2019-03-18

dynabook SS SX 15/Aを途中まで分解

dynabook SS SX/15Aは、購入時はWindows Vista Businessが入っていましたが既にサポート期間が終了しているので、NetBSD/i386に入れ換えて使用しています。その経緯については、これまでも書いてきたとおりです。

旧いのでCPU能力は見劣りしますが、たまに持ち運んで使う分には困るということもありません。しかしHDDが劣化しているのではないかと気になっていて、できれば交換したいところですが、入手性がよくない特殊なHDDが使われているので、交換するのは諦めています。HDDを交換しないとしても、内部に埃が溜まっているのではないかと心配しており、開けて掃除したいとは考えていました。しかし問題は、開け方が分からないことでした。

 Webを検索してみると、次のような情報が見つかります。しかしながら、そこで注記されているように「コメントの指摘により気づいたのですが、私が使っているのは「dynabook SS SX/15A」ではなく「dynabook SS SX/15AE」でした」ということです。
僕が所有しているdynabook SS SX/15Aを分解した記事は見つからず、一般的な分解方法を参考にしながら、挑戦してみました。完全に裏蓋を開けることはできませんでしたが、なんとなく様子は掴めた気がします。

まず初めに、裏蓋から見えるネジを全て外してみました。機種によっては、これだけで開いてしまうものもあるようなのですが、dynabook SS SX/15Aは駄目でした。ドライバを隙間に入れて、こじ開けようとしても、まだ何かでとめられている感じです。無理をして致命的なダメージを与えてしまうと悲惨ですから、用心します。

LCDとの接続部分にもビスがあるので外してみましたが、開きませんでした。

そこで表面に戻り、ビスの在りかを探してみましたが、それらしい箇所が見つけられませんでした。諦めるしかないのか、と思いながら、キーボードの下部にある「TOSHIBA」と印刷されたプラスチック製のパネルをこじ開けてみると、その下にキーボードを固定しているビスが見えました。キーボードを固定していたビスを外し、そっとキーボードを持ち上げると、その下には固定しているビスが見えました。これを外せば良さそうです。

そこに見えているビスを外すと、裏蓋が以前よりは大きく開くようになりましたが、まだ何処かでとめられていて、完全には開きません。それでも内部は確認できるようになったので、エアジェットで内部の埃を吹き飛ばしておきました。

もっと完全に開けられれば良かったのですが、開けたところでHDDを交換できるわけでもないので、この辺りで止めておくことにします。随分前から、開け方が不明で悩んでいたのですが、すっきりしました。

2019-03-17

英作文の入り口

書店に行って英作文の棚を眺めると、いろいろな切り口の書籍が売られています。大学受験のための学参書と、英検受験や社会人向けの書籍とでは、多少方向性に違いがありますが、初心者用から上級者用まで幅広くあります。しかし自分自身が求めているものとは、どうも違う気がするのです。

例えば学参書だと、英作文と言いながら、入試問題に出題される穴埋め問題とか語順訂正問題レベルだったりします。受験対策にはなるかもしれませんが、英文を書く能力に繋がるのだろうかという疑問を感じます。

社会人向けだったりすると、(日本語で書く場合でも役立つような)論述の段落建てなどの構造を整える話題だったりします。それはそれで大切ですが、もうちょっと手前で困っている役には立ちそうもありません。

そもそも単語不足や語法不足で英文が書けないと考えているのです。また発想方法が、日本語と英語とでは、そもそも違うのではないかとも思っています。日本語で発想して、直訳的に英単語を並べても、英文っぽくはなると思いますが、本当に英文になるのかは大いに疑問です。つまらない例ですが、日本語で言うところの「お疲れ様です」を、英単語を並べて「You must be tired.」としても、英文ではないという感じでしょうか。

書いた文章をネイティブに見てもらえばよいといわれますが、そのような指導者が簡単に見つかる訳ではなく、うかつに真に受けるわけにもいかないと思います。なんとか自学自習できる方法を見つけ出したいと思います。

