2022-04-26

OpenVMS VAXの行方

YouTubeで「OpenVMS: Netbooting a real VAX from a simulated VAXcluster」という動画を見つけました。VAXsation 4000/60でOpenVMS VAXを動作させるために、SimHを利用してVAXcluster環境を準備し、その環境を使ってVAXstationでOpenVMS VAXを立ち上げようというものです。以前に手持ちのVAXstaion 3100M76でNetBSDやOpenBSDを立ち上げるために、自宅LAN上にあるFreeBSD/i386でMOPデーモンを準備しておいて、ディスクレス環境として起動させたことがありますが、同じ発想だと思います。


SimHがあるなら、実物のVAXマシンは要らないとも言えるかもしれません。しかし本物のVAXが手元にあるのは、悪くありません。今日のパソコンに比べれば、CPUは遅いし、メモリは少ないし、ディスクも少ない上に動作音が大きく、いいことなしと感じる気にもなります。


VAXstationでOpenVMSを動作させたいのですが、HPが提供していたOpenVMS hobbyist licenseを止めてしまいましたし、VSIはVAXを扱う気がないようですので、ライセンスが入手できません。世界中には、もしかするとVAX/VMSかOpenVMS VAXで動作しているシステムが生き残っているかもしれませんが、VAXを諦めてx86に移行してもらうか、VMSを諦めて他のOSに移植してもらうのが、ビジネス的な正解なのでしょう。


そのような発想は理解できるとしても、過去に一世を風靡したVAXやVMSを今後に生き残らせる道はないものかとも思います。comp.os.vmsで繰り返し議論が蒸し返されていますが、噛み合っていないように見えます。


OpenVMS VAXが生き返る方法が見つかる日が来ることを待ち望んでいます。

Windows 10 21H2は何時来るんだろう

Windows 10 21H2は昨年リリースされましたが、提供される範囲をコントロールしながら提供されてきたと言われています。しかし「「Windows 10 バージョン 21H2」の提供制限は解除、広範な展開へ移行」によれば、2022年4月15日以降は制限は無くなったそうです。それから10日ほど経ちましたが、「設定」の「Windows Update」を確認しても、未だに「Windows 10、バージョン 21H2 の機能更新プログラム」の案内が現れません。


21H2には顕著な機能拡張は無いようですので急いで更新したい訳でもありません。しかし21H2のサポート期間が2023年6月13日までとなっていますし、21H1は2022年12月13日までなので、できることなら早めに21H2にしておきたいところです。

2022-04-21

LaTeXのListingsパッケージでlinerangeを指定する方法

文章を作成する場合にLaTeXを利用することがあります。過去には、ASCIIから出ていた「UNIX magazine」の記事を参考に、ASCII pTeXを見よう見まねで使ってみたことはありますが、あまり長続きしませんでした。10年ほど前からは、Microsoft Officeを持っていないこともあって、TeXLiveを利用して文章を作成するようにしています。TeXLiveを使うと、TeX関連のパッケージが全て揃うので便利ですが、利用しているのは極僅かにすぎません。

シェルスクリプトなどを文中に取り込む際にListingパッケージを使うことがあります。最新のTeXLive 2022を利用しているので、Listingパッケージも最新の1.8d 2020-03-24だと思います。

このパッケージにはlinerangeというオプションがあり、取り込もうとするファイルの中から指定された行の間だけを出力できるようです。しかし正しく機能していないようです。Webを検索してみたら「LaTeX Listings.styのlinerange」という情報を見つけました。この記事を参考にして小細工したら思ったような結果を得たので、それほど網羅的な調査をした訳ではありませんが、この記事の書かれた2014年と状況が変わっていないように見えます。

TeXは完全に利用者サイドで、ロジックの誤りを修正できるスキルは持ち合わせていません。問題は認識できても、どこから手を付けたら良いのか、右も左もわからないのですが、これを機会に問題解決の技術を学んでみるのも面白そうです。

2022-04-18

単語カードとして使えるスマホアプリ

2022年4月から放送大学で「初歩のロシア語('22)」を受講し、ついでにNHKの「まいにちロシア語」も聴いています。キリル文字には慣れてきましたが、これからは単語を覚えていく必要があるでしょう。


伝統的な外国語学習であれば単語カードを作るところだと思いますが、単語カード作成は勧められないという意見もあります。その理由として、単語カードを作るのが大変なので三日坊主になりがちであるとか、自分で単語カードを作るぐらいなら市販の単語集を買えば良いなどがあげられます。そのような意見も理解できますが、市販の単語集に掲載されている語の中で覚えられないものを抜き出したいとか、そもそも市販の単語集が見当たらないという事もあるでしょう。


スマホで何かアプリがないか探してみたら「フラッシュカードアプリのおすすめ7選|暗記に役立つ便利な無料アプリとは?」という情報を見つけました。その情報でも指摘していますが、「フラッシュカードアプリの選び方1. 自分で問題を作れるか確認して選ぶ」という点が重要です。あらかじめ組み込まれた単語しか出てこないのであれば、別にスマホアプリでなくてもよいわけです。また単語のような短いものだけではなく、長めの例文も扱えることが望ましいと思います。さらに、キリル文字とかハングルなどが文字化けしないことも大切です。


