2020/08/25

Digital Persolal Workstation 500auのAlphaBIOSをSRMに変更

 先日VSIの「Community License Program」を申請してAlpha用のライセンスを入手しました。これを適用しようと思っているのは、自宅にあるDigital Personal Workstation 500auです。このマシンには従来「Hobbyist OpenVMS Program」として入手したライセンスを用いてOpenVMS Alpha V7.2を入れていましたが、VSI版OpenVMSに移行する必要があります。


準備作業のために久しぶりに電源を入れたら、ボタン電池が切れていたようで、AlphaBIOSが立ち上がってしまいました。このマシンはWindowsNTでも利用できるようになっておりAlphaBIOSが初期状態となるようですが、OpenVMSを利用する場合にはSRMに切り替える必要があります。もちろんSRMに切り替えておいたはずですが、バッテリ切れのために初期状態に戻ってしまったようです。


このマシンをWindowsNTで利用するならディスプレイやキーボードを取り付けておくところですが、OpenVMSとして使うならシリアルコンソールで十分です。ところがAlphaBIOSをSRMに変更しようとすると、ちょっと厄介なことになります。


数年前にも同じ作業をしたのでメモが残っていました。参考となる情報は「The OpenVMS Frequently Asked Questions (FAQ)」にある「14.3.7.3 How do I switch between AlphaBIOS/ARC and SRM consoles?」です。作業自体は、一度経験してみれば分かると思いますが、難しくありません。ただし注意すべきポイントが幾つかあります。

  1. シリアルコンソールであっても作業は可能ですが、画面表示でVT100エスケープシーケンスが多用されているので、それを解釈できる端末で作業する必要があります。僕はRloginを利用しました。
  2. 設定メニューを出すには「F2」などのファンクションキーを押す必要があるのですが、キーボードの「F2」を押しても遷移できません。前述したFAQにあるように、ファンクションキーの代替キーを入力する必要があります。例えば「F2」ならば「Ctrl-B」です。


これでAlphaBIOSからSRMに切り替わったのですが、電源を落とすと初期状態(ALphaBIOS)に戻ってしまうようです。ボタン電池の交換が必要なのでしょう。近いうちに交換しておこうと思います。

2020/08/22

イングリッド・バーグマン出演の1944年の映画「ガス燈」

2020年8月20日にNHK BSプレミアムで放送された映画「ガス燈」を録画しておいたので、視てみました。この作品から派生した「ガスライティング」という用語もあります。今日の状況と絡めて説明されることがあるので、その映画を視たいと思っていました。


作品の前半で語られてた伏線が最後に纏まり「THE END」を迎えます。後味の悪い結末にはならないだろうと思っていましたが、最後までハラハラしました。最後にポーラ(イングリッド・バーグマン)に対してブライアン(ジョゼフ・コットン)が語った言葉は未来への希望を抱かせます。現実もそうであることを願うばかりです。

2020/08/19

OpenVMS AlphaのVSI版ライセンス

VSIが発表した「VMS Software Community License Available」を入手してみたら、過去に「Hobbyist OpenVMS License」として入手してきたものと全然違いました。何か理由があるのだろうとは想像していましたが、念のためにメールで問い合わせてみました。


2020年8月18日15時前(日本時間)にメールを送信しましたが、正直言って、いつになったら返事が来るか不安でしたし、もしかすると返事が来ないかもしれないと思っていました。


ところがなんと、数時間後(日本時間の同日17時過ぎ)にはVSIの担当者から返事が届きました。VSIの公式サイトによればオフィスは米国マサチューセッツ州とスウェーデンにあるようです。いずれにしても日本時間とは昼夜逆転していると思いますが、それにもかかわらず素早く返信している事は好感がもてます。


ライセンスの構成が変わっているのは、VSI担当者からの返事によれば、HPEからOpenVMSの権利を引き継いだ時にライセンス体系の単純化が決められたからとの事です。僕も薄々そういう理由なのではないかと想像していました。


ライセンス体系が変化しているという事は、もはやHPEが提供していたような(もっと以前にはDECやCOMPAQが提供していたような)OpenVMS Alphaのライセンスは入手する術がないという事です。Hobbyist OpenVMSによるAlphaやVAXの旧バージョンのメディアを所有していますし、それをインストール出来るマシンも(AlphaもVAXも)持っていますが、ライセンスが無いので利用できないという事になります。


VSIがリリースしたOpenVMS Alphaに更新すれば、VSIのCommunity Licenseが利用できるのでしょう。VSI版OpenVMS Alphaが僕の所有している「Digital Personal WorkStation 500au」にインストールできるのか試してみようと思います。

2020/08/18

VSI版OpenVMS Alpha用のライセンスなのか?

