2026-09-10

FreeBSDにおいてディスプレイマネージャのパッケージは共存できない

Let's note CF-SV8RDCVSに様々なディスプレイマネージャをパッケージからインストールしてみました。最初はKDEと親和性が高いSDDM、次にGNOMEのお友達のGDM、それからLightDMなどです。全て「pkg install」でインストールしました。その時に画面をよく見ていなかったのが悪いと言われれば、その通りなのですが、これらのディスプレイマネージャは、共存できないようです。つまり、他のディスプレイマネージャをインストールしようとすると、既にインストールされているディスプレイマネージャは、自動的に削除されてしまいます。

 

ディスプレイマネージャを使うには、/etc/rc.confに「lightdm_enable="YES"」のような設定が必要です。昔はエディタで手書きしていましたが、今は「sysrc」というコマンドを使うのが推奨されているようです。

 

複数のディスプレイマネージャを入れると、/etc/rc.confに「sddm_enable="NO"」とか「lightdm_enable="YES"」のような設定が残ります。複数のディスプレイマネージャを「YES」にするのは、さすがにマズいと思いますが、どれか一つだけを「YES」にして、残りを「NO」にするのは、問題ないと思います。それでは、「YES」と「NO」を切り替えながら、複数のディスプレイマネージャを切り替えて使えるのかというと、どうも違うようです。つまり、そのYESやNOの設定とは無関係に、最後に「pkg install」したディスプレイマネージャ以外は、削除されているからです。

 

もしSDDMをインストールし、「sddm_enable="YES"」としたとします。次にLightDMをインストールし、「lightdm_enable="YES"」として、忘れずに「sddm_enable="NO"」とします。さて、再度SDDMを使う場合は、どうなるでしょうか。「sddm_enable="YES"」とするだけではダメなのです。何故ならSDDMのパッケージは、LightDMをインストールした際に削除されているからです。あらためてSDDMをインストールし直さなければなりません。

 

KDEやXfceのようなデスクトップ環境は、複数インストールしておいて、切り替えて使用できます。しかしSDDMやLightDMのようなディスプレイマネージャは、複数インストールできませんので、切り替えてるつもりなら、そのたびにインストールが必要です。

 

ディスプレイマネージャもデスクトップ環境のように、複数インストールして、切り替えて使用できても良いような気もしますが、できない「仕様」のようです。ちょっと混乱して、勘違いしてしまいました。 

KDE、GNOMEに次いで、Xfce

Let's note CF-SV8RDCVSにインストールしたFreeBSD/amd64 15.1-RELEASE環境で、KDE、GNOMEに次いでXfceを入れてみました。導入手順は、これまでと同様で、『FreeBSD Handbook』の「8.2.3. XFCE」に従いました。GNOMEでは手順通りでは動作しなくて苦労しましたが、Xfceはあっさり動作しました。

 

これまで、KDEやGNOMEをインストールしてきたので、Xfceのプログラムメニューには、KDEやGNOMEのアプリケーションも出現しています。しかも、KDEでは、note-jpやfcitx5-anthyなどの日本語環境を整えておいたので、Xfceでも日本語環境が引き継がれています。そういうものなのでしょうか。デスクトップ環境を入れるたびに、個別に日本語環境を設定する必要があると思い込んでいたので、何もしなくて済んで有難いことです。

 

ディスプレイマネージャはLightDMです。これまでインストールしたKDEやGNOMEを選ぶこともできます。その日の気分でディスプレイ環境を切り替えられるというのも、予想外なので、驚きです。 

2026-09-09

FreeBSD 15.1のGNOMEではGDMではなくLightDMが無難

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD 15.1-RELEASEをインストールしました。X.orgを使ってデスクトップ環境としてGNOMEを入れてみました。GNOMEを使えるようにはなりましたが、GDMではなく、LightDMが必要でした。

 

FreeBSD公式サイトにある『FreeBSD Handbook』の「8.2.2. GNOME」に従って作業しました。とても簡単で、KDEの時と同様かと思いましたが、一筋縄ではいきませんでした。

  1. 再起動したら、GDMの画面に切り替わりません。しかも「gdm[53250]: GLib-GIO: g_dbus_proxy_new_for_bus_sync: assertion 'g_variant_is_object_path (object_path)' failed」という不穏なメッセージがでています。
  2. Geminiに相談すると、追加作業が必要でした。
    1. /etc/fstabに「fdesc /dev/fd fdescfs rw 0 0」を書いておきます。
    2. /etc/rc.confに追加するため「sysrc avahi_daemon_enable="YES"」を実行しました。
  3. これで再起動したら、GDMは動きましたが、パスワードを入力しても無反応になってしまいます。
  4. いったんGDMを無効にして、startxでGNOMEが動くか確認してみると、問題ないことがわかりました。
  5. FreeBSD 15.1でGDMが動かないと判断し、GDMを止めて、LightDMに変更しました。

 

LightDMならば、ログインに問題はなく、GNOMEも動作しました。GNOMEは、先日のKDEとは大きくことなり、画面操作の感覚がつかめません。しかも、気のせいかもしれませんが、KDEよりも重い気がします。当初は、KDE同様、日本語環境の設定などをしてみようと思っていましたが、意気消沈しました。KDEに続いてGNOMEを入れた目的は、Let's noteに様々な環境を構築してみて、気に入った構成を探すためです。その一環としてGNOMEを入れましたが、候補からは外そうと思います。

 

次は、『FreeBSD Handbook』でGNOMEの次に記述されているXFCEを試そうと思います。 

2026-09-08

KDE Plasmaと組み合わせるデスクトップマネージャ

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールし、デスクトップ環境にはKDE Plasmaを使いました。GUIのログイン画面をデスクトップマネージャと呼ぶようですが、KDEではSDDMを使います。デスクトップ環境とデスクトップマネージャは一心同体のように見えますが、本当に問題ないかどうか不確かですが、基本的に両者は独立していることになっています。つまりデスクトップ環境はKDEでも、デスクトップマネージャをSDDM以外にすることができることになっています。