不動点

放送大学共用学部で4月から「微分方程式('17)」を受講する予定です。昨年4月からは「入門微分積分('16)」を受講し、既に単位取得済みではあるのですが、残念ながら理解が十分とは言えません。理解の程度を度外視すれば、恐らく「微分方程式('17)」も単位を取得できるかもしれませんが、それで何の意味があるのだろうか、と自問します。微分や積分という概念がわからないわけではありませんが、問題がスラスラ解けるというわけではないし、印刷教材に書いてあることが良く理解できたわけでもありません。というわけで、去年受講した「入門微分積分('16)」の復習をしています。

理解が不足している事項は多々あるのですが、そのひとつが「不動点」です。印刷教材の「3 単調関数・逆関数」の「課題 3.C」には「関数f(x)=x^2 - 5/4を2回合成させて動かない点を求めよ」とあります。「動かない点」というのが要するに「不動点」ということらしいのですが、関数における不動点というのが概念的にわかりません。

微分に関する書籍には「不動点」について書いてありますが、たいていは以下のような感じです。ここで引用しているのは平凡社の世界大百科事典にあった記述です。
Xを集合とし、fをXからX自身への写像とする。Xの点Pに対しf(P)=Pが成り立つならば、Pをfの不動点、または固定点という。
ここにあるようにf(P)=P(もしくはf(P)-P=0)となるように計算すれば、表面的には問題が解けます。計算のテクニックがあるとしても、計算すること自体は難しいということもありません。

しかし「f(P)-P=0となるPを固定点と呼ぶ」と言われても、「それで?」としか思いません。概念がスッキリしないのです。「不動点」というのは、いろいろと応用の効く概念らしいのです。スッキリしませんが、納得できるように考えていこうと思っています。

2019-03-10

マーズ 火星移住計画 2

ナショナルジオグラフィックチャンネルで2019年2月から「Mars 火星移住計画 2」というドラマが放送されています。2017年2月頃に放送されていた「Mars 火星移住計画」の続編です。近未来のストーリですからSF物ではありますが、只のSF作品であるだけなら、別にナショナルジオグラフィックが制作しなくても良いわけです。「人類が火星に行く」というテーマを扱う作品でありながら、現在の地球環境や資源開発との関わりを投影しているあたりが、ナショナルジオグラフィックでなければ制作できなかった特徴と言えるでしょう。

未来の火星と現在の地球における資源開発や国際情勢、さらには巨大企業との関わりを、行き来しつつストーリーが展開する視点は、とても示唆に富みます。火星で人類が暮らしていくという問題は、(現時点では「行くことが出来るだろう」という段階にすぎないので)技術的な側面に関心が集中しています。しかし「行くことが出来る」のは(今日の自動車や飛行機でも事故が避けられないように、火星に行くことのリスクはあるとしても)当たり前の時代がくれば、人間の集団による社会が成立していく中で、多様な利害が交錯していくのでしょう。それは今日の地球であろうが、未来の火星であろうが、おそらく変わらないと思います。

さらに興味深いのは、火星に移住した近未来のドラマを視ているなかで、今日の社会問題の一端に気付かされることです。本当に人類は火星に移住できるのだろうか、それは数十年後なのか、100年後なのか、それとも数百年後なのか、正確なところは分かりません。しかしそこに出来上がる社会は、今日の社会秩序や国際情勢の延長線上となるでしょう。未来の火星が桃源郷となることを夢見るのは自由ですが、今日の社会とは全く異なる世界が誕生すると考えるのは、夢物語だろうと思います。

2019-03-09

McAfeeによってFirefoxが隔離されてしまった

あるアプリケーションを使おうと思って起動したら、起動時に更新の確認がおこなわれたようで、「新しいバージョンに更新しますか?」というダイアログが出ました。ほとんど無意識に「はい」を選択したのですが、更新作業のような画面も出てこず、起動しようとしたアプリケーションの画面も出てきません。どうしたんだろうと思っているうちに、なぜか起動していたFirefoxの画面が消えてしまいました。

