2024-03-30

Wizardry#1でPRIESTからBISHOPにクラス変更

PC98エミュレータでWizardry#1の冒険を始めており、B2Fまで冒険を終えました。パーティーは全員レベル8になっています。ふとクラス変更できるか調べてみたら、PRIESTからBISHOPに変更できる状態になっていました。


クラス変更できるとしても、実際に変更するかどうかは別の話です。考えなければならないのは、一般論としてクラス変更することによるデメリットです。レベルや経験値が初期状態に戻ってしまいますし、年齢も上がります。もうひとつ考えておく必要があるのは、BISHOPが必要か否かです。Webを見る限りでは、BISHOPは不要と考える人がいるようです。一方でBISHOPが必要と思っている人もいるのですが、どちらが多数なのかは不明です。もっとも多数意見に左右される訳ではないので、僕自身がどうすべきなのかは、自分で答えを出さなければなりません。

 

で、PRIESTからBISHOPにクラス変更してみました。その結果、レベル1になってしまいましたし、経験値は0に戻りました。また年齢も5歳ほど上がってしまいました。その一方で、PRIESTとして覚えた呪文レベルは残っていましたので、当初は何も呪文を唱えられませんでしたが、ちょっと冒険してレベルが上がったら、すぐに以前のPRIESTと同等の呪文を唱えられるようになってくれました。またMAGEの呪文も覚え始めています。

 

BISHOPは冒険中に見つけたアイテムを識別する能力を有しているので、パーティーに居ると助かることは間違いありません。クラス変更によりBISHOPだけクラスが低いので、他と同じレベルにまで揃えようとは思いませんが、もう少しB1FやB2Fで経験を積んだら、いよいよB3Fに下りていこうと思います。

2024-03-27

1953年4月8日達225号車両称号規程

オハ35形とかスハ43形のように旧型客車が呼ばれるようになったのは、ウィキペディア「国鉄客車の車両形式」によれば、1941年11月4日達639号に依るようです。ところが、1928年5月17日達第380号の車両称号規定の方が位置づけが高いようです。

 

国立国会図書館デジタルコレクションを探してみたら、次のような資料を見つけました。

  1. 「車両称号規定の改正について」、『車両と電気』、4(6)、pp.5-6。
  2. 「車両称号規定の改正について(2)」、『車両と電気』、4(7)、pp.12-13。
  3. 「車両称号規定改正案成る」、『車輛工学』、21(11)、pp.7-10。
  4. 「車両称号規定の改正 その1」、『車輛工学』、22(1)、pp.11-13。
  5. 「車両称号規定の改正 その2」、『車輛工学』、22(4)、pp.9-12。

 

ここで、1番の資料では、冒頭に次のような事が書かれています。そこにあるとおり、1941年改定は部分的な改定であるという認識です。

4月8日に総裁達第225号で車両称号規定が改正されたが、従来の車両称号規定は昭和3年5月に制定されたもので、すでに25年を経過しており、その間何回か部分的な改正を行って来たが、年々進歩している車両の現状に適応しない点が多々見られるようになった。


1953年改定でも1941年改定でも構わないのですが、その車両称号規定がどのようなものであったのか原文を参照したいと思います。と言っても、原本が見たい訳ではありません。鉄道省なのか国鉄なのか分かりませんが、資料集とか年報のような中に付録として全文が掲載されていれば有り難いところです。上述した4番と5番の資料には、改正案として全文が掲載されているようです。そこには以下のように書かれていますが、案であったとしても、とても役立ちます。

なお本文は改正案であって、本達には字句の表現等が多少変更されるかも知れないことをお断りしておく。

旧型客車の重量記号

今日では殆ど目にすることが無くなりましたが、国鉄時代には機関車(古くは蒸気機関車でしたし、後には電気機関車などでした)に牽引される客車列車が運行されていました。これらの客車には、「オハ35」とか「スハ43」などの番号が与えられていました。ここで2文字目にある「ハ」というのは、「イロハ」で3番目ということで、「3等車」を意味します。1等車なら「イ」だし、2等車なら「ロ」です。安直なネーミングかもしれませんが、分かりやすいと思います。


それでは1文字目にある「オ」とか「ス」というのは、なんでしょうか。車体の重量を示すということは知っていましたが、何故「オ」なのか、何故「ス」なのか、詳しくは知りませんでした。つい最近になって、ウィキペディアには「国鉄客車の車両形式」という項目があるのを知り、そこで重量記号の語源が説明されていました。

