2026-01-28

Windows11のメディアプレイヤーでCD情報が表示されないのはspecificationなのかundocumented featureなのか

2025年12月初め頃から、Windows11のメディアプレイヤーにおいてCD情報が表示されなくなっているという報告がありました。Microsoftからは公式アナウンスが出ていないようなので、偶々何かの調子が悪いだけなのか判断できませんでした。2026年に入ってからは、Web上に次のような情報があります。あいかわらずMicrosoftから公式発表がないので、憶測でしかありません。

 

なぜMicrosoftが公式に何も発表しないのかわかりませんが、そもそも「仕様」だったのだろうかという疑問をもちます。MicrosoftがWindowsを開発するにあたり、社内的には何らかの仕様書が存在する(はずだと思いますが、さすがに)のでしょうけれども、それが外部に伝わることはありません。私自身としては、Microsoft Windowsの一人のユーザとして、「Windows仕様書」というものは、これまでに見たことがありません。「ウィンドウズの使い方」のような文書なら見たことがありますが、それは「仕様書」というほどのものではなくて、「このような使い方がありますよ」という簡単な説明でしかありません。

 

メディアプレイヤーを使うとCD情報が表示されるということは、昔から気付いていましたが、それが「仕様に基づく」のか「偶々そうなっているだけ(実は何かのバグ?)」なのか、はっきりした説明を受けたことはありません。暗黙のうちに、CD情報が表示されるのが「仕様ではないか」と思い込んでいただけなのかもしれません。むしろ「undocumented feature」だったのかもしれません。

 

「仕様」だったのであれば、Microsoftに対して正式に説明を求めることができるとおもいます。しかし「undocumented feature」なのであれば、Microsoftに問い合わせても「そのような挙動が過去にあったとしても、メディアプレイヤーの機能の一部ではありません」と回答されて終わりになってしまうでしょう。

 

遥か昔にTK-85で8085を学んでいたころ、16x16のマトリクスで示されている命令一覧において、空白(未定義)となっているところにも、面白い動作をする「未定義命令」が隠してありました。しかし正式な命令として仕様書に記載されていたわけではありませんから、正式に問い合わせても(そんなことをした経験はありませんが)、正式に「知りません」と回答されるのがオチでしょう。

 

閑話休題。メディアプレイヤーが、今後もCD情報を表示しないのか、突然復旧するのか、皆目見当もつきません。僕個人の対策としては、Apple iTunesをインストールすることにしました。Windows10の頃には使用していましたが、Windows11に移行するにあたり不要かと考えていました。手持ちの音楽CDをメディアプレイヤーで再生できないわけではありませんが、CD情報が出ないのは、多少気になります。そのためだけにiTunesを利用するつもりです。 

 

 

2026-01-24

findコマンドのオプション「-newerXY」

U*IXでは、BSD系でもLinux系でも、階層的なディレクトリ構造を辿ってファイルを見つけるには、findコマンドを使うのが標準的です。もっともオプションの指定方法が独特なので、昔から使い慣れているオプション以外は、よく知りませんでした。それでも、今まで特に困ったこともなかったのですが、これまで使ったことのない便利なオプションが(何時の間にやら)追加されていたことを知りました。

コマンド実行時点を基準に、指定した日付よりも以前とか以後のファイルを見つけるには、オプション「-mtime」を使えばよいと思っていました。また指定されたファイルを基準に、それよりも新しいファイルを見つけるには、オプション「-newer」を使えばよいと思っていました。これだけでも不自由はないのですが、オプション「-newer」では基準となるファイルを用意しておく必要があるので、もっと便利な方法がないだろうかと思っていました。

 

Webを検索したら、オプション「-newerXY」というものがあるようです。これは何だろうと調べてみたら、いくつか記事が見つかりました。

 

このオプションは昔は無かったと思うので、いつの間にか追加されたのだと思います。これを使えば、オプション「-newer」のようにファイルを用意しておかなくても、特定の日時を基準にしてファイルを見つけられるようになります。素晴らしい。

