僕はVAXstation3100を何台か所有しているので、気になります)とか、 ライセンス料金はどうなるのだろう(現在HPEから提供されているOpenVMS Hobbyist license programは無料です)とか、いろいろと気になるところがあります。今後の動向を注視していこうと思います。

線型代数学('17)

放送大学で、2020年4月からは「線型代数学('17)」を受講しています。これは「入門線型代数('19)」に続く科目として位置づけられています。教科書(放送大学では「印刷教材」と呼びますが)が執筆された時期の関係で、本文中では「入門線型代数('14)」の記述が参照されていますが、最新の「入門線型代数('19)」とは参照頁などが異なっています。出来れば印刷教材を改訂しておいて欲しいところです。

線型代数は微積分と共に、大学における数学の入り口として考えられているようです。線形代数の目標は一般的なn次元で扱うことだと思います。しかし最初から一般的に論述すると、学生がついてこられなくなる恐れがあるので、最初は2次元や3次元で扱うことで学びやすくしようという努力がなされているようです。このような試みがあることで初学者が躓かなくなることは確かですが、簡単だと誤解することで、講義が進むにつれて、ついてこられなくなる要因にもなる気がします。

線型代数は次元数によらず一般的に成立する理論を目指していると思いますが、そのために必要な道具や材料を次々に学習することになります。しかしそれらを初めて学ぶ段階では、何のためにそれらを学ぶ必要があるのかということを必ずしもピンとくるわけではありません。むしろ、何故こんな事をくどくど考えるのだろうと思うことの方が多いでしょう。それで理解をあやふやにしていると、次第に講義がわからなくなってきて、ついに落ちこぼれてしまったことに気がつくのです。

理解が不十分でも試験を通れば、単位は取得できてしまいます。しかしそれでは何のために時間をかけて線型代数を学ぼうとしたのか分かりません。せっかくなら、(完璧でなくとも)自分が納得できるような理解に到達したいと思います。

勘合貿易

テレビを視ていたら「勘合貿易」を扱っていました。室町時代に勘合符を用いた貿易が行われていた事を日本史で学びますが、日本史の勉強の中で具体的な詳細について学習するわけではありません。概念は分かりますが、詳細はどうなっていたのだろうかと疑問に思いました。

ウィキペディア「日明貿易」では次のように説明しています。
勘合符とは木の札に字を書いてから、中央で二つ割りにしたものである。両者が片方ずつ所持し、照合のさいに合わせてみて、ぴたりと合えば本物ということになる。勘合には「日字勘合」と「本字勘合」の2種類が存在した。制限貿易で、日本→明は「本字勘合」、明→日本は「日字勘合」が使用された。

つまり、文字を書いた木札を分割し、(例えば)一方を日本側が、他方を明側が所持しているわけです。それらを突合させることで、今日でいうところの「本人確認」をするわけです。これ自体は別に不思議でも何でもないですが、最初の「勘合符」を日本と明で個々に所持するのは、どのようにして行ったのでしょう。

厳密(疑い深くとも)に考えれば、木札を割って勘合符とする実作業がおこなわれた時の各々の代表団が、本物なのか証明しなければなりません。正式な代表団であることを証明する文書を所持していたとしても、それは偽文書かもしれません。より厳格に対応するには、その時点で既に「勘合符」を保持していなければならないでしょう。しかし、その勘合符を所持しているためには、事前に勘合符を交換していなければなりませんが、その方法はというと・・・、という具合に、無限ループに陥ってしまうはずです。

 もしかすると「そんな面倒なことを言い出さなくても、最初は国家が発行する文書をもって正式な代表団であることを証明すればいいんだよ」と思うかもしれません。しかし、それで「正式」であることが証明できるのであれば、「勘合符」なんて面倒なシステムを持ち出さず、いつも必ず「文書」を持って正式な代表団であることを証明して貿易すればよかったのではないでしょうか。