VSIから送られてきた「OpenVMS Community License」には「ALPHA-SYSTEM」と「ALPHA-LP」という2つのPAKしか入っていませんでした。当初これは何だろうと思いましたが、Webを検索してみると2017年頃にVSIが発表した情報を見つけました。そこには次のような記述があります。

  • All OpenVMS & LP licenses included in Tiers
    • License PAKs
      • Alpha-System
      • Alpha-LP


OpenVMSが必要とするライセンスの仕組みは、DECが開発したものだと思いますが、それをCOMPAQもHPも踏襲してきていました。内部構造がどうなっているのかは知りませんが、プロダクトなどのライセンス管理単位で決められている名称が内部に組み込まれているのだと思います。その名称ごとに有効無効の管理や、有効期限の管理が行われていたのではないかと思います。


これまでHPEから入手してきた「OpenVMS Hobbyist License」では、システム関係とレイヤードプロダクト関係を合わせて112個のPAKが含まれていました。それが、たった2個のPAKにまとめられてしまっているので、おそらくVSI側の意向としては、ライセンス管理単位が細かすぎて不必要に手間がかかっていると感じていたのではないでしょうか。それをまとめてしまう気持ちは分からなくもありませんが、DECやCOMPAQがリリースしていたOpenVMS Alphaとの互換性が失われてしまっているのは否めないのではないでしょうか。


DEC/COMPAQ/HP時代のOpenVMSの内部にはライセンス管理名称として「ALPHA-SYSTEM」や「ALPHA-LP」は入っていないだろうと思います。昔は「OPENVMS-ALPHA-USER」とか「DW-MOTIF-UI-JAPANESE」などのように、細かく細かくライセンス名称が分かれていたので、このようなライセンス名称しか認識しないのではないかと思います。そうなると、VSIから入手した「OpenVMS Community License」を入れても認識されず、有効期限を過ぎたら「ライセンスが無効です」というようなエラーが出てしまう気がします。


VSIがリリースしたOpenVMS Alphaを使えば問題ないのだろうと思いますが、それは避けたいと考えています。なんとかならないだろうかと、とりあえずVSIに問い合わせのメールを送ってみました。返事がくるかどうかわかりませんし、たとえ返事が来たとしても、昔流儀のPAKを発行してくれることになるかもわかりません。


どういう結末を迎えるのか不明ですが、できることを探っていこうと思います。

2020/08/17

VSIからPAKが届いた、しかし・・・

VSIから2020年7月28日付で「VMS Software Community License Available」が発表されたので、2020年7月31日に「Community License Program」でPAKを申し込みました。ところが2週間ほど経っても音沙汰がなかったので、催促しようかと思っていました。


comp.os.vmsの「VSI Community License Program Update」を見ると、PAKが届いている人が現れ始めているようなので、僕のところにもそろそろ届くかもしれないと待っていたら、メール(送信日時:Sat, 15 Aug 2020 11:15:01 +0000)が届きました。

Hello Kazumi,

Thank you for your OpenVMS Community License application.

*snip*

Please click the following link to download the license PAK: 


ようやく連絡がきて安心しました。しかしダウンロードしたPAKがなんだか変です。


ダウンロードしたファイルはZIPで圧縮されています。その中にはコマンドプロシージャが入っているのは、OpenVMSなら、そういうものだろうと納得できます。しかしライセンスが「ALPHA-SYSTEM」と「ALPHA-LP」の2つだけしかありませんが、これで良いのでしょうか?これまでHPEから「OPENVMS HOBBYIST LICENSE REGISTRATION」として届いていたPAKには、以下に示すように、112種類のライセンスがありました。

$! PAKs(112) listed below include:

$!   ACMS, ACMS-REM, ACMS-RT, ACMSXP-DEV, ACMSXP-RT, ADA, ADA-PDO, ADAO-PDO, 

(以下略)


OpenVMSのライセンス管理の仕組みが不明ですが、VSIが送ってきた2つのライセンスで、HPEが発行した112のライセンスを代替できるものなのでしょうか。


もうひとつ不審なのが、有効期限が「/TERMINATION_DATE=14-JUL-2021」となっている点です。「/AUTHORIZATION=1-VSI-20200716-00021」のような情報もありますし、僕が申請した日付である2020年7月31日よりも前に準備していたファイルを間違って送ってきたのだろうかという疑いを持ちます。


問い合わせてみるのがよいかもしれません。


2020/08/14

「全粒粉」を「ぜんりゅうふん」とも読むのは何故?

