2017/06/30

桃栗三年柿八年とは言うけれど

2015年の秋にホームセンターで買った柿の苗を植えました。いろいろな種類の柿の苗を売っていましたが、どれを選ぼうか迷いました。結局「太秋柿」という大玉の実が生るものにしました。幸いなことに根付いてくれたようです。

2016年の秋は、何も実りませんでした。

柿の実が生るまで8年もかかるとすると当分先になるなぁと思っていましたが、ふと見ると小さな実がついています。

どんな実になるんだろう。今年の秋が楽しみです。

2017/06/15

Windows VistaからNetBSD/i386へ

昨年夏からdynabook SS SX/15Aに入っているWindows VistaをNetBSD/i386に移行するための準備をおこなってきました。内蔵HDDに入っているVistaを壊さないようにするため、USB接続の外付けHDDを利用して調査を進めてきました。今年4月にはVistaのサポートが終了したので、いよいよ内蔵HDDのOSを入れ替えなければならなくなりましたが、まとまった時間が確保できず移行作業を始めることができませんでした。

最近になって移行作業に着手しましたが、いきなりトラブルに見舞われ、先行きが危ぶまれました。解決できてしまえば簡単な問題ではあるのですが、トラブルが発生した時点では深刻な問題に見えてしまいます。次々に問題が発生し決して順調だったとは言えませんが 、なんとか内蔵HDDにNetBSD/i386 + MATEの環境を入れることができました。もうWindows Vistaを使うことは無く、今後はNetBSDを利用していくつもりです。

この移行作業を計画し始めた当初は、外付けHDDを使っていろいろと調査をしても、最終的な移行作業では内蔵HDDにゼロから環境を構築していく目論見でした。しかし移行のための調査をしていく中で、インストールしたアプリケーションや各種設定などの手間を考えると、素から環境を整えるのは二度手間になるし、相当手間がかかるのが見えてきました。

そこで外付けHDDに作った環境を内蔵HDDに複写して利用することにしました。

まず内蔵HDDにNetBSDを入れて起動できるか確認しました。この時にはNetBSD/i386 7.1のCD-Rを利用しました。このときに移行しやすいようにパーティションを切っておきました。

外付けHDDから内蔵HDDへの複写にはdumpとrestoreを利用しました。対象となるパーティションは、/、/var、/usr、/homeです。これらのパーティションに対して、次のような手順で複写をおこないました。
# newfs -O 2 /dev/wd0a
# installboot -v /dev/wd0a /usr/mdec/bootxx_ffsv2
# mount /dev/wd0a /mnt
# cd /mnt
# dump 0uaf - / | restore xf -
ルートパーティションにはブートローダを入れなければなりません。また外付けHDDはsd0であり、内蔵HDDはwd0なので、/etc/fstabを書き換えておく必要があります。

これでdynabook SS SX/15AはNetBSD/i386 + MATEとして蘇りました。

今回の調査をしていく過程でLubuntuを使ってみました。トラブルに見舞われることもなく、あっさりと利用できるようになることに驚きました。それに比べるとNetBSDで環境を整えるのは敷居が高いと感じます。それでも僕はNetBSDを使うつもりです。それは問題に直面して解決する過程こそが技術力を伸ばす良い機会になると信じるからです。

2017/06/14

NetBSD/i386の起動に成功

dynabook SS SX/15Aの内蔵HDDにインストールしてみたNetBSD/i386 7.1が起動しました。今回のインストールは起動可否を確認するための調査なので、Windows Vistaがインストールされていた状態からNetBSD/i386に移行する作業は別途必要ですが、ひとまず起動できることが確認できて安心しました。

おそらく原因はBIOS設定だと思います。BIOS設定のSYSTEM SETUP (2/2)にあるDevice Config.の設定を「Setup by OS」から「All Devices」に変更しました。

これに気付くまで、幾つか調査をおこないました。そもそもBIOS設定を変えなくてもLubuntu 16.04は動いていたので、OS側の問題ではないかと誤解していました。そこで、FreeDOS 1.1とかFreeBSD/i386 10.3などをインストールしてみたところ、いずれもOSのインストールは成功し、インストール終了時に「再起動する」というメニューを選ぶと問題なく内蔵HDDから起動するのに、電源を入れ直すと画面に何も表示されなくなってしまいました。

これはNetBSD/i386 7.1と同じ状況です。NetBSDもインストールは正常に終わるのですが、そこから再起動すれば内蔵HDDから立ち上がるのに、電源を入れ直すと画面に何も表示が出なくなるのです。

とりあえず問題が解決してホッとしました。これでようやくNetBSD/i386を内蔵HDDにインストールできそうです。

2017/06/13

Lubuntuならインストールできた

dynabook SS SX/15AにNetBSD/i386をインストールしようとして、あえなく失敗してしまいました。あまり考えにくいことですが、dynabookでは何か問題があってWindows以外のOSがインストールできないのでしょうか。それともNetBSDに何か問題があるのでしょうか。

この疑問を解決する簡単な方法は、NetBSD以外のOSをインストールしてみることです。そこでLubuntu 16.04を入れてみたところ、あっさりとインストールできてしまいました。電源を入れれば問題なく起動できます。

そういう訳で、dynabookの問題ではなく、NetBSDをインストールする手順(何かの前提)に問題がありそうです。この解決は厄介ですが、解決できさえすればNetBSDが動作するだろうと期待できるので、希望でもあります。

2017/06/09

dynabook SS SX/15AにNetBSD/i386を入れてみようとしたが失敗

Windows Vistaがインストールされていたdynabook SS SX/15AにNetBSD/i386を入れるつもりで去年から実験を繰り返してきました。Vistaのサポート期限は今年の4月で終わってしまったので、いよいよNetBSDに置き換えなけれなりません。