一瞬の出来事で、いったい何が起こったのか理解できませんでしたが、セキュリティ対策としてインストールしておいたMcAfeeが「ウィルスを検出したので云々」というメッセージが出てきました。おそらく誤検出だと思うのですが、いずれにせよ、それは更新しようとしたアプリケーションのことであって、Firefoxが何故巻き添えをくらうのでしょうか。慌ててスタートメニューからFirefoxを起動しなおそうとしましたが、既に実行ファイルが消えていて、もう立ち上がりません。

McAfeeが隔離した実行ファイルを復元すれば良かったのですが、滅多にある事ではないので、その手順がわかりません。Firefoxが消えたとしても、Edgeなどがある訳ですからWeb検索はできるはずなのですが、冷静さを失っていたせいか、Firefoxを再インストールしてしまいました。

とりあえずFirefoxは起動するようになったのですが、新規インストール扱いとなり、これまでの設定やアドオンが全て消えてしまっていました。慌てると余計に事態が悪化するといわれますが、まさにその通りになりました。

デスクトップをよく見ると、「Old Firefox Data」という謎のフォルダが出来ています。また日頃からバックアップはとるようにしていたので、そこからファイルを取り出すこともできるだろうと思いました。

気を落ち着けて、デスクトップにできた謎のフォルダについて調べてみると、これはFirefoxプロファイルフォルダーの直前の状況のコピーのようです。Webにある情報「【firefox】「Old Firefox Data」というフォルダが自動作成⇒設定がすべてリセットされてしまった時の対処、復旧方法」では、「about:support」 で表示される「トラブルシューティング情報」にある「プロファイルフォルダー」の中に全部コピーすれば復旧するとのことでした。その説明のとおりにやってみたのですが、誤操作があったのか、復旧しませんでした。

考えた挙句、Firefoxのプロファイルのあるディレクトリ「 C:\Users\FURUSAWA\AppData\Roaming\Mozilla\Firefox\Profiles」には、新しく出来たプロファイルと、以前のものと思われるプロファイルがあったので、以前のプロファイルの名前を、新しいプロファイルの名前に変更してみることにしました。これで、ひとまず以前の設定が蘇りました。

やれやれ復旧したかと思ったのですが、念のために動作を確認してみると、どうも様子が以前とは違います。どうやらアドオンが動いていないようです。アドオン情報を参照してみても、以前に追加したものがリストされていますし、「有効」になっているようなのですが、でも動いていないようです。

これを解決しなければなりませんが、力業ではありますが、いったん全て削除し、改めて追加するという方法をとりました。追加しているアドオンは3つだけですし、各アドオンの設定項目も変更なしだったので、こういう手段でもなんとかなりました。

以上の作業で、やっと元に戻ったようです。作業時間はたいしたことはありませんでしたが、冷や汗をかきました。

2019-03-08

Emacsの初期化ファイルとinit-loader.el

Emacsの環境を初期設定するファイルは、僕がEmacsを使い始めた頃は.emacsでしたが、現在は.emacs.d/init.elが使われる傾向にあるようです。過去との互換性のために以前のものでも構わないようですが、今風のファイルに移行していくようにした方が望ましいのかもしれません。

昔はNEmacsだとか、Muleとか、派生したバージョンを使うこともありましたが、今となっては本家のGNU emacsしか利用しなくなっています。ただしOSや文字コードなどの扱いには、個々の環境に合わせる必要があります。今となっては使わなくなった設定を整理し、今後のことも考えて、使いやすくしておこうと考えています。

どんなOSでEmacsを使っているかと思うと、結局は次のような環境だけでした。
  1. FreeBSD
  2. NetBSD
  3. Windows10 WSL上のUbuntu
  4. (VirtualBox上のCentOSなど)
古いEmacsのことは想定せず、最新か最新に近いEmacsで使えれば良いと思っています。ただしOSや環境に依存して、利用するアプリケーションの有無が違う可能性があるので、それに対処しておきたいとは思っています。つまり入っていないアプリケーションの設定があるが故にinit.elが止まってしまうのは困るということです。

Webを検索すれば、Emacsでinit.elを構成する話題が数多く見つかりますが、そこで言及されるものとしてinit-loader.elがあります。OSの/etc/init.dで見かけるファイル群のように、機能ごとに初期設定ファイルを分割し、ファイル名の先頭に番号を付加することで順番を制御しようとするようです。支持する人がいる反面、必要性に疑問を呈する立場も見受けられます。