 ウィキペディアで「小麦粉」を引くと、各種類の読み方が次のように書かれています。

  • 強力粉(きょうりきこ)
  • 中力粉(ちゅうりきこ)
  • 薄力粉(はくりきこ)
  • 浮き粉(うきこ)
  • 全粒粉(ぜんりゅうこ、ぜんりゅうふん)
  • グラハム粉(ぐらはむこ)
  • セモリナ粉(せもりなこ)


ここで「粉」を多くは「こ」と読みますが、「全粒粉」だけは「粉」を「ふん」とも読むようです。何故なのでしょう?


熟語には「重箱読み」とか「湯桶読み」のように、音読みや訓読みで統一されていない例外的な読み方があります。それが関係しているのかとも思いましたが、「グラハム粉」や「セモリナ粉」のように外来語と組み合わされている場合でも「粉」が「こ」と読まれていることを考えれば、読み方の問題ではないような気がします。


「全粒粉」の読み方も「ぜんりゅうこ」だけで良さそうなのに、何故「ぜんりゅうふん」も許容するのでしょうか。読み方が二通りあると誤解されることがあるので、厄介です。例えば「ぜんりゅうこ(全粒粉)の・・・」のような発言をすると、「『ぜんりゅうこ』って何ですか。もしかして『ぜんりゅうふん』の事を言っているんでしょうか。」のような対応をされる場合があるのです。

2020/08/08

VSIからライセンスが届かない

 VSIのサイトから申請した「OpenVMS Community License」が未だに送られてきません。何か申請に不手際でもあったのかと思い、再申請した方が良いのだろうかとも考えています。


comp.os.vmsの「The VSI Hobbyist program is Live!」の中にある2020年8月2日23時47分42秒の投稿には、次のように書かれています。

I got my verification link email at 12:08PM CDT on Tuesday, 28-JUL-2020 and nothing since then. So roughly 3.5 business days waiting so far. If it's a manual vetting of applications, they may have gotten quite a few to sift through

これを投稿した後でライセンスが届いたのか否かは不明です。


少なくともライセンスが届いてないのは僕だけではないようなので、もう少し待ってみようかと思います。しかしVSIのある米国にはお盆休みはないでしょうから、あと1週間くらい待っても何も応答がないようなら再申請しようと思います。

都心上空ルート

 

2020/08/02

梅雨が明けた

2020年の梅雨は例年よりも雨が多くなりました。全国各地で大雨により洪水などの災害が発生していますが、自宅の近所では幸いにも被害はありませんでした。しかし7月中は曇り空の日が多く、晴れ間は殆ど見られませんでした。気温も、梅雨寒という程ではありませんでしたが、夏前にしては肌寒く、「異常気象」だったと言えるでしょう。

ところが8月に入ると、6月末から見られなかった晴れ間が広がり、梅雨も明けました。そういえば蝉の声も聞こえないと思っていましたが、だんだん騒がしく鳴き始めたようです。

台風も発生しているようですし、夏らしくなってきました。酷暑は勘弁してほしいという気持ちもありますが、夏は暑い方が自然の営みとしては理に適っている筈です。

2020/08/01

VSIが「Community License Program」をリリースした

2020年7月末にHPEの「OpenVMS Hobbyist Registration」からPAKを申請しましたが、予想していたように、今のところPAKは送られてきていません。前回申請したPAKの有効期限が今年の年末まであるので、慌てることはないのですが、それが有効期限を過ぎてしまったら、どうしたら良いだろうかと考えていました。

comp.os.vmsを見たら「The VSI Hobbyist program is Live!」という記事が投稿されていました。VSIのサイトを確認したところ、2020年7月28日付で「VMS Software Community License Available」と発表されています。

申請フォームから必要事項を入力して送信してみました。ところがウィンドウが開いて何やら盛んにクルクル回っていますが、30分ほど待っても何も進みません。サーバが混んでいるかもしれないと思い、ひとまず画面を閉じました。これは2020年7月31日の午前7時頃です。VSIのサーバが何処にあるのか不明ですが、もしBoston近郊にあるとしたら、それは米国東部標準時間では前日の夕方くらいですから、ネットワークが混んでいる時間帯だったのかもしれません。

あらためて2020年7月31日の午後7時頃に申請してみたら、今朝は何も出てこなかった例のウィンドウに「申請を受け付けた」というような意味のメッセージが表示されました。やはりネットワークが混んでいたということなのでしょうか。

VSIがPAKを発行するために内部で何をしているのかわかりませんが、2020年8月1日夕方時点では、まだPAKは到着していません。HPEでも数日かかったことはあったので、週明けまでは待ってみますが、早く来て欲しいと祈っています。