  • 「オ」とは、32.5t以上37.5t未満であり、「大形(オオガタ」の「オ」に由来する(らしい)。
  • 「ス」とは、37.5t以上42.5t未満であり、「鋼鉄車(スチールカー)」の「ス」に由来するようだが、「凄く大きい」の「ス」とする説もある(ようだ)。
  • 「マ」とは、42.5t以上47.5t未満であり、「極大(マキシム)」の「マ」からきている(そうだ)。

 

これ以外の重量記号もありますが、強引なネーミングと思わなくもありません。話しが飛ぶかもしれませんが、日本史で年号を覚える際に「1192年」を「いいくに」と暗記したのを思い起こさせます。

OpenVMS AlphaはCommunity licenseからAmbassador licenseに変更

VMS Software, Incが2024年3月25日に「Updates to the Community Program」を発表しました。同様の内容がメールでも届きました。VSIがコミュニティライセンスを設けた際に期待した影響が実現しておらず、Alphaのような旧いアーキテクチャのサポートを継続するよりも、x86-64に集中したいようです。これは企業の論理として理解できなくはありません。

 

数年前にOpenVMSがHPからVSIに移管された際VAXアーキテクチャのライセンス発行が停止されたように、今回の変更により、Alphaアーキテクチャのライセンス発行の方針が切り替わりますので、将来的にはVAXのようになる可能性はあるでしょう。

 

VAXにしろAlphaにしろ、ずいぶん以前から製品が供給されなくなっていますから、OpenVMSの将来を考えればx86-64に絞った方が良いとは思います。しかしVAXやAlphaを所有している身にとって、趣味的にOpenVMSを利用したい立場としては、ライセンスが1年ごとに更新する仕組みが困りものです。これが無期限になってくれれば、将来的な不安がなくなります。

 

営利としてOpenVMSを利用していて、なおかつアーキテクチャがVAXだったりAlphaだったりする場合は、x86-64に移行するのが企業判断として望ましいと思います。そうではなく、個人が趣味として、VAXやAlphaでOpenVMSを使いたいと思ったら、以前にはHPのHobbyistライセンスがありましたが、VSIのCommunityライセンスになりVAXが取り止めとなりました。趣味として旧DECアーキテクチャのハードウェアを利用している場合、パーツが故障したとしても代替品が入手困難になりつつあるので、それ以前の問題としてライセンスが無効になってしまうのは極めて残念です。

 

要するに、「OpenVMS」を使いたいのか、「Alphaアーキテクチャ」を使いたいのかという選択です。OpenVMSを使いたい気持ちが強いならx86-64に移行するのが自然な流れとなるでしょう。Alphaアーキテクチャを使いたい気持ちが強いなら、NetBSD/alphaがあります。しかし僕自身は「OpenVMS Alpha」を使い続けていきたいと願うのです。

2024-03-23

MSFS2002をキーボードで操作する場合のコツ

今更ながらMicrosoft Flight Simulator 2002をインストールして空に飛んでみようとしているところです。このようなフライトシミュレーターを愛好する人ならば、それなりのジョイスティックを所有していて、それで操作するのかもしれません。僕はそういうものを持っていないので、キーボードで操作しなければなりません。MSFS2002はキーボードだけしか持っていなくても操作できるようになっていますが、操作するコツがよくわかりません。


MSFS2002に付属しているRod Machadoのフライト教室を順番に学んでいこうと思っていて、まず最初の「水平飛行」をやってみました。教習中の音声では「ジョイスティックを手前に引いて、ピッチを上げてください」と言っていますが、僕はジョイスティックを持っていないので、キーボードの該当するキーを押すことになります。


ここで不明なのが、キーボードの押し方です。最初は分からなかったので、そのキーを長押ししたら、機首が真上を向いてしまい一気に失速してしまいました。次は、長押しするのは止めて、チョンチョンと断続的に押してみましたが、なかなかピッチアップせず、これでは上昇できない気がします。

 

押し過ぎると失速し、押し足らないと上昇しないので、その中ほどで試行錯誤するんだと思いますが、ちょっとコツがつかめません。キーボードしか持っていない状況でMSFS2002を飛ばしている達人の教えを請いたいところですが、達人ともなるとデフォルトでジョイスティックを所有していそうな気がするので、無いものねだりなのかもしれません。

2024-03-22

オハ35「系」客車とは要するに何?

