2026-10-30

OpenBSD/amd64 8.0のLibreOffice Calcではcwmがショートカットキー「Alt-Return」を横取りする

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを利用しています。cwmだけだと寂しいので、tint2、jgmenu、rofi、conkyなどを追加しました。日本語変換は、Fcitx-Anthyです。このような環境でLibreOffice Calcを使うと、Windows11のCalcでショートカットキー「Alt-Return」が機能しないことに気づきました。まだcwmを使い始めたばかりなので、挙動になれていないのですが、Calcのウィンドウ消えてしまうのです。

 

最初はCalcのバグで落ちたのか思いました。実はそうではなく、隠れた状態になっているだけでした。落ちたのではないので安心しましたが、ショートカットが機能しないのは何とかして解決したいと思います。ウィンドウを表示したり隠したりするのはcwmの役割ですから、多分「Alt-Return」に割り当てられているcwm機能が存在するのでしょう。

 

CWM(1)を確認したところ「M-Return Hide current window.」という記述を見つけました。「M-」というのは「Alt」のことです。やはりcwmがショートカットキー「Alt-Return」を横取りしていたようです。cwmのキー設定を変えれば解決すると思います。どのように変更するのかは、これから考えようと思います。

OpenBSD/amd64 8.0のLibreOffice Calcではショートカットキー「Shift-Ctrl-;」が機能しない

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを利用しています。cwmだけだと寂しいので、tint2、jgmenu、rofi、conkyなどを追加しました。日本語変換は、Fcitx-Anthyです。このような環境でLibreOffice Calcを使うと、Windows11のCalcでショートカットキー「Shift-Ctrl-;」に反応しないことに気づきました。このショートカットは、セルに現在時刻をいれるものなのですが、セルを挿入するためのウィンドウが開いてしまいます。

 

ネットを検索して情報を探してみると「Calc - 現在の日付のショートカットキーの問題 - 解決済み」が見つかりました。そこでは解決策として、つぎのように記されています。

そこで、ショートカットキー Shift+Ctrl+: を追加したところ、期待通りに動作するようになりました。ツール > カスタマイズ > キーボード (「Calc」を選択) を開き、Shift+Ctrl+; まで移動します。Shift+Ctrl+; に「現在時刻の挿入」が割り当てられているはずです。Shift+Ctrl+: でも同様に設定してください。Shift+Ctrl+: を選択し、「機能」>「割り当て」で「現在時刻の挿入」を選択します。  

 

この解決策を試してみたのですが、うまくいきませんでした。何とか解決したいと考えてみると、上述した解決策が想定しているキーボードレイアウトと、私が使っているキーボードレイアウトが違うのが原因ではないかと閃きました。どういうことかと言うと、上述した解決策では、英語キーボードのように「;」と「:」が同一キーに割り当てられており、シフトキーで切り替える環境なのでしょう。一方で私は日本語キーボードですから「;」と同一キーにありシフトキーで切り替えるのは「+」です。

 

要するに、Calcのショートカットキー「Shift-Ctrl-;」というのが「Ctrl」+「Shift-;」 として解釈されたのだと思います。英語キーボードでは、「Shift-;」とは「:」です。しかし日本語キーボードでは、「Shift-;」とは「+」なのです。だから上述を解決策「Shift+Ctrl+: でも同様に設定してください」を「Shift+Ctrl++ でも同様に設定してください」と読み替える必要があるのです。この設定を追加したら、無事に解決しました。

OpenBSD/amd64 8.0のLibreOffice CalcではFcitx5がショートカットキー「Ctrl-;」を横取りする

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを利用しています。cwmだけだと寂しいので、tint2、jgmenu、rofi、conkyなどを追加しました。日本語変換は、Fcitx-Anthyです。このような環境でLibreOffice Calcを使うと、Windows11のCalcでショートカットキー「Ctrl-;」に反応しないことに気づきました。このショートカットは、セルに現在日をいれるものなのですが、「クリップボードが云々」というウィンドウが開いてしまいます。


ショートカットに反応して表示されるウィンドウを出しているのが誰なのか突き止める必要があります。可能性のあるのは、cwm、Fcitx-Anthyです。tint2、jgmenu、rofi、conkyの可能性がないとは断言できませんが、可能性は低そうです。ためしに、xterm上でショートカットキー「Ctrl-;」を押すと、同じようなウィンドウが開きました。さらにcwm起動時にFcitxを起動しないようにしたら、xtermでショートカットキーを入力しても、ウィンドウが開きませんでした。これで原因はFcitxに確定です。


Geminiに相談してみると、Fcitxでショートカットキー「Ctrl-;」を定義しているのは、クリップボードアドオンだそうです。Fcitxの構成ツールで確認すると、確かにそうでした。原因は特定できたので、これをどのように対処するかを考えてみると、2つの方法があります。どちらを選ぶか、今後考えてみようと思います。

  1. Fcitxのクリップボードアドオンは、必須機能ではないので、削除してしまう。
  2. Fcitxのクリップボードアドオンを利用することを前提に、ショートカットキーを変更する。 

 