今日のコンピュータ・ネットワークにおいて、暗号鍵交換を如何にセキュアにおこなうかという問題に似ているのではないかと思います。

2020/04/23

DroidCam Wireless Webcam

COVID-19騒動の前からWebによるリモート会議をおこなっていました。しかしながらデスクトップPCにカメラやマイクがついていないので、ヘッドセット「ELECOM HS-HP21UBK」を購入し、WebCamの代用として「ManyCam」を使用していました。これで何とかなっていたのですが、時々酷くノイズが混入し、会話が成り立たなくなることもありました。何が原因なのか良く分からず、困っていました。

WebCamの環境を調査するサイトが数多くあるようですが「接続機器(マイク/スピーカー/カメラ)テスト」を使ってみました。このサイトはFirefoxでも動くように見えるのですが、Chromeで利用するのが良いようです。このサイトで確認すると、ヘッドセットのマイクから拾う音声がノイズに妨害されて聞きづらいことが分かりました。

(意外なことに)ManyCamを起動しなくても、上述した試験サイトで音声を確認でき、しかも酷いノイズが入る状況は変わりませんでした。つまりManyCamの問題ではないということです。もしかするとヘッドセットが壊れているのかもしれません。

困っていたところで、COVID-19騒動によりリモートワークが推奨されるようになり、WebCamの入手が困難となっている状況も踏まえ、スマホをWebCamの代用にするアプリが注目されるようになってきました(「PCのWEBカメラが入手困難なのでスマートフォンで代用するアプリを比較」)。スマホとPCの接続は、Wireless方式とUSB方式があり、両方可能なアプリと、一方のみであるアプリがあるようです。Wirelessの方が手軽だと思いますが、自宅LANのネットワーク状況によっては画像や音声に乱れが出るかもしれないので、USB方式が使えるアプリにしようと思います。それでも選択に困るくらいありますが「DroidCam Wireless Webcam」にしてみました。

スマホアプリはGoogle Playからインストールすれば良いのですが、Windows側で必要となるクライアントソフトウェアは公式サイトから入手する必要があります。導入手順はWebを探せば見つかりますが、記事の時期によって手順が現在とは異なっている場合があるので、臨機応変に対応する必要があります。

今回は次のような手順で導入しました。
  1. スマホ側でアプリ「DroidCam Wireless Webcam」をインストールしました。今回のバージョンはv6.7.7でした。
  2. Windows側でクライアントソフト「DroidCam Windows Client」をインストールしました。今回のバージョンはv6.2.2でした。
  3. wireless接続で利用するなら、スマホ側で指示されたIPアドレスを、Windows側クライアントで指定すれば接続開始されます。ただしエラーが起きることがありますが、何度かトライしていると繋がるようです。
  4. USB接続で利用するなら、スマホ側の設定を変える必要があります。手順はWebを検索すれば見つかると思います。僕のスマホはHUAWEI nova lite 2(ビルド番号:9.1.0.187(C800E180R1P3))です。スマホとPCをUSBケーブルで繋いで、Windows側クライアントでUSB接続を指定すれば、接続開始されます。

今回使用したのは無料版ですが、「DroidCamX Wireless Webcam Pro」という有料版(500円)もあります。もちろん有料版の方が無料版よりも機能が豊富ですが、無料版でも僕の使用目的としては十分使える感触を得ました。

2020/04/19

COVID-19の見通し

COVID-19に対処するため日本では緊急事態宣言が出されました。その対象範囲が拡大されてもいます。それに対して、宣言が遅いとか、対象範囲が不適切ではないかという意見もあります。その一方で、宣言が出されているにも関わらず、いまだに人の往来が多すぎて、感染を抑え込めていないとの発言もあります。それらの一つひとつの発言が、妥当なのか否か直ちに判断するのは容易ではありません。それについての背景に関する専門的な知識も必要ですし、現状に関する正確な情報も必要ですが、それを全員が同じように持っているわけではないのです。

このような時期においては、「緊急に対処する必要のある非常時なんだから」ということが、あらゆる事柄を正当化する理由として持ち出されがちですが、それは危険性をはらむことを十分に念頭におかなければならないと思います。

COVID-19対応は未知との戦いという側面が強いため、専門家(ここで、それが何の「専門家」なのかが重要になってくると思いますが)によって、主張する方向性が、必ずしも一致している訳ではないように見えます。さらに、テレビや新聞などの報道においては、どれを見ても同じ情報源から出てくる同じ情報を同じように伝えているばかりで、思考の幅を狭める方向に進んでいるのではないかと思います。

