2025-10-09

Windows11移行作業のためのTeraCopyとRoboCopy

Windows10のサポート終了が目前に迫ってきました。現在のマシンがWindows11の要件を満たしていないので、新しいマシンが必要になります。既に購入し、手元にあるのですが、移行作業をおこなう時間的な余裕がありません。近いうちに移行しようと思っていますが、その前に、移行作業の手順を確立しておきたいと考えています。

 

普段使いのアプリケーションをインストールするのは、ある意味で単純な機械的な作業です。むしろ気になっているのは、Windows10側にある%HOMEPATH%以下のファイルをWindows11側にコピーすればよいかという事です。ファイルが250GBほどあるので、場当たり的な方法でコピーすると、何十時間もかかってしまう恐れがあるのではないかと思います。

 

先月下旬にTeraCopyという高速にコピーできるツールを知ったので、これを利用しようと考えていました。初回は、コピーに6時間ほどかかりました。しかし2回目以降は、差分コピーとなるので、10分くらいで終わります。これで決まりだと思ったのですが、TeraCopyを使うと、コピー元で削除されているファイルがあっても、コピー先から削除されることはないようです。これが大きな問題となるかどうか不明ではあります。もしコピー元の方でファイル名を変えたりしていたら、コピー先には、ファイル名変更前と変更後の2つのファイルが残ってしまう恐れがあります。個人で使っているマシンですから、自分が注意すれば良いのですが、なんとかならないかとも思います。

 

いろいろと調べていると、Windowsに標準搭載されているRoboCopyが使えるかもしれないと思いつきました。オプションを指定すれば、コピー元とコピー先のファイルを揃えてくれるようです。試しに使ってみました。指定したオプションは、次のようなものです。

robocopy コピー元 コピー先 /MIR /R:0 /W:0 /LOG:robocopy.log /NP /NDL /XD AppData

 

TeraCopyによるコピーが済んでいる状態で、RoboCopyの実行が10分程度でした。TeraCopy並みの処理時間です。しかもコピー元で無くなっているファイルは、コピー先からも削除してくれます。これならTeraCopyよりも便利です。もしかすると、最初からTeraCopyを使わずに、RoboCopyだけでも良かったのかとも思いますが、TeraCopyはTeraCopyで、それなりに便利だとは思います。

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