OpenBSD/amd64 8.0のLibreOffice Calcでは環境変数「LC_CTYPE」を設定しておく必要がある

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを利用しています。cwmだけだと寂しいので、tint2、jgmenu、rofi、conkyなどを追加しました。日本語変換は、Fcitx-Anthyです。このような環境でLibreOffice Calcを使うと、Windows11のCalcで作成したファイルの日付表示が変わってしまうことに気づきました。

 

具体的には、Windows11のCalcでは「2026/10/30」のように表示されていたものが、「10/30/2026」となってしまうのです。なぜか日付の表示形式が英語環境になっています。しかし環境変数「LANG=ja_JP.UTF-8」と設定していますし、Calcの中でFcitx-Anthyによる日本語変換に問題はありません。

 

LibreOffice Calcを起動するには、/usr/local/bin/scalcを実行します。これはsofficeへのシンボリックリンクになっており、実体はシェルスクリプトです。中を確認してみると、環境変数「LC_CTYPE」が設定されていない場合には「LC_CTYPE=en_US.UTF-8」を設定するロジックになっていました。

 

環境変数「LANG」は設定済みですが、「LC_CTYPE」は未定義でした。そこで「LC_CTYPE=$LANG」と設定したら、日付の表示形式が「年/月/日」になってくれました。

2026-10-28

OpenBSDのcwmにtint2/jgmenu/rofi/conkyを追加

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを使っています。Microsoft Windowsや各デスクトップ環境を見慣れた目には、cwmはとてもシンプルです。このまま使うと侘びしいので、コンポーネントを追加することにしました。調べてみると、tint2やjgmenuを追加することが多いようです。antiXを参考にしつつ、tint2/jgmenu/rofi/conkyを追加することにしました。

 

cwmもそうですが、tint2なども初めて使うので、勝手がよくわかりません。またOpenBSD版がセキュリティを強化していることで、不可解な挙動を示す場合に備えて、Arch Linuxを検証環境として用意することにしました。

 

各コンポーネントの設定は多岐にわたり、どのように設定するかは直ちには決まりませんが、動かすだけならすぐにできそうです。とりあえず、動かしてみて、少しずつ設定を見直していくことにしました。

  1. ~/.xsessionでcwmを起動する前に、tint2とconkyを起動させておきます。
  2. jgmenuは、tint2のランチャーとして指定しておきます。
  3. rofiは、~/.cwmrcの中でキー定義しておいて、起動させることにしました。

 

いろいろなコンポーネントを使いしたので、素のままのcwmよりは、多少見栄えがよくなりました。これから使ってみて、設定を見直していこうと思います。 

2026-10-25

検証環境としてのArch Linux

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0でcwmを使っています。cwmだけではシンプル過ぎて侘びしいので、tint2、rofi、jgmenu、conkyなどを入れてみようと考えています。さらにGTK系やQt系アプリケーションの設定とか、Fcitx5の設定用アプリケーションもあります。これらを動かしてみると、動きが妙だと思うことがあります。具体的には、画面が崩れるとか、ボタンを押しても反応がないとかです。これらが、そういうものなのか、OpenBSDであるが故に挙動が変なのか判断しようがありません。

 

そこで挙動を検証する環境を用意することにしました。VirtualBox上にLinuxディストリビューションの何かを入れて検証環境にしようと思います。ディストロは何でも良いのですが、Geminiに相談したらArch Linuxを勧められました。これを使うのは初めてです。インストール方法も独特で若干戸惑いましたが、慣れていないだけで、それほど難しいわけではありません。


これで検証環境が用意できたので、OpenBSDの動作が怪しい場合、Arch Linux上の動作と比べてみようと考えています。

 

2026-10-22

OpenBSD 7.9を8.0に更新

2026年10月20日にOpenBSD 8.0がリリースされました。これまで7.9を利用していましたので、8.0に更新しようと思いますが、OpenBSDで更新作業をおこなうのは初めてです。公式サイトに参考資料「Upgrade Guide: 7.9 to 8.0 」があるので、その手順に従いました。


手順は、簡単でした。

  1. doas sysupgrade
  2. doas sysmerge
  3. doas pkg_add -u


最初の「sysupgrade」を実行している最中に、再起動が2回おこなわれます。まずインストール用ファイルをダウンロードし、インストールする前に再起動されます。起動したら、ダウンロードされているファイルをインストールし、また再起動します。起動してきたところで、最終処理をおこない、OpenBSD 8.0になっています。

 

2番目の手順は「必要ならば」おこなうとのことです。実行する要否をどのように判断するのか分かりませんでしたが、実行してみました。一つのファイルだけ、マージできていなかったようなので、処理しておきました。

 

最後にインストール済のパッケージを更新します。インストールしたパッケージが増えると、ここの処理時間は長くなりそうです。

 

これまでFreeBSDやNetBSDではバージョンアップをした経験がありますが、OpenBSDでは未経験でした。更新中に再起動したとしても、立ち上がってきてから勝手に処理が継続されるので、ユーザ・フレンドリーと感じました。