2026-09-22

新興BSDを検討

Let's note CF-SV8RDCVSに伝統BSD(FreeBSD/NetBSD/OpenBSD)を評価してみました。NetBSDは、無線LANインターフェイス未対応だったため、候補から脱落しました。伝統的なBSD以外にも、次のような新興勢力のBSDがあります。これを検討してみました。

  1. DragonFly BSD
  2. NomadBSD
  3. MidnightBSD
  4. GhostBSD
  5. helloSystem
  6. ravynOS

 

DragonFly BSDには「HAMMER」という独自のファイルシステムがあります。helloSystemやravynOSは独自色が強い印象です。しかし新興BSDは、基本的にFreeBSDをベースにしており、それぞれに方向性は異なるものの、伝統BSDのような違いはありません。

 

Let's noteにインストールするにあたり、伝統BSDと新興BSDを等価に考えていました。しかし検討してみると、結局は、FreeBSDにするか、OpenBSDにするかの二択に絞られてきました。どちらにするにしても、GUIが欲しいので、デスクトップ環境に何を選ぶのかも決める必要があります。だいぶ絞られてきましたが、もう少し検討を続けようと思います。

2026-09-21

OpenBSDにKDE plasmaをインストール

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD 7.9をインストールしました。FreeBSDとは違い、インストールが終わるとxenodmでグラフィカルにログインできますが、起動するのはtwmです。OpenBSDらしい硬派な環境ではありますが、デスクトップ環境を入れようと思います。FreeBSDで各種デスクトップ環境を試してみました。OpenBSDでは、FreeBSDよりは選択肢が少なくなりますが、メジャーなKDE plasmaを入れることが可能です。

 

OpenBSDでパッケージからインストールするにはコマンド「pkg_add」を使用します。OpenBSD Handbookの「Desktop Environments and Window Managers」を参考に「doas pkg_add kde-plasma」とすると、460個ほどのパッケージがインストールされました。xennodmからログインすると、KDE plasmaが起動します。FreeBSDでは「KDE plasma Version 6.6.6」でしたが、OpenBSDでは「KDE plasma Version 6.6.4」でした。

 

日本語環境として、フォント「noto-cjk」 と日本語入力「fcitx-anthy」を入れておきます。この後で、KDE設定から「Region & Language」として「日本語」を選択します。ログインし直すと、日本語環境になりました。

 

この後は更にFreeBSD同様にアプリケーションを入れて評価しようと考えていたのですが、動作が若干怪しいです。アプリケーションのアイコンをクリックしても起動せず、ホームディレクトリにはコアがあります。何が原因なのかは調べていませんが、ほぼ何もしていない段階で動作が不安定になると、使い続ける意欲が下がるのは否めません。

 

OpenBSDの評価は、ここまでにしようかと思います。FreeBSD/NetBSD/OpenBSDと伝統的なBSDをLet's noteにインストールしてきました。NetBSDは無線LANインターフェイスが未対応でしたし、OpenBSDはKDEの動作に不安があります。今後は、新興BSDを試してみようかと思います。

2026-09-19

OpenBSDは「wpa_supplicant」を使わない

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/adm64 7.9をインストールしました。有線LANを有効にしておいてインストールしたので、有線LANは使えますが、無線LANを有効にする設定が必要です。直前にインストールしたNetBSD/amd64 11.0では、Let's noteの無線LANインターフェイスが認識されませんでした。しかしOpenBSD/amd64 7.9は、「iwm0」として、ちゃんと認識されています。

 

無線LANの設定は、FreeBSDやNetBSDでは「wpa_supplicant」が使われます。ところがOpenBSDでは勝手が違うようです。「HOSTNAME.IF(5)」に従い「/etc/hostname.iwm0」を準備します。『OpenBSD Frequently Asked Questions』の「Wireless Networking」も参考にします。接続先が未来永劫にわたり1つしかないのであれば、それ専用の記述方法があるようですが、ノートPCですから出先で接続する可能性があります。このため「join」を使う記述方法にしました。

