2026-11-07

tint2やjgmenuなどと組み合わせるためのcwmの設定

tint2やjgmenuなどと組み合わせる目的でcwmを設定してみました。設定するためには、具体的には~/.cwmrcを編集します。デフォルトの設定はCWM(1)に記述されています。cwmは、他のアプリケーションと組み合わせず、必要な機能を網羅しています。しかしtint2やjgmenuなどと組み合わせることを考えると、必要のない機能がcwmには含まれていますから、それらを無効にしておこうと思います。

 

アプリケーション制御に関する機能としては、以下のキーバインドを無効にしました。

  • C-slash    Search for applications. 

 

ウィンドウ制御に関する機能としては、以下のキーバインドやマウスバインドを無効にしました。

  • M-Return    Hide current window.
  • M-slash    Search for windows.
  • CM-n    Label current window.
  • M-grave    Cycle through currently visible windows of the same window class.
  • MS-grave    Reverse cycle through currently visible windows of the same window class.
  • M-question    Spawn “exec program” dialog.
  • M-M3    Lower current window.
  • CMS-M3    Hide current window.

 

ウィンドウサイズを変更する機能「window-resize」は、Metaキーを押しながら第2マウスボタンを押すという設定になっています。しかしノートパソコンの場合、第2マウスボタンというのは左右マウスボタンを同時に押すことで実現されているので、使いにくいのです。そこで「bind-mouse M-3 window-resize」という設定を加えておきました。

 

OpenBSD/amd64 cwmとtint2/jgmenu/rofi/conkyとの役割分担

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを使っています。著名なデスクトップ環境に比べると超シンプルですので、tint2/jgmenu/rofi/conkyを使ってマイデスクトップ環境を構成しようと考えています。

 

cwm自体もそうですが、追加しようとしている各々も、主目的こそ異なるものの、互いに類似した機能を有しています。例えば、cwm自体にもコマンドを起動する機能を持っており、jgmenuやrofiを使わなくても構わないのです。またtint2にはマシンの情報を表示する機能を入れることができるので、conkyを使わなくても構わないのです。機能が重複しているのであれば、不必要と判断することも可能だとは思います。しかしcwm+tint2/jgmenu/rofi/conkyでマイデスクトップ環境を構成するという方針は崩さないつもりですので、 重複する機能を何が分担するのかを、考えておきたいと思っています。

 

  1. cwmではコマンド実行とかアプリケーションメニュー機能は使わず、jgmenuとrofiに任せる。
  2. tint2ではマシン情報を表示させる機能は使わず、conkyに任せる。
  3. tint2では仮想デスクトップにかかわる機能は使わず、cwmに任せる。

 

 別個に開発されたアプリケーションを組み合わせると、思ってもみないような動作に遭遇することもあります。それは必ずしも不具合とは限りません。個別に利用する分には問題なくても、組み合わせて利用すると問題がでることはありえます。既存のデスクトップ環境を利用するなら、こういう心配は不要なはずです。それでも組み合わせてマイデスクトップ環境を構成することの楽しさはあると思っています。

2026-11-04

『超ひも理論』(14歳からのニュートン超絵解本)

近所の書店で『超ひも理論』を見かけたので購入してみました。シリーズ「14歳からのニュートン超絵解本」の一冊なので、易しく書かれていて、とても読みやすく分かりやすい内容でした。

 

現代物理学の話題が出てくると「超ひも理論」に言及されることがありますが、「つまり何なのか?」が理解できていませんでした。物理学にはニュートン力学における重力、電磁気学で学ぶ電磁気力の他に、「強い力」と「弱い力」があり、これらを統一して理解するために「力の統一理論」を追い求めて研究を続けているそうです。また物理学では、古典的なニュートン力学の他に、量子論とかアインシュタインで有名な相対性理論が登場します。他にも様々なキーワードが出てくるのです。素人にとっては、それらのキーワードが互いにどういう関係なのか分からないので、「つまり何なのか?」という疑問が拭えないのです。

 

本書は、「超ひも理論」の入門書よりも、もっと手前にある概説書です。ある程度を学んでいる人からすれば、知っている話題ばかりかもしれません。しかし右も左もわからない者にとってみれば、全体像を知るための見取り図として役立つと思います。

2026-10-30

OpenBSD/amd64 8.0のLibreOffice Calcではcwmがショートカットキー「Alt-Return」を横取りする

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを利用しています。cwmだけだと寂しいので、tint2、jgmenu、rofi、conkyなどを追加しました。日本語変換は、Fcitx-Anthyです。このような環境でLibreOffice Calcを使うと、Windows11のCalcでショートカットキー「Alt-Return」が機能しないことに気づきました。まだcwmを使い始めたばかりなので、挙動になれていないのですが、Calcのウィンドウ消えてしまうのです。

 

最初はCalcのバグで落ちたのか思いました。実はそうではなく、隠れた状態になっているだけでした。落ちたのではないので安心しましたが、ショートカットが機能しないのは何とかして解決したいと思います。ウィンドウを表示したり隠したりするのはcwmの役割ですから、多分「Alt-Return」に割り当てられているcwm機能が存在するのでしょう。

 

CWM(1)を確認したところ「M-Return Hide current window.」という記述を見つけました。「M-」というのは「Alt」のことです。やはりcwmがショートカットキー「Alt-Return」を横取りしていたようです。cwmのキー設定を変えれば解決すると思います。どのように変更するのかは、これから考えようと思います。