情報を受け取る側にとっては、多種多様な情報がメディアから伝えられると、それを読み解く能力が要請されていることになります。個々人にとっては、それらの情報を自分でカバーできる範囲は各々で異なるし、意見が一致しない状況で国の方向性を決める合意形成ができるのかという不安もあります。そのような情勢では、シンプルな発言に吸い寄せられる圧力が高まるので、気を付けたいと思います。

COVID-19対応は今後どうなっていくのでしょうか。今は感染拡大を防ぐことで精一杯で、先の事なんか考えている時期ではないんだという意見はあるかと思いますし、それはその通りかと思います。しかしそれだけでは済まないとも思います。

例え話となりますが、自動車の最大積載量について「つめるだけ」というステッカーが存在しているようです。当然これは冗談にすぎないのですが、COVID-19の今後の見通しについても、「収束は何時か」という問いに対して、「収束した時」という答えが出てきそうで心配です。

見通しについて単純な話しか出てこない背景には、未知との戦いだから不明点が多いこともあるとは思いますが、思考の途中結果を省いて結論だけに飛びつこうとする受け手側の問題と、説明しても理解できる訳がないと侮っている発信者側の問題があるでしょう。

2020/04/18

JR北海道の札沼線廃止

JR北海道の札沼線の北海道医療大学と新十津川の間が、COVID-19による緊急事態宣言の全国対象の影響を受けて、予定を早めて2020年4月17日に廃止されました。当初の予定ではGW明けでしたが、COVID-19の影響で予定を早めていましたが、それが急遽再変更されました。あまりにも突然だったため「札沼線、お疲れさまでした 道医療大―新十津川沿線住民「突然」「さみしい」」(2020年4月18日 05:00)という記事が北海道新聞に掲載されています。

このような路線廃止であるとか、または列車廃止のような場合に、最終日には鉄道ファンが押し寄せます。それは昔からあったことだと思いますが、最近の傾向として「ありがとう」と叫ぶ声があがるようになっています。このような声は以前にはあがらなかったと思います。

この件に問題意識を持つ記事として「迫る「Xデー」…葬式鉄のトラブル必至 鉄道ファンの“暴走”どう食い止める」(2015年1月25日)があります。この記事は2015年に執筆されていますが、その記事が書かれた時点で既に問題現象が発生していることになります。さらに(問題のある現象であったとしても)日常的な光景となってしまうと、あえて記事が書かれて啓発されることが少なくなると思います。そうなると、このような現象は最近発生したことではないかと思います。

JRの夜行列車というと「ブルートレイン」が有名です。豪華な夜行列車であればJR西日本のトワイライトエクスプレスやJR東日本のカシオペアもありますが、これらは20系や24系25型などのブルートレインという訳ではありません。典型的なブルートレインが廃止されたのは、2005年3月に廃止された「さくら」とか、2009年3月に廃止された「富士・はやぶさ」でしょう。この頃には、既に「さよなら」と叫ぶ声があがっていたような気がします。

廃止されて「さよなら」と叫ぶ声に違和感を感じています。しかし、ふと気がつくと、新しい路線や列車が運行を開始するときに出発式が行われていても、「こんにちは!」とか「初めまして!」と叫ぶ鉄道ファンは(少なくとも現時点では)いないようです。

そんなセリフを叫ぶヤツがいるわけないだろう、と思っても、それでも誰かが言い出すと、追従する人達が現れ、結局は日常的な光景となってしまうのが、流行というものです。そもそも「ありがとう」と叫ぶ光景だって、SLが全国各地で廃止されていた昭和40年代には想像できなかったのではないでしょうか。

今後どうなるかは、不安と期待で見ていきたいと思っています。

いわゆる「布マスクの全戸配布」

COVID-19の対策として全戸に布マスクを配布するという政策が発表されています。この件について厚生労働省の公式サイトには「布マスクの全戸配布に関するQ&A」という情報が上がっています。布マスクは郵便配達にあわせて配られるそうですが、(5月中の配送完了を目指しているようですが)何時届くのかはわかりません。

