Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 7.9をインストールしました。OSを入れた後で、個人的な定番アプリケーションであるFirefoxやLibreOfficeを入れました。また日本語フォントとしてnote、日本語変換のためにfcitx-anthyも入れました。これでFirefoxを普通に使えると思っていたのですが、そうはいきませんでした。Ctrl-Oでファイルを開くダイアログを押しても、ディレクトリ「~/Documents」にあるはずのファイルが一覧に出てこないのです。
OpenBSD版Firefoxは、ディレクトリ「/etc/firefox/unveil.*」というファイルを参照してセキュリティを強化しています。ファイル「/usr/local/share/doc/pkg-readmes/firefox」には、「disable」とだけファイルに記述すればunvelを無効にできると書かれています。試しにファイル「/etc/firefox/unveil.main」に「disable」とだけ書いてみると、一覧に出なかったファイルが出てくるようになりました。
一件落着かと思ったのですが、ファイルを選んでボタン「開く」を押しても、「ファイルが見つかりません」というエラーが出てしまうのです。これもunveilの仕業なのでしょう。調査し手見ると、ファイル「/etc/firefox/unveil.content」が怪しいと判明しました。
最終的に、ファイル「/etc/firefox/unveil.{main,content}」を変更し、参照したディレクトリを書き込むことで、今度こそ本当に一件落着しました。
OpenBSDはセキュリティを強化していると聞いていましたが、確かにそのようです。今回の問題で参照したファイルは、ディレクトリ「/etc/firefox/」にありますから、変更した設定は全ユーザ共通の挙動となります。OpenBSDをインストールしたマシンは、個人的に使うので、ユーザは私自身しかいません。しかし多くのユーザが利用する場合であれば、慎重な対応が求められるでしょう。制限を緩めて欲しいユーザがいたとしても、その要求を飲めば、全ユーザの制約が解除されてしまいます。各ユーザのホームディレクトリ以下に「unveil.main」などのファイルを置いたとしても、Firefoxが参照することはないようです。今後どうなるか不明ですが、OpenBSDのセキュリティ対応を信じていくことになるでしょう。
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