鉄道ピクトリアル別冊『国鉄形車両の記録 オハ35系客車』を買いました。資料としても役立ちそうですし、記述されている内容も詳しく、 満足しています。しかし「オハ35系客車」というのが要するに何者なのか、把握できていません。ウィキペディアの「国鉄オハ35系客車」にも以下のように書かれています。

なお、「オハ35系」の呼称は国鉄が定めた制式の系列呼称ではなく、1939年(昭和14年)に製造が開始されたスハ33650形(のちのオハ35形)と同様の車体構造をもつ制式鋼製客車を総称する、趣味的・便宜的な呼称である。


国鉄時代のブルートレインのような「系列呼称」が存在しない時代の車両をグルーピングしているらしいので、製造段階における正式な定義というものは存在していないのは仕方ないようですが、それでも何か指針となるようなものはないでしょうか。上述したような「同様の車体構造をもつ制式鋼製客車」を手掛かりにして、製造された時点における「車両簿」のようなものがあれば(内部資料でしょうから容易に参照できないかもしれませんが)なんとかなりそうな気もします。


鉄道ピクトリアル別冊『国鉄形車両の記録 スハ43系客車』というのも出ているようです。この「スハ43系」というのも「オハ35系」と同様に「系列呼称」ではないと思います。上述した別冊の37ページにある写真には「オハ35形(スハ42形編入改造車)」とのキャプションが入っており、その辺りの事情がよくわかっていない者にとっては、とても混乱します。

「自分で出せる英語の音は格段に聞きやすくなる」

The Japan Times Alphaの2024年3月15日号に掲載されたエッセイ「知りたい!通訳の仕事&トレーニング」(横山カズ)の中に以下のような記述がありました。

しかし、試行錯誤と工夫を経て「自分で出せる英語の音は格段に聞きやすくなる」ことは確信しました。


英語に限らず、外国語学習においては、文字に関する「読み」&「書き」と音に関する「聴く」&「話す」の四技能を伸ばす必要があると言われます。これらをまんべんなく伸ばせれば理想的でしょうけれども、現実には好き嫌いに応じて特定の技能のみに偏ることがあり得るのではないかと思います。僕自身もそうです。しかし音読を学習に取り入れることで、聴き取る能力も改善されることが期待できるという気が最近はしています。まさにエッセイに書かれているとおりです。 


このような現象は、外国語学習に限らないと思います。日本人は習字を習っていた経験を持つ人が少なくないと思いますが、行書や草書まで学んだ人は稀ではないでしょうか。古文書を読んでみようとすると、崩し字を読む必要がありますが、読むのに苦労する人が多いようです。これもまた、書ければ読めるという事例のひとつではないかと思うところです。

創世記「蛇の誘惑」

聖書『創世記』の「蛇の誘惑」は、よく知られているところだと思います。

女は蛇に答えた。「わたしたちは園の木の果実を食べてもよいのです。でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました。」

 

この果実は「リンゴ」だというイメージがありますが、聖書では「リンゴ」とは特定していません。この件が過去の事実を記述しているのであれば、「園の木の果実」というのが具体的には何なのか「理論的には」明らかになるところでしょう。しかし寓意として捉えるのであれば、その果実が何であっても構わないのだと思います。


では何故「リンゴ」なのかということが疑問です。ウィキペディアでは、リンゴの「原産地はアジア西部といわれ」とあり、また「暑さに弱いため、熱帯での栽培は難しい」とも書かれています。エルサレム周辺は熱帯というほどではないかもしれませんが、リンゴの栽培に向いているようには思えません。


「園の木の果実」という箇所を実際に歴史上の誰かが記述したことは事実であり、その人物が何か特定の果実を想定していたであろうことは考えられます。ただしそれが果たしてリンゴだったのか、という点においては、疑問が残るような気がします。

平忠盛と村田大樹

平家物語の「殿上闇討」の中に、次のようなくだりがあります。

 やはら此刀を抜き出し、鬢にひきあてられけるが、

 

これは、昇殿をゆるされた平忠盛が、闇討にあうということを伝え聞き「大きなる鞘巻」を持ち込んで、上述した記述に繋がる場面になります。その後、これを咎められた忠盛は、「中は木刀に銀薄をぞおしたりける」との事で、竹光ではないと思いますが、本物の刀ではなかった事を明かします。

 

この場面を読み、映画「ザ・マジックアワー」の中にある、村田大樹が「デラ富樫」を騙り、天塩幸之助の部屋に連れていかれたところにある、ナイフをなめるシーンを思い出しました。

 

映画の方はギャグシーンとして描いているでしょうし、平家物語の方は忠盛の知者として描いているだけだと思いますので、両者に何か類似性が読み取れるわけではありません。ただ、平家物語を読み、連想ゲーム的に映画のシーンが脳裏をよぎりました。


2024-03-10

Wizardry#1でクラス変更は必要?不要?