 

wpa_supplicant.confでは、暗号キーを暗号化してファイルに格納しましたが、hostname.iwm0ではべた書きするようです。心配なので、0600にしておきました。

 

ファイルを用意して、再起動したら、あっさり繋がりました。もう少し何かあるかと思いましたが、簡単でした。

 

OpenBSDは、まだ初期インストールして、無線LANが繋がるようになっただけです。ここから、FreeBSD同様に、各種環境を整えていこうと思います。 

2026-09-18

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 7.9をインストール

Let's note CF-SV8RDCVSにOpenBSD/amd64 7.9をインストールしました。このマシンには、FreeBSD/amd64 15.1-RELEASE、NetBSD/amd64 11.0をインストールしてきましたが、いろいろな伝統的BSDや新興BSDを入れてみて、気に入った環境を探そうと思っています。

 

OpenBSDのインストーラは、「硬派」です。親切なGUIではないし、NetBSDのようなテキストベースのウィンドウでもありません。コンピュータ黎明期のUIのようにも見えます。

 

インストール中に「Do you want the X Window System to be started by xenodm(1)?」という質問で「yes」としておきました。インストールに成功し、再起動したら、xenodmというディスプレイマネージャが出てきました。ログインするとtwmという、これまた「硬派な」環境が立ち上がりました。

 

今の段階では、初期インストールが済んだだけです。FreeBSDのように、いろいろな設定をしていこうと思います。 

刈払機

自宅の庭の雑草をとるのに「草刈鎌」を使ってきました。手間がかかりますが、なんとかなりました。大変なのはもちろんですが、刈り終わったところが綺麗になっているのを見るのは、爽快です。

 

何年か前から、近所には町内会がボランティアで掃除している公園があり、そこの草刈りを将来的には手伝って貰えるとありがたいと言われるようになりました。そうなると手作業では大変ですから、刈払機が必要です。刈払機があれば、自宅の庭でも使えるので、検討に検討を重ねて、先月HiKOKIのCG18DAを購入しました。本体にはチップカッターが付属していましたが、自宅の庭で使うにはナイロンカッターの方が良さそうです。HiKOKIの別売り製品は高額なので、ホームセンターで安価なものを購入しました。また、充電器などの付属品を収納するため、これもホームセンターで手ごろな工具箱を購入しました。

 

準備万端整えて、自宅の庭で初めて刈払機を使ってみました。ナイロンカッターなので、土埃が飛びますが、あっという間に雑草が無くなっていくのは驚きです。また塀際などの雑草も刈れるので、とても助かります。バッテリは30分くらいしか持ちませんでした。

 

刈払機の威力に驚きましたが、地面の上にある雑草を刈り取っているだけです。これまで手作業でやっていたときは、地中の根も取り除いていたので、同じことが刈払機で出来るわけではありません。今後は、刈払機と手作業を併用していくことになると思います。

2026-09-17

Let's note CF-SV8RCCVSにNetBSD/amd64 11.0をインストールしたが、無線LANが使えない

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールし、アプリケーションを入れたり、デバイスを使えるようにしたり、いろいろと調査してきました。なかなか悪くないと思いますが、他のBSDも試してみて、最終的に何を使うか決めようと思います。そういうことで、今度はNetBSD/amd64 11.0をインストールしました。

 

インストールそのものは、普通です。NetBSDのインストーラは、地味で、Ubuntuなどに比べると不親切と評されることもあります。そういう印象はありますが、インストール自体は、問題なく終わりました。

 

無線LANを設定しようと思い、「ifconfig -a」 してみると、デバイスが出てきません。Geminiに救いを求め、「pcictl pci0 list」したところ、「000:20:3: Intel Dual Band Wireless AC 9560 (miscellaneous network, revision 0x11)」と認識されています。ところがマニュアル「IWM(4)」では「The iwm driver provides support for Intel Wireless 3160, 3165, 3168, 4165, 7260, 7265, 8260, and 8265 PCIe Mini Card Ual Band newtork adapters.」と書かれており、未対応のようです。