いったいどのようなものか調べてみて、僕としては次のような感想を持ちました。
  1. 機能ごとに初期設定ファイルを分割するというのは悪くないと思う。
  2. 実行順序を制御するため、ファイル名に番号を付加することにも抵抗はない。
  3. 亜流が多くて、どれを使えば良いのかわからない状態なのは困る。
  4. Emacsのパッケージ制御でインストールできるようだが、標準的なパッケージのリポジトリには入っておらず、追加的なリポジトリを設定しておく必要があるのは、ちょっと困る。
  5. 環境依存の制御もできるらしいが、Mac、LinuxやWindowsの対応しかなく、BSD系OSが含まれていないのは、不満を感じる。
このように良し悪し拮抗しています。あえて使うほどのこともなさそうですが、あればあったで便利そうではあるので、ものは試し(これも経験だと思って)使ってみようかと思います。

2019-03-02

freebsd-update -r 12.0-RELEASAE upgrade

現在昔懐かしいGatewayのノートPCでFreeBSD/x86を使っています。もう20年以上も前の製品なので、CPUも旧い(Pentium III)し、メモリも少ない(300M弱)ので、化石のようなマシンです。しかしGUIを利用していないし、電源を切らずに24時間×365日運用していますが、あまり問題はありません(あくまでも「あまり」です。問題が「全くない」わけではありません。)。

いろいろとガタがきていることは確かですし、FreeBSDがバージョンアップできなくなりました。CPUがSSE2をサポートしていないのが原因のようです。 いよいよ更新の時期かもしれないと思い、ThinkPad Edge E530cを入手して、移行作業を行っています。しかし慎重に事を進めようと思っているうちに、なんと2年弱もたってしまいました。

当初インストールしたのはFreeBSD/amd64 11.1-RELEASEでしたが、既に12.0-RELEASEが出ています。GatewayのFreeBSD/x86では、SVNリポジトリから毎日ソースファイルを取得していて、時折全コンパイルして入れ換えていました。しかし今なら「freebsd-update」を使ってバイナリ更新をするのが、お手軽かもしれません。今後の練習として、バージョンアップを行ってみました。所々困った点もありましたが、ほぼ順調に更新し12.0-RELEASEになりました。2時間弱くらいで作業が済みました。

手順は次の通りです。Webの情報「FreeBSD 11.2 を FreeBSD 12.0 に更新」と『FreeBSDハンドブック』の「第17章 FreeBSD のアップデートとアップグレード」を参考にしました。
  1. freebsd-update -r 12.0-RELEASAE upgrade(17:25:25~18:14:45)
  2. freebsd-update install(18:14:55~18:15:51)
  3. リブート
  4. freebsd-update install(18:23:53~18:46:18)
  5. pkg-static upgrade -f(18:46:57~19:18:08)
  6. freebsd-update install(19:18:42~19:19:43)
更新後にハンドブックの「17.2.4 システム状態の比較」に書かれている検査を行ってみました。まだインストール直後に近い状態の筈なので、あまり変更箇所はありませんでした。ユーザやグループは追加しているので変更箇所として検出されても納得するのですが、/etc/ntp.confは何だったかなというところです。

/etc/group
/etc/hosts
/etc/master.passwd
/etc/motd
/etc/ntp.conf
/etc/passwd
/etc/pwd.db
/etc/spwd.db
/etc/sysctl.conf
順調に移行できたので良かったと思います。ただし、最初に「freebsd-update -r 12.0-RELEASE upgrade」 を実行した時に、最後に次のようなメッセージが出てきます。ここで、それぞれ対象となるファイルがmoreで出力されるのですが、あまりにも長いファイルなので、うんざりしました。いちいち確認するのを止めてしまえば良かったのでしょうが、最初なので律義に全部見ようと思ったのが間違いでした。
The following files will be removed as part of updating to 12.0-RELEASE-p3:
The following files will be added as part of updating to 12.0-RELEASE-p3:
The following files will be updated as part of updating to 12.0-RELEASE-p3: