2024-08-15

NetBSD/i386 9.4にダウングレードしたら、LibreOfficeが動作した

まさかLibreOfficeが動かなくなるとは思わなかったので、dynabook SS SX/15AのNetBSD/i386を9.3から10.0にアップグレードしました。VirtualBOX環境を利用して調べてみたところ、理由は不明ですが、NetBSD/i386 10.0ではLibreOfficeが動かないようです。このままにしておいて、LibreOfficeが動作するまで待つという方法もありますが、何時になるかわかりません。それまで待っていられないので、NetBSD/i386 9.4にダウングレードすることにしました。

 

いままでバージョンアップしたことは何度もありますが、バージョンを下げた経験はありません。慎重に作業しようと思います。

 

バージョンアップの歳は、まず最初にカーネルだけを入れ替えてみて、起動できるか確認していました。その後、問題なさそうなら、ユーザランドをTGZファイルで入れ換えていました。今回はダウングレードなので、カーネルを先に入れ換えてしまうと、ユーザランドが新しいカーネルの機能を利用しようとしている場合に、致命的な問題を引き起こしてしまう可能性があります。そこで最初に9.4用TGZでユーザランドを入れ替えます。この時点ではカーネルは10.0になっています。ここでリブートしてみて、問題なければ、カーネルも9.4に入れ換えます。特に問題がおきることもなく、カーネルもユーザランドも9.4になってくれたようです。そしてetcupdateでファイルを置き換えます。

 

これでNetBSD/i386 9.4環境になったので、pkginでLibreOfficeとSUSEをインストールしました。試しにLibreOfficeを起動してみたところ、スプラッシュ画面が出たあとで、問題なく起動しました。そうなると、やはりNetBSD/i386 10.0には、問題の所在は不明ですが、何か問題が潜んでいるのではないかと思います。 


NetBSD/i386上でLibreOfficeが動くようになりましたが、過去の経験では、日本語を扱うには多少追加作業が必要だったはずです。どのような作業だったのか、当時の記録を確認して、設定を済ませたいと思います。

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