 

Let's note CF-SV8は、2019年頃に登場したマシンですから、それほど最新機種ということもありません。FreeBSD/amd64では無線LANが使えていましたから、故障しているわけではありません。NetBSDのポリシーとして、綺麗に設計しようとしていて、対応が遅れているのでしょう。いつかは対応されると思いますが、今は使えないのは確かです。

 

NetBSDは諦めることにします。次はOpenBSDを試そうと思います。 

2026-09-16

Let's note CF-SV8RDCVSのFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEの内蔵カメラ

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールしました。このマシンには内蔵カメラがついています。これまで所有してきたデスクトップPCやノートPCで内蔵カメラがあるのは初めてです。当面使う予定はありませんが、ちょっと試してみました。

 

設定手順は難しくありません。

  1. pkg install webcamd」でwebcamdをインストールします。
  2. 本来なら「sysrc webcamd_enable="YES"」しておいて、「service webcamd start」すべきなのですが、一時的なテスト目的ですので、以下の手順で直接起動しました。
  3. 「kldload cuse」しておいて、「webcamd -d ugen0.2 -B」として起動します。ここで「ugen0.2」は内蔵カメラのデバイス番号です。ここで「/dev/video0」などのデバイスが出来ていることを確認します。
  4. 内蔵カメラを使うユーザは「pw groupmod webcamd -m ユーザ名」としてグループ「webcamd」を加えておく必要があります。


これで設定できたので、内蔵カメラを使ってみます。

  1. 「v4l2-ctl -d /dev/video0 --list-ctrls」や「v4l2-ctl -d /dev/video0 --list-formats-ext」で内蔵カメラの情報を取得してみます。
  2. 実際のアプリケーションで内蔵カメラを使ってみます。今回は「ffmpeg -f v4l2 -input_format mjpeg -video_size 1280x720 -ss 2 -i /dev/video0 -vframes 1 test.jpg」として、静止画をファイルに落としてみました。

 

以上で、動作は確認できました。当面利用することはないのですが、何かの折に役立つのではないかと思います。

Let's note CF-SV8RDCVSのFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEでBluetooth

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールしました。このマシンにはBluetoothがあります。Bluetoothを積極的に使ってみたいという訳ではないのですが、どんな風に使うのか気になったので、設定してみました。

 

設定手順は難しくありません。

  1. pkg install iwmbt-firmware」でファームウェアパッケージをインストールします。
  2. usbconfig | grep -i bluetooth」でデバイスの番号を確認しておきます。
  3. iwmbtfw -d ugen0.3 -f /usr/local/share/iwmbt-firmware」でファームウェアを転送します。ここでは「ugen0.3」が前項で確認したデバイス番号です。

 

これで設定できたので、Bluetoothを使ってみます。

  1. hccontrol -n ubt0hci Read_BD_ADDR」でBluetooth MACアドレスを読み取ってみます。
  2. hccontrol -n ubt0hci Inquiry」で周辺にある機器が反応するか確認してみます。

 

Bluetoothに対応した機器はスマホくらいしか所有していません。「Inquiry」で検出できたのは確認しました。しかしBluetoothを使って、何かをしようという気にはならなかったので、確認はここまでとしました。 

2026-09-13

KB5124008の影響で「ファイル履歴が外付けドライブを認識しない」という問題が発生しているらしい

記事「Windows 11の大型アップデートKB5124008で深刻な不具合続出…「更新を遅らせるな」の直後に混乱発生」によると、「ファイル履歴(File History)がバックアップ用ドライブを認識しないという報告が多数上がって」いるそうです。私が「ファイル履歴」が動かなくなったのも、これが原因なのかもしれません。

 

マイクロソフトは「ファイル履歴」を重視していないように見受けられます。推測となりますが「OneDrive」を推しているのでしょう。

 