PC-9801エミュレータで、Wizardry#1の冒険を始めました。どのようなパーティーを組むのか、Webには数々のアイディアが書かれていますが、考えても仕方がないと思って、次のような構成にしました。

  1. HUMANでNEUTRALのFIGHTER
  2. DWARFでNEUTRALのFIGHTER
  3. DWARFでNEUTRALのFIGHTER
  4. ELFでGOODのMAGE
  5. GNOMEでGOODのPRIEST
  6. HOBBITでNEUTRALのTHIEF
     

これらでB1Fを探検しているところです。B2Fに下りる階段は見つけましたが、まだ訪れていない部屋も多いので、しばらくB1Fを歩き回ろうと思っています。レベルも上がってきましたが、まだクラス変更には達していないものの、そのうち変更できるようになるでしょう。


さてクラス変更は必要なのでしょうか?不要なのでしょうか?これについてもWebには様々な意見が書かれていて、結局は自分で決めるしかないようです。少なくとも、GOODとNEUTRALでパーティーを組んでいるので、NINJAにはなれないでしょう。それともNINJAを入れるようなパーティーを組んだ方が良いでしょうか。


またBISHOP、LORD、SAMURAIなどには、なれるならなった方がよいのか、むしろならない方が良いのか、ここも悩むところです。クラス変更しても、しなくても、B10Fまで下りていく間には、いろいろな楽しくも苦しい経験をするでしょう。

 

まだクラス変更できるほどレベルが上がっていないので、そもそも変更できません。変更できるくらいレベルが上がるまで、ゆっくり考えてみようと思います。

Expensive barbershops sometimes have a manicurist on staff.

The Japan Times Alphaに連載されているコラム「Odds & Ends」の2024年2月の月間テーマは「Japanese English」でした。その第3回「Make」の文中に以下のような事が書かれていました。

 Expensive barbershops sometimes have a manicurist on staff. Men can get (have) a manicure, too, but men don't usually pain their nails.

 

これを読んで、ポール・ニューマンやロバート・レッドフォードが出演する映画「スティング」を思い出しました。作品の前半で、組織に殺されたルーサーの仇を討つため準備を始めるシーンで、ロバート・レッドフォード演じるフッカーが、ポール・ニューマン演じるヘンリー・ゴンドーフに「expensive barbershop」に連れていかれて、女性スタッフの「manicurist」に手のケアをされて、最初は嫌がるシーンがあります。こういうことなんだろうなと思いました。

花粉症の影響はどこまで?

春は花粉症の季節です。花粉といっても、スギの花粉ばかりではなく、いろいろな花粉があって、それぞれにアレルギー反応があるようです。僕自身は、花粉症ではあるのですが、何の花粉のアレルギーを持っているのかは診断してもらったことがないので、知りません。少なくとも一年中なにかしらのアレルギー反応があるので、スギの花粉以外にも反応しているんじゃないかと素人判断しています。

 

花粉症のアレルギー反応と言っても、目が痒いとか、鼻がムズムズするとか、クシャミが出るといったところで、それほど重症ではありません。


ふと思ったのですが、花粉のアレルギー反応というのは、目や鼻だけとは限らないように思うのですが、どうなのでしょうか。もちろん花粉が接触しやすいのは、目や鼻だとは思いますが、何かに紛れ込んで体内に取り込まれることだってありそうな気がします。肺や胃腸などに花粉が取り込まれて、アレルギー反応を起こす心配はないのでしょうか?そもそも原理的にありえないから、心配しなくて構わないのか、実は何らかのアレルギー反応が起きていて、僕自身が気づいていないだけなのか、心配になります。


アレルギー反応といっても、常に重度で命にかかわるようなものだけではなく、気にすれば気になる程度の軽症のアレルギー反応だってあります。まずは僕自身が何の花粉にアレルギー反応を起こしているのを調べるところから始めるのが大切ではないかと思います。

フヱバー体温計

昨年中頃に体調を崩し、たまたま体温を測定したら38度を超えていました。もともと体温は低い方ですし、冷え性です。漠然と体温は低い方だと思ってきましたが、では実際に平熱が何度なのか、実は知りませんでした。

 

それ以来、毎日体温を測定してする習慣を身につけました。日々の変動を平均すると、平熱は36度未満のようです。しかし面白いことに、夏頃は平熱が36度を超えていましたが、秋になって気温が下がってきたら、平熱も下がってきたのですが、平熱は気温と連動するものなのでしょうか。

 

体温を測定するのは、自宅に昔からあった「フヱバー体温計」を使っています。この体温計の目盛りは35度から42度までになっています。体温が42度近くまで上がることなんてあるんでしょうか。疑問です。


その一方で、低い方は35度までなのですが、なぜか僕が測定すると35度未満になってしまう事が、たびたびあります。測定に失敗した可能性はあるかもしれませんが、本当に体温が35度未満の可能性もある気がしています。測定したら、35度1分とかになるのも、よくあるのです。この体温計の目盛りが35度以上なのは、体温が35度以下になるのはありえないということなのでしょうか?