2024-08-14

NetBSD 10.0のLinuxエミュレーション環境でLibreOfficeが起動するようになったものの、別の問題が生じた

NetBSD/i386を9.3から10.0に更新したら、SUSE13.1を利用しているLinuxエミュレーション環境で動作するLibreOfficeが動かなくなってしまったので、調査してみました。何が問題なのか分からないので、LibreOfficeとSUSEに関するパッケージを全て削除し、関連しそうなディレクトリ「/usr/pkg/emul」 も消してから、再度LibreOfficeのパッケージを入れてみました。SUSE関連パッケージは依存関係にあるので、自動的にインストールされます。

 

そのインストール中に、次のようなメッセージが表示されました。

Do not forget to modload the compat_linux or compat_linux32 modules. Linux binaries require these in order to work. In older NetBSD versions these will be autoloaded. Edit /etc/modules.conf to load the modules automatically on boot.

 

NetBSD 9.3の時には、このような設定をしていませんでしたが、Linuxエミュレーション機能は使えていました。そこで起動した時点からLinuxエミュレーションが有効になるようにしたかったので、ファイル「/etc/modules.conf」でモジュール「compat_linux」を指定しておきました。Webには「NetBSD で Linux binary を実行する方法について」という記事もあるようです。

 

上述した設定を済ませた上でマシンを再起動したところ、LibreOfficeが動き出しました。良かった!と思ったのですが、Calc本体が使えるようになりません。GUIだとエラーが出ても分からないので、コマンドラインから/usr/pkg/opt/libreoffice6.2/program/scalcを直接実行してみました。すると、次のようなメッセージが出ていました。他のメッセージはありません。

javaldx: Could not find a Java Runtime Environment!


一難去ってまた一難というところです。

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