世間では、サイズが小さいとか、布製では飛沫がすりぬけてしまうなどの声が出ています。そうであっても無いよりはマシとの声もあります。意見は様々ですが、自分のところに布マスクが届いたとしても、使うことはないだろうと思います。そうなると死蔵になるか、捨てることになるか、どうしようかと思っていました。

Webを見ていたら「「アベノマスク」不要なら、ホームレス支援団体に寄付しよう。 送り方や送り先は?」(2020年04月15日)という情報がありました。送付先とされたNPO法人のサイトにも「「全戸配布布製マスク」のご寄付をお受け取りいたします(2020/4/10更新)」という情報が掲載されています。このような方法があるなら、協力しようかと考えています。

2020/04/14

NetBSD 9.0に更新したら、MATEデスクトップ環境でメニューにシャットダウンが復活した

2020年2月にNetBSD 9.0がリリースされたので、dynabook SS SX/15AにインストールされているNetBSD/i386を8.1から9.0に更新しました。アプリケーションはpkgsrcからバイナリでインストールしていますが、この更新は後日おこなおうと考えています。

更新は恙なく終わりました。まず最初にカーネルだけを更新して起動できることを確認しておきます。そこで問題なければ(実際に問題ありませんでしたが)それ以外のセット(.tgzファイル)も更新します。更にX関係のセット(.tgzファイル)も更新しました。

この状態で、ログインしてMATEデスクトップ環境が動作しているかを確認しておきました。特に問題はありませんでしたが、メニューに「シャットダウン」の項目が復活していました。

そもそも「シャットダウン」はメニュー項目に存在していたのですが、昨年MATEを更新したら、無くなってしまいました。何かの設定に不備でもあるのかと調べてみましたが、不明のままでした。ところがOSを更新しただけ復活するのは、利用できて有り難いのですが、原因が不明なだけに、いつ再び利用できなくなるかと思うと不安でもあります。

2020/04/12

NHK海外ドラマ「レ・ミゼラブル」

テレビをつけたらNHKが映り、番組の紹介をしていました。海外ドラマだなと思ったら「レ・ミゼラブル」でした。何時の間に始まっていたのでしょうか。全8回で2020年4月12日放送分が第5回なので、半分を過ぎています。前半が視られなかったのは残念ですが、後半は録画予約をしておいたので、ちゃんと視ようと思います。

レ・ミゼラブルは有名な作品なので、これまでにも映画などが何度も作られています。最近では、ヒュー・ジャックマンがジャン・バルジャンを、アン・ハサウェイがファンティーヌを演じた2012年に公開された映画が有名でしょう。

レ・ミゼラブルは創作ですが、背景としてはナポレオン後のフランスが舞台です。ナポレオンの登場はフランス革命に関わるわけですが、レ・ミゼラブル自体はフランス革命が過ぎ去った時代を描いています。

フランス革命そのものを扱った映画も多くありますが、マリー・アントワネットを中心に描かれ、バスティーユ襲撃から始まるフランス革命を切り離すことはできないでしょう。それを思うと、今年になってからの(文字通りの) 閉塞した世界において社会の緊張が高まっていくような気がします。

ロック板なしコインパーキング

近所を散歩していたらロック板のないコインパーキングがありました。これまで見慣れたコインパーキングではロック板があって駐車料金を支払わないと出庫できない構造になっているので、ロック板なしで大丈夫なのかと心配になりました。

Webを検索してみたところ、2017年3月8日付で「コインパーキングから「ロック板」消える? 不正防止よりも重要視することとは」という記事を見つけました。またコインパーキング運営会社からも「ロックレス駐車場のよくある質問」という情報が出ています。

ロック板が無ければ不正駐車があり得ることは十分に想定されるでしょうし、それに対する対応も検討されているでしょう。それでもなおロックレス駐車場が登場してきているわけです。

このような経緯は理解できますが、今後の動向はどうなるのでしょうか。ロック板があるコインパーキングは廃れロックレスが主流となるのか、逆にロックレスが廃れていくのでしょうか。今後に注目していきたいと思います。

