2024-08-26

英文法における「完了形」

英語には日本語にはない概念があり、日本人が英語を学ぶときに苦労するところです。よく言われるのが「冠詞」です。英語における「a(an)」と「the」の使い分けは、日本語に相当するものがないので、英語学習で苦労します。また「単数と複数」の扱いも同様です。日本語に複数形が存在しない訳ではありませんが、英語のような厳密性はないので、やはり英語学習で苦労します。

 

「完了形」も英語学習で苦労するポイントです。日本語には「完了形」という概念がないので、テキストの表面上の見え方は、両者とも日本語では過去形になってしまいます。英文を和訳して日本語として理解する場合には、あまり問題にはならないかもしれません。しかし日本語で発想して、言いたいことを英語で表現しようとすると、「過去形」で表現したらよいのか、「現在完了形」で表現したらよいのか、難しいところです。

 

なにか参考となる情報がないかと調べてみたら「とても重要!押さえておきたい過去形と現在完了形の使い分け方」という記事を見つけました。そこに、次のようなアドバイスが書かれています。

それでは、両者をどのように使い分けていけばよいのかと言いますと、副詞などと組み合わせて覚えてしまうことが望ましいでしょう。

 

日本人の発想では、過去形と完了形を区別しないので、単純に英訳してしまうと、なかなか完了形の出番がありません。上述した記事のアドバイスのように、「副詞などと組み合わせて覚え」るとか、例文を暗記して英借文するなどの工夫をするのが、良いのではないかという気がします。

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