 

いろいろなデスクトップマネージャを試してみましたが、結果として成功しませんでした。仕方ないのでSDDMに戻そうとしたら、あろうことかSDDMも動作しなくなってしまいました。どこかのログにエラーメッセージが出ているかもしれないので、それを手掛かりに復旧しても良いのですが、KDEの代わりにGNOMEを試そうかと考えています。

 

FreeBSDでデスクトップマネージャを切り替えるには、基本的にpkgからインストールし、起動するデスクトップマネージャを/etc/rc.confで有効化します。デスクトップマネージャによっては、他のファイルにも設定する場合があります。これが基本作業ですが、試したデスクトップマネージャは、次のとおりです。

  • GDM
  • LightDM
  • LXDM
  • XDM

 

うまくいかなかった状況は様々です。GDMは、エラーメッセージがでて、そもそも起動しませんでした。LXDMは、pkgにありませんでした。LightDMとXDMは、ログイン画面は出たのですが、ユーザ名とパスワードを入力してもデスクトップ環境に遷移せず、ログイン画面に戻ってしまいます。

 

ちょっと試してみて駄目だったので直ぐに諦めましたが、ログなどを参照して解決できるのかもしれません。 

 

2026-09-07

FreeBSD/amd64の電力設定を見直す

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールしました。X.orgでKDE Plasma 6を入れて、日本語環境も整えました。このマシンは、dynabook SS SX/15Aの代替として使っていくつもりです。dynabookは、当初Windows Vistaでしたが、NetBSD/i386に変更しています。旧いマシンだから劣化しただけではない気がしますが、起動しているだけでもバッテリを使い切ってしまうので、ACアダプタを常時つないでいました。それに比べるとLet's noteは、バッテリがもちます。感動的です。

 

FreeBSDの電力設定を見直して、よりバッテリがもつようにしておきたいと思います。このために、以下の設定を変更しました。

  1. hw.acpi.cpu.cx_lowest=Cmax
  2. hw.pci.do_power_nodriver="1"

 

1番目の設定は、当初「hw.acpi.cpu.cx_lowest: C1」 でした。「sysctl dev.cpu.0.cx_usage」すると「dev.cpu.0.cx_usage: 100.00% 0.00% 0.00% last 71921us」のようになりました。この設定を「/etc/sysctl.conf」に加えると「hw.acpi.cpu.cx_lowest: C8」となり、cx_usageも「dev.cpu.0.cx_usage: 17.34% 67.87% 14.78% last 34861us」のようになりました。

 

2番目の設定は、当初「0」でした。Geminiのアドバイスでは、「1」が推奨されるとのことなので、「/boot/loader.conf」に設定を追加しました。

 

これらの設定を見直したことで、より長くバッテリがもつと良いのですが。 

2026-09-05

FreeBSD 15.1&KDE Plasma 6では、何も設定を追加せずにLet's note CF-SV8RDCVSのSDカードリーダを使えた

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールしました。それからX11でKDE Plasma 6を入れ、日本語設定なども済ませました。ここまでは、一般的なインストールに過ぎません。Let's noteにはSDカードリーダが内蔵されているので、これを使ってみます。

 

まず最初にGeminiに相談してみました。すると設定方法を指南してくれたのですが、結局は何も追加設定することなく、SDカードが利用可能でした。まずpciconfでは、次のように認識されています。

sdhci_pci0@pci0:58:0:0: class=0x080501 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x1217 device=0x8520 subvendor=0x1217 subdevice=0x0002
    vendor     = 'O2 Micro, Inc.'
    device     = 'OZ777 SD/MMC Card Reader Controller'
    class      = base peripheral
    subclass   = SD host controller

特に設定することもなくSDカードを挿入すると、勝手にマウントしてくれました。dmesgでは、次のメッセージが残っています。

mmc0: <MMC/SD bus> on sdhci_pci0
mmcsd0: 2GB <SD 00000 1.0 SN 75792127 MFG 11/2010 by 27 SM> at mmc0 50.0MHz/4bit/65535-block

もうちょっと何かすることがあると予想していたので、いい意味で裏切られました。

 

2026-09-04

FreeBSD 15.1ではLet's note CF-SV8RDCVSの円形タッチパッドの特徴を活かせない

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD 15.1-RELEASEをインストールしました。このままでは、デスクトップ環境も日本語環境もありません。そこでX.org、KDE Plasma  6、fcitx5-anthy、noto-jpなどを入れて、ひととおり環境を整えました。ここまででならば、一般的なインストールにすぎません。せっかくLet's noteを使っているので、その特徴的な円形タッチパッドを有効にしてみようと考えました。

 

結論からいうと、駄目でした。

 

そもそもタッチパッドがうまく認識できていないのです。「Let’s Note CF-SZ5 のタッチパッドクルクル OK。」には「一番最後が model Generic PS/2 mouse か model Synaptics Touchpad の違いです。」とあるように、どう認識されているかが重要です。Geminiに助けてもらいながら、いろいろと試してみたのですが、うまくいきませんでした。Geminiに言わせれば、OSレベルで認識できていないので、KDEだろうがGNOMEだろうが、たぶん駄目だろうとのことです。

 

FreeBSD 15.1は、すべてのLet's noteにおいて円形タッチパッドを使えないのか、たまたまCF-SV8RDCVSが駄目なのかは不明です。当面は円形タッチパッドとして鑑賞するにとどめますが、ゆくゆくは機能するようになって欲しいと思います。