-erと-ist

英語の接尾辞に-erと-istがありますが、習慣的な使い分けはありますが、実際のところ、どう違うのでしょうか。手持ちの辞書(ウィズダム英和辞典 第4版)には、次のように説明されています。
【-er】・・・をする人、・・・を作る人、・・・の研究者
【-ist】 ・・・を行う人、・・・に巧みな人、・・・に携わる人、・・・主義者

表現の違いはありますが、同じような事を表現していると思います。

具体的に考えてみると、何かの運動競技をおこなう人の事を「プレーヤー」と呼びますが、これは「play」に「-er」が付いたものです。また「golf」に「-er」が 付けば「ゴルファー」です。その人達が、いかに究極的な成績を残したとしても、「-ist」を付けて「プレイニスト」とか「ゴルフィスト」とか呼ばれることはないでしょう。

しかしながら雑誌や新聞などに「コラム」を執筆している人は「-ist」が付いて「コラムニスト」と呼ばれます。「-er」が付いた「コラマー」なんて聞いたことがありません。

これらは、習慣的に当たり前だと思っていますが、実際のところ何故このようになっているのでしょうか。そういうものだと言ってしまえばそれまでですが、今後新規に何かが登場した場合に「-ist」と「-er」の何れをつけるべきか、どのように判断するのでしょうか。

2020/04/11

NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」の2020年4月10日放送では、お城の天守閣などにある鯱が話題になりました。そこでは「鯱は織田信長の安土城で初めて使用された」との説明がありました。

放送を視て「鯱」というものが「安土城」で初めて世間に現れたのかと思ったのですが、ウィキペディアにある「」には「本来は、寺院堂塔内にある厨子等を飾っていたものを織田信長が安土城天主の装飾に取り入り使用したことで普及したといわれている」と書かれています。つまり世間的には鯱が何かということは知られていたものの、屋根を飾るために使ったのは信長は初めてだったという事なのでしょう。信長死後に建てられた城でも鯱が使われ続けていくことになるようですが、そもそも鯱が(屋根を飾っていなかったとしても)世間で知られていたか否かは、大きな問題になるのではないかと思います。

鯱は信長が安土城天守の屋根を飾る前から、厨子等を飾っていたということです。したがって安土城が焼け落ちたとしても、その後に建てられた城において「鯱がどういうものなのかは常識としてわかっていた」ので、鯱が何かということで迷うことはなかったと思われます。

ところが鯱が信長の独創で、その姿は安土城以外で見ることができないとしたら、どうなっていたでしょうか。安土城は焼失してしまったのですから、鯱を自分の城の天守に飾ろうとしても、その姿は想像するしかないわけです。現代社会のように写真があるわけではないし、正確な図面が残っている訳でもないでしょう。簡単なスケッチ程度は残っていたかもしれませんが、それで信長の安土城と同じような鯱が再現できるかどうかは、難しいところだと思います。「鯱」といいつつ、似ても似つかない代物が出来上がる可能性が高いだろうと思います。

2020/04/06

FreeBSD上のMaximaで出力するPDFのフォントを変更する方法

FreeBSD/amd64でMaximaを使い、グラフの出力先としてPDFにした場合、フォントを変更する方法を備忘の為に書いておきます。ちなみにバージョンは、FreeBSD/amd64が12.1-RELEASE-p3で、Maximaは5.43.0です。

plot2d()でグラフを描くだけなら、次のようになります。
plot2d(x^2, [x,-5,5]);

この出力先をPDFにするなら、次のように出力先を指定します。
plot2d(x^2, [x,-5,5], [pdf_file, "./graph.pdf"]);

このままだとフォントが汚いので、綺麗なフォントを使う方法を調べてみました。うまくいっているのですが、指定を簡潔にする方法がないか今後調べようと思っています。ここで指定したフォント名は、fc-listを実行して得られた結果を利用しています。その出力は以下のようになりました。
*snip*
/usr/local/share/fonts/TTF/luxisri.ttf: Luxi Sans:style=Oblique
/usr/local/share/fonts/TTF/luxirr.ttf: Luxi Serif:style=Regular
/usr/local/share/fonts/TTF/luximb.ttf: Luxi Mono:style=Bold
/usr/local/share/fonts/TTF/luxirri.ttf: Luxi Serif:style=Oblique
*snip*

