OpenVMSは、DECを買収したCOMPAQが、さらにHPと合併したことにより、HPEが権利を保有していました。しかしHPEにとって今後も開発をしていく気はないらしく、数年前にVSI(VMS Software, Inc.)に権利を渡してしまいました。そのVSIが2020年4月22日に「OpenVMS Community License Program」を提供するつもりがあることを発表しました。
It will be called the “OpenVMS Community License Program”, and we are currently in the process of working out all the details, which will be available well before the end of the HPE Hobbyist license program.このようなアナウンスが出たことはcomp.os.vmsの「OpenVMS Community License Program」で知りました。
詳細は検討中とのことなので、正式に発表されてみないと安心はできませんが、ちょっとホッとしました。提供アーキテクチャにはVAXが含まれているのか(僕はVAXstation3100を何台か所有しているので、気になります)とか、 ライセンス料金はどうなるのだろう(現在HPEから提供されているOpenVMS Hobbyist license programは無料です)とか、いろいろと気になるところがあります。今後の動向を注視していこうと思います。
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