実験では外部に接続したUSB-HDDにNetBSDをインストールしましたが、インストールするのにいろいろ苦労しました。だから今回内蔵HDDにインストールするのも、何かとトラブりそうで、あっさりインストールできそうな気がしません。

いつまでも先送りしてはいられないので、気合を入れて、NetBSD/i386 7.1のインストールに挑戦してみました。しかし、残念ながら失敗でした。

NetBSD/i386 7.1のISOイメージをCD-Rに焼いて、USB接続の外付けドライブからブートさせてみましたが、これは問題ありませんでした。インストーラも普通に動きます。

ところがインストール中に「installboot: Old BPB too big. use -f (may invalidate filesystem)」というメッセージが出てインストーラが中断しました。困ったことになったと思いましたが、このメッセージは外付けUSB-HDDにNetBSDを入れようとした時にも出たことがあります。去年10月頃のことでしたが、その時には失敗したコマンドに「-f」オプションを追加してみたら良かったというメモが残っています。そこでインストーラからシェルに下りて、コマンドラインで同じコマンドを打ってみると、エラーにはなっていない様子です。

あらためてインストールを行ってみると、今度は途中でエラーにならず、最後までインストーラが動いてくれました。ここでは試しにインストールしてみただけなので、最小構成のインストールとしました。

いよいよ内蔵HDDからNetBSD/i386がブートしてくれるかと期待して、マシンの電源を入れたところ、画面には何も表示されずに止まってしまいました。失敗です。

何かメッセージでも出てくれれば状況が判断できるのですが、何も表示されないので何が起きているのかサッパリわかりません。

USB-HDDではNetBSD/i386が動いていたことを考えれば、何か細工をすれば動いてくれるのだと思いますが、すぐには対処方法が思い浮かびません。

幸いなことに、万が一を考えてParagon Backup & Recovery 2011を使ってWindows Vistaの状態におけるHDDのバックアップをとっておいたので、そのディスクイメージを使ってVistaの環境をリカバリーしているところです。

2017/06/05

Raspberry Piを使った「RaSCSI」というものがあるらしい

NetBSDのメーリングリストを読んでいて「RaSCSI」という存在を知りました。ラズベリーパイのGPIOを利用してSCSIデバイスのように見せかけるようです。

最近世間ではラズベリーパイが大流行していて、その多くはIoT的発想で使おうとしているものが多いようです。面白そうだと思いながらも、最近あまり耳にしなくなったArduinoのようになってしまうのだろうかと思ったり、それよりもAVRを直に使った方が楽しそうだと考えたりしていました。

1990年前後のワークステーションでは、ディスクインターフェイスはSCSIでした。その後IDEが登場し、IDEディスクをSCSIインターフェイスに見せかけるための拡張ボードが販売され、僕の自宅のワークステーションでも利用しています。しかし昨今はそのような拡張ボードが入手しにくくなり、またSCSIディスクも手に入りづらく、どうしたものかと考えていたところでした。

RaSCSIはX68000に接続するために作られたようですが、それ以外のマシンでもSCSIデバイスとして見せるだけなら使えるようです。

Raspberry PiをSCSIデバイスにする」という記事を読むと、個人的に基盤をおこしたようです。売り物ではないようですが、プロ級の仕上がりで、もし販売されたら買うのにと思わせます。

自宅にあるワークステーションに接続するHDDはSCSIを使わなければなりません。最初から内蔵されていたDEC純正RZ-23なんか、容量がたったの104Mバイトです。CD-Rよりも容量が少ないくせに、図体がでかくて、しかも音もうるさいのです。

今後SCSIデバイスはますます入手が困難になるだろと思うので、RaSCSIでも使ってみようかと考えているところです。

明治期の官報掲載の「全国鉄道発車時刻表」

明治期の官報に掲載された鉄道時刻に関する情報を調べています。『時刻表百年のあゆみ』(三宅俊彦)という本を見ると、1889年2月4日付の官報第1677号から1892年3月28日付の第2620号まで「全国鉄道発車時刻表」というものが掲載されていたと記されていました。

国立国会図書館デジタルコレクションにある官報で見てみると、確かに第1677号から「全国鉄道発車時刻表」というものが掲載されていました。それは良いのですが、この情報は官報の毎号に掲載されているのです。

第1677号は1889年2月4日付ですが、第1678号は同年2月5日付です。たった一日しか違わないので、特に新線が開通した訳でもなければ、増便したりしていないのであれば、全く同じ情報が掲載されることになります。事実、両日の情報は全く同じでした。

この調子で第2620号まで毎号に亘って「ほぼ」似たような情報が官報に掲載され続くようですが、これは一体何の意味があるんでしょう。何か大きな変化があるときだけ情報を掲載すればよいのにと思います。

Where are you from?

The Japan Times STの2017年6月2日号にはSamantha Loongさんの「Listen, look, and learn」という題のエッセイが掲載されました。そのエッセイによると、筆者が友人と食事をしていたら近くの席の男性が会話に割り込んできて「Where are you from?」と尋ねてきたのだそうです。

エッセイの中では次のような文章がありました。
As writer and photographer Taiye Selasi said in a TED Talk, when you ask an immigrant, "Where are you from?" they can hear, "Why are you here?"

英語が母語ではない場合、何か会話をしたくても何と言ったら良いのか分からない時に、自分の僅かな引き出しを開けて表題のような発言をしてしまうことがあろうかと思います。しかしそれは上に引用したような意味で受け止められてしまう恐れがあるということを、これまで知りませんでした。

コミュニケーション能力というものは、何か英語をペラペラと上っ面で話すことではないことを、肝に銘じておきたいと思います。