Windows Vistaを使っていたノートPCをNetBSD/i386に入れ換えて使っています。先日NetBSD/i386 9.3から10.0に更新しましたのですが、インストールされていたLibreOfficeが動作しなくなりました。
問題が発覚した場合には、僕のマシン環境に何か原因があるのか、いかなる環境だろうと問題が発生するのか、最初に見極めなければなりません。このためにVirtualBOXを利用して、NetBSD/i386とLibreOfficeだけをインストールしてみて、動作するか否かを確認するのが、まず最初におこなうことです。
VirtualBOX上でNetBSD/i386 10.0とLibreOfficeを入れて、動作を確認してみました。LibreOfficeのスプラッシュ画面は出るのですが、いつまで待っても、そこから先に進みません。これは僕のノートPCと同じ挙動なので、まだ断言はできませんが、NetBSD/i386 10.0とパッケージ「libreoffice6-bin」の組み合わせには、何か致命的な問題が潜んでいそうな気がします。
念のために別の環境でも試してみました。
VirtualBOX上でNetBSD/i386 9.3とLibreOfficeを入れて、動作を確認してみました。LibreOfficeのスプラッシュ画面が出たあと、すぐにLibreOffice本体が起動します。ごく当たり前の動作です。何の問題もありません。
以上を踏まえると、NetBSD/i386 10.0でLibreOfficeを利用するのは、当面は難しいのではないかと思われます。何が問題なのか突き止める必要がありますが、全く見当もつかないので、直ちに解決できる気がしません。それならば、NetBSD/i386 10.0にバージョンアップしたノートPCを、NetBSD/i386 9.3に戻すのが良いのかもしれません。
NetBSD/i386側なのか、LibreOffice側なのか、問題の原因がどちらにあるのかわかりませんが、問題が解消するまでNetBSD/i386 10.0を利用するのは控えようかと思います。
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