 

findに限らず、よく利用しているコマンドにおいては、使い慣れたオプション以外に何があるのか改めて確認したりすることがありません。もしかすると便利なオプションが増えているかもしれないので、ちゃんとマニュアルを確認しておく必要があると思いました。

2026-01-15

NHKラジオに「Enjoy Simple English」という英語教育番組があり、数年前から聴いています。テキストも購入しています。2025年10月から2026年3月までの放送は、2021年度上半期の再放送です。

 

2025年1月15日放送は、「Marie the Scientist」というシリーズにおける「Why Do People Die?」という内容でした。この冒頭は、次のように始まります。

Narration (Marie): Dear Diary, Today, Ms. Sato, our homeroom teacher, didn't come to school. So Mr. Fujita taught our class. Haruto asked Mr. Fujita ...

Haruto: Do you know where Ms. Sato is?

Mr. Fujita: She had some bad news. Her mother died last night.  

 

この部分は、学級担任の佐藤先生の代わりに藤田先生が現れたので、ハルトが「佐藤先生は、どうしたんですか?」と聞いているところです。このような状況は、学校に限らず、何処ででもあると思います。

 

ただし、ここで気になるのが「Do you know where Ms. Sato is?」という英語表現です。直訳すれば「佐藤先生が何処に居るか、知っていますか?」となるでしょう。意訳すれば「どうして来ないんですか?」とかなるところでしょう。

 

以前にも紹介したことがありますが、Japan Timesの週刊ST(2012年4月6日号)の連載「English across Cultures」(青山学院大学名誉教授 本名信行)の中に、次のような記述があります。

一つの例を挙げましょう。ある会合に、出席する予定だった人が来ていなかったとします。後日、その人に尋ねるとき、日本人は「私はあの会合に行きましたが、あなたはどうして来なかったのですか」と言います。これを英語にすると "I went to the meeting. Why didn't you come?" となります。ところが、ネイティブスピーカーは、こういう状況では、"I was there. Where were you?" というような言い方をします。同じ状況を、ネイティブスピーカーは動きではなく、存在としてとらえるのです。

 

これはまさに、上述した会話と同じ状況です。日本語でも英語でも、発想は「何某は何故居ないのか?」であったとしても、言葉で表現すると、日英で異なってしまうようなのです。この事実は、日本人が英語を学ぶ際に引っかかるところだと思います。日本人の表現を英語に直訳しても、それが英語圏で通じないということはないでしょう。しかし英語圏の表現の仕方を踏まえて英語で表現すれば、よりスムースな会話になると思います。

 

英語を勉強する中で、このような日英の表現の違いというものは、気にしなければならない必須事項ではないと思いますが、注意を払っておく方が良いのではないかと、私自身は考えています。本件に限らず、日英の表現の違いがあると思いますので、英語に接する際には注意してみていこうと思います。

2026-01-13

JRE POINT IDとJRE IDは違う

JR西日本がSMART ICOCAのサービス終了をアナウンスしており、代替となるサービスを検討しています。いまのところ候補となっているのは、JR西日本の「モバイルICOCA」か、JR東日本の「モバイルSuica」です。どちらでも構わないのですが、まずはモバイルSuicaを試してみようと思います。

 

まず最初に、スマホが対応しているのかを確認しておきます。僕が使っているのは「Redmi Note 10T」です。これは「モバイルSuica・PASMO対応機種一覧掲載.pdf」に掲載されていますので、大丈夫です。

 

これまでは「おサイフケータイ」を使ったことがありませんでした。スマホにはアプリが入っているので、起動し、初期設定を済ませました。

 

次に「モバイルSuicaをはじめる」の手順に従い、作業します。最初にアプリをダウンロードし、それを起動します。ここで「JRE ID」へのログインが必要なのですが、気が付いてみれば些細なことだったのに、大きく躓いてしまいました。既にIDを持っているならログインするのですが、ログインしようとすると「IDかパスワードが間違っている」というエラーになります。そんなハズはないと思い、パソコン側でログインしてみましたが、問題なくログインできます。しかしスマホではログインできません。入力ミスなのかと、目を皿のようにして確認しましたが、入力を間違えていないようです。