かなり多くのスマホアプリが存在するようなので、選択に困るのですが、「FlashCard」を選んでみました。機能的にはシンプルで、「【分散学習アプリ④解説 】「FlashCard」お母ちゃんでもササッと簡単に使いこなせた!画像で徹底解説」では、他のアプリと比較しても優位性がないと指摘されています。しかしながら、別途用意したテキストファイルから単語などをインポートするのは簡単ですし、機能が盛りだくさんなら良いというものでもないので、僕個人的には、このアプリをつかっていこうと考えています。

2022-04-13

ロシア語格変化の区別

2022年4月から放送大学で「初歩のロシア語('22)」を受講しています。これを中心にロシア語を学ぶつもりですが、参考のためにNHKの「まいにちロシア語」も聴こうと思っています。さらに、『パスポート初級露和辞典』と『入門者および初級者のためのロシア語文法ハンドブック』を購入しました。 


ロシア語はキリル文字なので、ラテン文字が使われる多言語と比べると、キリル文字の字形と発音そのものが初めて目にするため、それに慣れるのが第一歩になると思います。キリル文字に慣れないと辞書を引くのにも差し支えるでしょう。ロシア語の文法事項も、「初歩のロシア語('22)」の中で順々に解説されていくと思うので、それを待てばよいのですが、辞書や文法書を先走って下見しているところです。


ロシア語は格変化が複雑だと言われます。『ロシア語文法ハンドブック』では「30 男性名詞の規則変化」でA型からF型に分類して説明しています。『初級露和辞典』付録の「格変化の仕組み(名詞・形容詞)」では硬変化、軟変化A~C、混合変化A~Dのように区分して解説されています。何故文法用語に違いがあるのでしょうか。それぞれの分類は、互いにどのように関連するのでしょうか。


Webを検索したら「ロシア語の名詞の格変化について教えて下さい!」という情報を見つけました。その回答に「正直に言って、名詞の格変化パターンの分類方法は教科書や文法書によって色々で これと決まった分類名があるワケじゃないようです」とありました。


格変化パターンの分類が色々あるのは、そういうものだと理解しますが、初学者には互いの関係を理解するのに躓きそうです。その関係が難なく理解できるようになったら、もはや初学者の域を脱していると思います。

2022-04-07

「えきねっと」なのか「Club J-WEST」なのかわからない怪しいメールが来ました

2022年3月7日付のWeb記事「「これ詐欺だったの?」──「えきねっと」をかたるメール、手口の巧妙さが話題に “自動退会処理”に注意」によると、「えきねっと」を騙るメールが出回っているようです。このようなメールは私のところにも以前から届いています(Amazonとかメルカリなどを騙る怪しいメールももちろん来ています)が、そのようなメールは相手にしません。


最近届いたメールは、サブジェクトが「【重要 JR西日本:Club J-WEST】確認された情報」とあり、いかにもJR西日本のメールであるかのように装っています。ところが本文には「日頃より「えきねっと」をご利用いただきありがとうございます。」と書かれています。JR西日本かと思ったら、JR東日本なのかと「あきれる」のですが、フィッシングメール定番表現である「えきねっと自動退会処理」について説明されて、フィッシングサイトに誘導する仕掛けになっています。


 フィッシングメールを誰がどのように生成しているのか知りませんが、もしかしたら何らかの自動化ツールが存在するのかもしません。そうだとしたら、JR東とJR西を混在し、えきねっととClub J-WESTを取り違えるのはツールのバグではないかという気がしなくもありません。

2022-04-05

遠山顕の いつでも!英会話入門

NHK出版から「遠山顕のいつでも!英会話入門」が発売されています。これは2022年春号とのことで、今後も季刊として出版されていくようです。NHKラジオで「ラジオ英会話」を聴いていましたが、2018年度から講師が変わってしまいました。しかし「遠山顕の英会話楽習」が始まったので、こちらに乗り換えたのですが、2021年10月末で終了してしまいました。今度は乗り換え先が無く、残念におもっていましたが、2022年度から「遠山顕のいつでも!英会話入門」が登場してホッとしています。


ラジオでの放送はありませんが、従来の「ラジオ英会話」や「遠山顕の英会話楽習」と同じようなスタイルで構成されていて、懐かしく感じます。別途ダウンロードした音声を使うので、学習ペースは個人に任されますが、週二日程度だと考えればよさそうです。 

2022-04-01

FACOM

国鉄やJRにおいて最長片道ルートを求める際、時刻表を睨んで頭を捻るのではなく、計算機を使用して求めようとする方法があります。昭和50年頃に発表されたものをみると、FACOMを使用する例が目立つのは、偶然でしょうか。


数理解析研究所講究録 263巻(1976年)に掲載されている「長い片道切符について」 (東大 理 平野 照比古)には「使用言語はFORTRANで使用計算機はFACOM 270-20(LOAD/ADD 4.8μs)での時間である。」と書かれています。


旅 通巻641号(1980年)に掲載されている「コンピュータで一筆書き」(愛媛大学工学部教授 西 泰英)では実行環境の記載はありませんが、「コンピュータのプリントアウト」という写真が掲載されており、そこには「FACOM BOS/VS   FORTAN S」という文字が読み取れます。


当時を思えば、FORTRANを使うのは理解できますが、両者ともFACOMなのは意外でした。その頃の大学で利用できたコンピュータ環境がどのようなものだったのかわかりませんが、ミニコンピュータとしてHITACとかTOSBACPDP-11も存在したと思うのに、FACOMが使われる事例が多いのは、シェアが高かったのだろうかと思います。