2020-04-12

-erと-ist

英語の接尾辞に-erと-istがありますが、習慣的な使い分けはありますが、実際のところ、どう違うのでしょうか。手持ちの辞書(ウィズダム英和辞典 第4版)には、次のように説明されています。
【-er】・・・をする人、・・・を作る人、・・・の研究者
【-ist】 ・・・を行う人、・・・に巧みな人、・・・に携わる人、・・・主義者

表現の違いはありますが、同じような事を表現していると思います。

具体的に考えてみると、何かの運動競技をおこなう人の事を「プレーヤー」と呼びますが、これは「play」に「-er」が付いたものです。また「golf」に「-er」が 付けば「ゴルファー」です。その人達が、いかに究極的な成績を残したとしても、「-ist」を付けて「プレイニスト」とか「ゴルフィスト」とか呼ばれることはないでしょう。

しかしながら雑誌や新聞などに「コラム」を執筆している人は「-ist」が付いて「コラムニスト」と呼ばれます。「-er」が付いた「コラマー」なんて聞いたことがありません。

これらは、習慣的に当たり前だと思っていますが、実際のところ何故このようになっているのでしょうか。そういうものだと言ってしまえばそれまでですが、今後新規に何かが登場した場合に「-ist」と「-er」の何れをつけるべきか、どのように判断するのでしょうか。

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