OpenBSD/amd64 8.0のLibreOffice Calcではショートカットキー「Shift-Ctrl-;」が機能しない

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを利用しています。cwmだけだと寂しいので、tint2、jgmenu、rofi、conkyなどを追加しました。日本語変換は、Fcitx-Anthyです。このような環境でLibreOffice Calcを使うと、Windows11のCalcでショートカットキー「Shift-Ctrl-;」に反応しないことに気づきました。このショートカットは、セルに現在時刻をいれるものなのですが、セルを挿入するためのウィンドウが開いてしまいます。

 

ネットを検索して情報を探してみると「Calc - 現在の日付のショートカットキーの問題 - 解決済み」が見つかりました。そこでは解決策として、つぎのように記されています。

そこで、ショートカットキー Shift+Ctrl+: を追加したところ、期待通りに動作するようになりました。ツール > カスタマイズ > キーボード (「Calc」を選択) を開き、Shift+Ctrl+; まで移動します。Shift+Ctrl+; に「現在時刻の挿入」が割り当てられているはずです。Shift+Ctrl+: でも同様に設定してください。Shift+Ctrl+: を選択し、「機能」>「割り当て」で「現在時刻の挿入」を選択します。  

 

この解決策を試してみたのですが、うまくいきませんでした。何とか解決したいと考えてみると、上述した解決策が想定しているキーボードレイアウトと、私が使っているキーボードレイアウトが違うのが原因ではないかと閃きました。どういうことかと言うと、上述した解決策では、英語キーボードのように「;」と「:」が同一キーに割り当てられており、シフトキーで切り替える環境なのでしょう。一方で私は日本語キーボードですから「;」と同一キーにありシフトキーで切り替えるのは「+」です。

 

要するに、Calcのショートカットキー「Shift-Ctrl-;」というのが「Ctrl」+「Shift-;」 として解釈されたのだと思います。英語キーボードでは、「Shift-;」とは「:」です。しかし日本語キーボードでは、「Shift-;」とは「+」なのです。だから上述を解決策「Shift+Ctrl+: でも同様に設定してください」を「Shift+Ctrl++ でも同様に設定してください」と読み替える必要があるのです。この設定を追加したら、無事に解決しました。

OpenBSD/amd64 8.0のLibreOffice CalcではFcitx5がショートカットキー「Ctrl-;」を横取りする

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを利用しています。cwmだけだと寂しいので、tint2、jgmenu、rofi、conkyなどを追加しました。日本語変換は、Fcitx-Anthyです。このような環境でLibreOffice Calcを使うと、Windows11のCalcでショートカットキー「Ctrl-;」に反応しないことに気づきました。このショートカットは、セルに現在日をいれるものなのですが、「クリップボードが云々」というウィンドウが開いてしまいます。


ショートカットに反応して表示されるウィンドウを出しているのが誰なのか突き止める必要があります。可能性のあるのは、cwm、Fcitx-Anthyです。tint2、jgmenu、rofi、conkyの可能性がないとは断言できませんが、可能性は低そうです。ためしに、xterm上でショートカットキー「Ctrl-;」を押すと、同じようなウィンドウが開きました。さらにcwm起動時にFcitxを起動しないようにしたら、xtermでショートカットキーを入力しても、ウィンドウが開きませんでした。これで原因はFcitxに確定です。


Geminiに相談してみると、Fcitxでショートカットキー「Ctrl-;」を定義しているのは、クリップボードアドオンだそうです。Fcitxの構成ツールで確認すると、確かにそうでした。原因は特定できたので、これをどのように対処するかを考えてみると、2つの方法があります。どちらを選ぶか、今後考えてみようと思います。

  1. Fcitxのクリップボードアドオンは、必須機能ではないので、削除してしまう。
  2. Fcitxのクリップボードアドオンを利用することを前提に、ショートカットキーを変更する。 

 

OpenBSD/amd64 8.0のLibreOffice Calcでは環境変数「LC_CTYPE」を設定しておく必要がある

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 8.0をインストールし、cwmを利用しています。cwmだけだと寂しいので、tint2、jgmenu、rofi、conkyなどを追加しました。日本語変換は、Fcitx-Anthyです。このような環境でLibreOffice Calcを使うと、Windows11のCalcで作成したファイルの日付表示が変わってしまうことに気づきました。

 

具体的には、Windows11のCalcでは「2026/10/30」のように表示されていたものが、「10/30/2026」となってしまうのです。なぜか日付の表示形式が英語環境になっています。しかし環境変数「LANG=ja_JP.UTF-8」と設定していますし、Calcの中でFcitx-Anthyによる日本語変換に問題はありません。

 

LibreOffice Calcを起動するには、/usr/local/bin/scalcを実行します。これはsofficeへのシンボリックリンクになっており、実体はシェルスクリプトです。中を確認してみると、環境変数「LC_CTYPE」が設定されていない場合には「LC_CTYPE=en_US.UTF-8」を設定するロジックになっていました。

 

環境変数「LANG」は設定済みですが、「LC_CTYPE」は未定義でした。そこで「LC_CTYPE=$LANG」と設定したら、日付の表示形式が「年/月/日」になってくれました。