2024-05-17

Firefox’s Enhanced Tracking Protection (Strict Mode) is known to cause issues on x.com

今日の午後、ツイッター(現X) を閲覧しようとしたら、表記のようなエラーが出るようになりました。確かに僕はFirefoxのセキュリティ設定を厳格にしています。この設定を緩めてみると、閲覧できることは確認しました。


Web上には「「twitter.com」から「x.com」へのリダイレクト開始 ~「Firefox」などではトラブルも」という記事が出ています。どうやらサイト側が原因のようなので、待っていれば修正されるのではないかと期待しています。

2024-05-13

スマイル0円

マクドナルドには「スマイル0円」というメニューがあります。現実の形がある商品というよりも、「裏メニュー」という扱いかと思います。しかし、僕自身は目にしたことがありませんが、店頭のメニューボードにも記載があるようなので、「裏メニュー」という訳ではないのかもしれません。


それに比べると、吉野家などで牛丼を注文したときに「つゆだく」と指定するのは、まさに「裏メニュー」でしょう。餃子の王将には「よく焼き」などの指定もあるそうで、これもまた「裏メニュー」でしょうか。

 

「スマイル0円」にしろ、「つゆだく」にしろ、「よく焼き」にしろ、これらはいずれもレシートにも印刷されるようなので、「裏メニュー」というような隠れた存在ではなく、現実には業務システムで公認された「表メニュー」のひとつではないかとも思います。

santoku,n

The Japan Times WeekendのApril 27-28, 2024号に、「The unexpected ways in which Japanese words 'make it' into English」という記事が載っていました。日本語の単語が英語の辞書に掲載されたようです。記事には「Here is a list of the 23 Japanese words that made it into the Oxford English Dictionary last month.」として、その単語が掲載されていました。

 

 リストを見ると、「donburi」とか「katsu curry」とか、こんな単語が辞書に掲載されるのかと思うものばかりでしたが、ローマ字の並びを見ても直ちにはピンとこないものがありました。それが「santoku, n」です。なんの事かと思いましたが、「三徳」のことのようです。三徳とは、肉・野菜・ 魚をひとつで済ませられる包丁のことです。こだわりのある人ならいざしらず、家庭では、肉用、野菜用、魚用と別々の包丁を用意することはないでしょう。


英米の普通の家庭で、どのような包丁を使っているのか、わかりません。レストランのような専門的な場合であれば、肉用とか野菜用とか、それぞれに専門的な包丁を使っているのかもしれませんが、こだわりのない一般家庭では、1本の包丁で全てこなしてしまうのではないでしょうか。

 

洋の東西を問わず、事情は何処でも同じじゃないかと思います。それなのに、Oxford English Dictionaryに「santoku」が載るようになったとは、やはり驚きです。

2024-05-06

【重なら】

「Amazon」から発信したと見せかけるメールのSubjectが「【重なら】お客様のお支払い方法が承認されません。」となっていました。そもそもメールのFromがアマゾンではないので、どうやらSPAMメールなのでしょう。


本文には「お支払方法に問題があり、プライム特典をご利用いただけない状況です。」とあります。「え~、それは困ったな」と思うところなのかもしれませんが、そもそも僕はAmazonプライムを利用していないのですが。

 

しかもSubjectにある「【重なら】」 って、何でしょう?日々SPAMメールが届きますが、「【重要なお知らせ】」となっているものがあります。もしかして【重要なお知らせ】を省略して「重なら」にしたんでしょうか。日本語には数々の省略語がありますが、こういう風には略さないと思います。

2024-05-05

真空管が使われていた頃の無線機の信頼性はどのくらいだったんだろう

電子機器の部品としてトランジスタが発明されたのは1947年です。それ以前からラジオや(送信もおこなう)無線機は存在していましたが、真空管が使われていたはずです。その頃の無線機の信頼性がどの程度だったのか、何か事情が分かるような資料があるのか知りませんが、あまり良くはなかったのではないかという印象があります。21世紀の今となっては、歴史的なジョークなのかもしれませんが、テレビやラジオが壊れたら「叩けば直る」と言われていました。それは実体験に基づく真理だったのかもしれません。しかし、よく考えてみると、電子部品の接触不良が、叩くことで導通するようになっただけではないかという気がします。

 

さて第二次世界大戦が勃発した際に、ドイツ戦車には無線機が装備されていたそうです。「化学者のためのエレクトロニクス講座」という記事には、次のような記述があります。

すなわち、緒戦におけるドイツ軍の華々しい勝利は必ずしも兵器の性能によるものではなく、無線の発展が可能とした新戦術によってもたらされたものとも言えるのです。


第一次世界大戦で登場した戦車は、第二次世界大戦では主力兵器として使われました。その運用方法がドイツ軍は卓越していて、無線機が搭載されていたことで相互の連携をとることが可能となり、「電撃戦」と呼ばれる成果を上げたとされています。


しかし当時の無線機の信頼性はどうだったのでしょうか。戦車は悪路も走行しますし、森林だろうが家屋だろうが、何でも構わず突っ込んでいきますから、相当振動も激しかっただろうと思います。しかも機関銃や大砲で打たれたりもしますから、無線機が壊れた通信できなくなることがあったのではないかと思います。

 

戦闘中に搭乗員が車外に身を乗り出すのは危険ですし、車中から外を見ようしても良く見えないでしょう。だからこその無線機なのですが、その無線機は真空管を使っていた筈で、信頼性が必ずしも良くなかったと思います。それは戦闘にどのような影響を及ぼしていたのでしょうか。