the japan times alphaの2025年10月17日号の「This Week's OMG」には「California police couldn’t give this Waymo a ticket」が掲載されています。警察が、交通違反の車を停車させて、違反切符を切ろうとしたところ、自動運転の車だったので、違反切符を交付する相手がいなかったそうです。
記事では、自動運転の車だからドライバーがいないので、違反切符を交付する相手がいないという側面で書かれています。しかし僕が驚いたのは、自動運転の車でも、警察から停止を命じられると、それに反応して車を止めるという点です。
Webを探すと「自動運転レベル」について情報が得られます。「完全自動運転(SAE レベル5)」になると、「常にシステムが全ての運転タスクを実施」するそうですが、「全ての運転タスク」とは何かが問題になると思います。障害物を避けるとか、道路を逸れないとか、信号や交通法規に従うというのは、当然だと思います。ただし、そこに「警察から停止を命じられる」という状況が含まれているのでしょうか。もし含まれているなら、凄い技術だと感心します。
警察が停止を命じるというのは、アメリカでどうのようにしているのか知りません。しかし日本であれば、例えばパトカーから拡声器で、「前方の車は、減速して左側に停車してください」とか言うのではないでしょうか。「完全自動運転」の車は、それを聞き取り、停止を命じられていると判断し、減速して停車しなければならないわけです。これをやってのけるというのは、簡単ではないはずなのに、例の記事の車は停車したようなのですから、これは凄いことではないでしょうか。
もしかするとアメリカでは、逃走を防ぐため、停止させたい車の前に先回りし、進路を塞ぐようにして、停車を命じるのかもしれません。そうだとしても、自動運転の車が「警察から停車を命じられている」という状況を認識できなければ、前方の障害を避けようとして、車線を変更し、走行を続けるかもしれませんし、加速して走行し続けるかもしれません。これは、その車が自動運転だと気づいていない警察の側からすれば、「逃走を図っている」ように見えてしまうでしょう。下手をすれば、銃撃戦が始まってしまうかもしれません。
日本の現状は、JAFによると「SAE自動運転レベル3の「条件付自動運転車(限定領域)」まで実車化が進んでいます」だそうです。将来は日本でも、この記事のような光景が見られるのでしょうか。
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