 

スマホの画面には「ログインできない場合」の情報がリンクされていました。それを辿ってみたら、「JRE IDはJRE POINT IDとは違います」という情報があり、ここで目が覚めました。僕が入力していたのは、「JRE ID」ではなく「JRE POINT ID」だったのです。

 

「JRE ID」を新規作成してもよいのですが、2026年2月には「JRE POINT」サイトでも「JRE ID」が利用可能になるようです。それまで待ってから、続きを作業しようかと考えています。 

2026-01-10

PDF24 Toolsでしおりを一括定義するためのスクリプトを試作

PDF24 Toolsを使うと、JSON形式のファイルを読み込ませることで、しおりを一括定義できることを知りました。JSON形式なので、普通のエディタで編集できるのです。しかし、しおりとして必要な情報以外に、JSON形式とするために必要な構造としなければなりません。簡単なスクリプトを組んで、JSON形式ファイルを生成してみました。ただし試作版なので、最低限のことしかできません。誰もが使えるツールという訳にはいきませんが、作業の省力化には役立ちそうです。

 

 #!/bin/sh

genJSON () {
    echo "["
    while IFS=, read x y; do
        echo "  {"
        printf '    "title":"%s",\n'     "$y"
        printf '    "dest":[%s,"Fit"]\n' "$x"
        echo "  },"
    done
    echo "]"
}


cat <<*EOF* | genJSON
3,Table of Contents
5,SPECIFICATIONS
8,MODULE FUNCTIONS
*EOF*
#[EOF]

PDFの「しおり」を一括登録したい

PDFのページに与えられている「しおり」を編集する方法を模索しています。Windows11にはPDFgear 2.1.12というアプリを入れてあり、しおり編集機能があります。しかし、既存のしおりを「一括削除」できないようなので、一つずつ削除するのは大変です。何とかならないかと思って調べてみました。

 

PDF24 Toolsというオンラインで完結するツール群があるようです。この中にある「PDFのブックマークを編集」を使えば、一括削除できそうです。

 

これで一件落着と思ったのですが、しおりをJSONファイルに保存したり、指定したJSONファイルに従ってしおりを定義したりすることができるようでした。このJSONファイルの形式が、PDFのしおり編集として一般的に使われているのか、PDF24 Tools独自なのかはわかりません。しかしJSON形式は、普通のエディタで編集できますので、手作業でしおりを追加していくよりも便利ではないかと思います。

 

意外なきっかけで、面白いツールに巡り合いました。 

TW5のdaysオペレータの挙動を類推する

TW5のdaysオペレータの挙動を、記事「Days Operator and Examples (documentation addition)」や「Filter tiddlers by date: today and in the past」を熟読したり、TW5上で実際の動作を確認したりして、類推してみました。

  • デフォルトではフィールド「modified」を対象とするが、サフィックスで任意のフィールドを指定できる。
  • 日付は、「Date Fields」に記されているように、「YYYYMMDDHHMMSSCCC」という17桁の数字列で表現される。
  • 日時は、ローカルタイムではなく、UTCとして扱われる。
  • days[N]は、N日後以前のTiddlerを得る。
  • !days[N]は、N日後以降のTiddlerを得る。
  • days[-N]は、N日前以降のTiddlerを得る。
  • !days[-N]は、N日前以前のTiddlerを得る。
  • days[0]は、今日だけのTiddlerを得る。
  • !days[0]は、今日以外のTiddlerを得る。

 

このような挙動だとすると、今日以降の一週間以内のTiddlerを得るには「!days[1]days[6]」のように指定するのではないかと思います。ただし境界となる日を含むか否かを考えれば、Nの指定は別の値になるかもしれません。

 

daysオペレータは手強いと思いますが、なんとかなりそうな感触が得られたので、TWCからTW5に以降する作業を進められそうです。