放送大学教養学部で受講している「英語で「道」を語る('21)」のLESSON 12は「逆説/Paradox」でした。講義の中でサマセット・モームの『人間の絆』が参照されていました。これは担当講師のひとりである斎藤兆史先生がお好きな作品なのだそうです。
講義の終了間際に、時間が若干余ったようで、もうひとりの担当講師である大橋理枝先生が斎藤先生に「卒論で『人間の絆』を扱ったそうですが、何を書いたんですか?」と質問なさっていました。斎藤先生としては、意外な質問だったようですが、柔やかに当時の経緯をお話ししていました。斎藤先生は、今は東京大学大学院教授をなさっていらっしゃいますが、学部で卒論をお書きになった当時の気持ちを聴くことができたのは、私にとっては貴重な体験となりました。
『人間の絆』は読んだことがありません。近所の図書館で所蔵しているようですので、借りて読んでみようと思います。
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