どのフォントを利用するかは今後検討することにして、フォントを指定するとplot2d()は次のようになりました。
plot2d(x^2, [x,-5,5], [pdf_file, "./graph.pdf"], [gnuplot_pdf_term_command, "set term pdfcairo color solid lw 3 size 17.2 cm, 12.9 cm font \"Luxi Serif,20\""]);

ここで確認したのは、綺麗なフォントを利用できるようになったということだけなので、それ以外の指定は見直したいと思っています。

2020/04/02

Windows10で「タスクパーにピン留めする」としたアプリでエラーが出るので「クイック起動」にした

Windows10では、「クイック起動」が廃止されたそうです。それまで利用していた訳ではないので、廃止されても気になりませんでした。その代わり(かどうか不明ですが)にWindows10では「タスクバーにピン留めする」ことが出来るようになっています。よく使うアプリケーションは、タスクバーにピン留めしておくと便利なので、この機能を利用するようにしていました。

ところが去年くらいからピン留めされているアプリケーションをクリックすると以下のようなエラーが出るようになりました。
このファイルには、この操作を実行するように関連付けられたアプリがありません。アプリをインストールするか、または既にインストールされている場合は、既定のアプリの設定ページで関連付けを作成してください。

このエラーが出るのは、そのアプリケーションが起動していない場合に限るようで、既に動いていればエラーは出ません。

同様の問題を抱えている人は多いようで、Webでは類似した質問を見つけることが出来ます(例えば「Windows10 Pro 64bitでChromeをタスクバーにピン留めしている」など)。しかし解決に至らないことが殆どです。これは余談ですが、このような質問に対して回答される場合に多くみられるのが、「何を言っているのかわかりませんが、○○を試してみたらどうでしょうか」という文言です。この回答は不思議です。質問がわからないのに、解決方法を提示できるからです(政府の答弁「意味するところが必ずしも明らかではない」みたいですね)。本来ならば、質問されていることが理解できるから、それに応じて解決方法が示せるのではないでしょうか。

閑話休題。Windows10では「クイック起動」を使わずに「タスクバーにピン留め」を使うのが、本来のあり方なのかもしれません。しかしエラーで利用できないのであれば、本来も何もあってものではありません。僕個人の感覚では、日常的に極めてよく使うアプリケーションを、スタートメニューを経由するよりも素早く起動したいのです。それが「タスクバーにピン留め」で実現できるなら、それが望ましいですが、エラーで出来ないなら「クイック起動」でも構わないのです。

「タスクバーにピン留め」で出来ることと、「クイック起動」で出来ることは、全く等価という訳ではありません。微妙な使い勝手の相違がありますが、無視できる程度です。Windows10の「タスクバーにピン留め」が問題なく利用できるようになることを望んでいますが、当面は「クイック起動」でしのごうと思います。

2020/04/01

Android9のGboardで半角英数字が入力できなくなった

スマホは、半年前にガラケーから乗り換えましたが、HUAWEI nova lite 2を使っています。購入時はandoroid8でしたが、乗り換え直後にandroid9に更新しました。それはともかく、今日スマホを使っている時に半角英数字を入力しようとしたら、モードが切り替わらず、全角入力しかできません。日本語入力はGboard(バージョン:9.1.8.300404574-release-arm64-v8a)を使っています。いつもなら、全角入力→半角英字入力→半角数字入力が順番に切り替わるのに、なぜか切り替わらないのです。

Webで検索してみると「【解決】Android10でGboardのキーボードが表示されない場合の対処設定方法」という情報が見つかりました。僕はandroid9ですが、Gboardを使っているので、ここに書かれている解決手順を試してみました。

まず最初にGboardのキャッシュを消してみるという方法が書かれていました。これをやってみましたが、解決しませんでした。

次にGboardのテーマを切り替えてみるという方法が書かれていました。これを試してみたら、解決しました。文字入力モードが切り替わります。

Gboardのテーマを切り替えると問題が解決するというのが何故なのか不思議ですが、これで良しとします。