2020-04-23

DroidCam Wireless Webcam

COVID-19騒動の前からWebによるリモート会議をおこなっていました。しかしながらデスクトップPCにカメラやマイクがついていないので、ヘッドセット「ELECOM HS-HP21UBK」を購入し、WebCamの代用として「ManyCam」を使用していました。これで何とかなっていたのですが、時々酷くノイズが混入し、会話が成り立たなくなることもありました。何が原因なのか良く分からず、困っていました。

WebCamの環境を調査するサイトが数多くあるようですが「接続機器(マイク/スピーカー/カメラ)テスト」を使ってみました。このサイトはFirefoxでも動くように見えるのですが、Chromeで利用するのが良いようです。このサイトで確認すると、ヘッドセットのマイクから拾う音声がノイズに妨害されて聞きづらいことが分かりました。

(意外なことに)ManyCamを起動しなくても、上述した試験サイトで音声を確認でき、しかも酷いノイズが入る状況は変わりませんでした。つまりManyCamの問題ではないということです。もしかするとヘッドセットが壊れているのかもしれません。

困っていたところで、COVID-19騒動によりリモートワークが推奨されるようになり、WebCamの入手が困難となっている状況も踏まえ、スマホをWebCamの代用にするアプリが注目されるようになってきました(「PCのWEBカメラが入手困難なのでスマートフォンで代用するアプリを比較」)。スマホとPCの接続は、Wireless方式とUSB方式があり、両方可能なアプリと、一方のみであるアプリがあるようです。Wirelessの方が手軽だと思いますが、自宅LANのネットワーク状況によっては画像や音声に乱れが出るかもしれないので、USB方式が使えるアプリにしようと思います。それでも選択に困るくらいありますが「DroidCam Wireless Webcam」にしてみました。

スマホアプリはGoogle Playからインストールすれば良いのですが、Windows側で必要となるクライアントソフトウェアは公式サイトから入手する必要があります。導入手順はWebを探せば見つかりますが、記事の時期によって手順が現在とは異なっている場合があるので、臨機応変に対応する必要があります。

今回は次のような手順で導入しました。
  1. スマホ側でアプリ「DroidCam Wireless Webcam」をインストールしました。今回のバージョンはv6.7.7でした。
  2. Windows側でクライアントソフト「DroidCam Windows Client」をインストールしました。今回のバージョンはv6.2.2でした。
  3. wireless接続で利用するなら、スマホ側で指示されたIPアドレスを、Windows側クライアントで指定すれば接続開始されます。ただしエラーが起きることがありますが、何度かトライしていると繋がるようです。
  4. USB接続で利用するなら、スマホ側の設定を変える必要があります。手順はWebを検索すれば見つかると思います。僕のスマホはHUAWEI nova lite 2(ビルド番号:9.1.0.187(C800E180R1P3))です。スマホとPCをUSBケーブルで繋いで、Windows側クライアントでUSB接続を指定すれば、接続開始されます。

今回使用したのは無料版ですが、「DroidCamX Wireless Webcam Pro」という有料版(500円)もあります。もちろん有料版の方が無料版よりも機能が豊富ですが、無料版でも僕の使用目的としては十分使える感触を得ました。

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