もしかすると、この問題が解決するパッチが出るかもしれません。しかし私自身は、「ファイル履歴」からFreeFileSyncに移行するつもりです。 

FreeFileSyncにおける「比較」の挙動

Windows11では「ファイル履歴」の動作が怪しいので、FreeFileSyncを使用して同等機能を実現しようと思います。ちょっと試したら、ほぼ期待したようになったのですが、こちらはこちらで動作が怪しいです。

 

同期元はWindows11で、同期先はFreeBSD上のSambaです。初回は同期対象ファイルを全てコピーします。これは想定しているとおりです。問題は、2回目以降の同期対象ファイルが多すぎることです。ログを残す設定にしているので、どのファイルがコピーされたのかは把握できます。しかし、全く変更していないファイルが同期対象ファイルとして選ばれています。これは、FreeFileSyncにおける「比較」処理の問題です。

 

FreeFileSyncでは、同期元と同期先のファイルを「比較」し、同期対象ファイルを選択します。この「比較」では、「変更日時とファイルサイズ」、「ファイル内容」、「ファイルサイズのみ」という手段が提供されています。よく利用されるのは「変更日時とファイルサイズ」のようです。

 

FreeFileSyncには、デバッグ用ログというものが存在しないので、挙動を観察して状況を推測するしかありません。同期対象として選択されるファイルについて、Windows11側とSamba側のタイムスタンプの精度が関係している気がします。Windows11側では秒以下の時間も記録しているようですが、Samba側では記録していないようなので、「比較」すると「差異がある」という判断になってしまうようなのです。

 

それでは「比較」を「ファイルサイズのみ」でおこなうことにしたら、うまくいくのではないかと思い、試してみました。ところが相変わらず、全く変更していないファイルが同期対象ファイルとして選択されてしまいます。「比較」には「ファイル内容」という手法もありますが、ファイルの内容を読むのは処理時間が相当長くなる恐れがあるので、試してみるのは避けようと思います。 

 

2回目以降の同期で誤って同期対象ファイルを選択していると思われるのは、全ファイルの1%弱なので、スッキリと納得はできませんが、このまま利用を続けてみようと思います。 

2026-09-11

Windows11の「ファイル履歴」は非推奨なのか

自宅で使用しているデスクトップPCは、Windows8からWindows10に移行し、昨年にはWindows11を使っています。Windows10の頃から「ファイル履歴」を使用してきました。普段のオペレーションで、うっかりファイルを削除してしまったり、上書きしてしまったことがあり、その場合に救出するのに役立ちました。


Windows11になってから、「ファイル履歴」の動作がWindos10の頃とは違う気がしていましたが、動作はしていました。しかし数日前に動作が止まり、再実行させようとしても、「ファイル履歴のドライブに再接続してバックアップを実行するまでの間、ファイルは一時的にハードドライブにコピーされます。」というエラーがでてしまいます。解決を試みましたが、動作するようになりません。

 

Geminiに相談すると、Windows11では「ファイル履歴」を非推奨にしようとしている傾向がみられるとのことでした。そうであれば、もう「ファイル履歴」を使い続けるのは諦め、何か別の手段に移行しようと思います。FreeFileSyncというものがあるそうなので、使ってみようと思います。

2026-09-10

FreeBSDにおいてディスプレイマネージャのパッケージは共存できない

Let's note CF-SV8RDCVSに様々なディスプレイマネージャをパッケージからインストールしてみました。最初はKDEと親和性が高いSDDM、次にGNOMEのお友達のGDM、それからLightDMなどです。全て「pkg install」でインストールしました。その時に画面をよく見ていなかったのが悪いと言われれば、その通りなのですが、これらのディスプレイマネージャは、共存できないようです。つまり、他のディスプレイマネージャをインストールしようとすると、既にインストールされているディスプレイマネージャは、自動的に削除されてしまいます。

 

ディスプレイマネージャを使うには、/etc/rc.confに「lightdm_enable="YES"」のような設定が必要です。昔はエディタで手書きしていましたが、今は「sysrc」というコマンドを使うのが推奨されているようです。

 

複数のディスプレイマネージャを入れると、/etc/rc.confに「sddm_enable="NO"」とか「lightdm_enable="YES"」のような設定が残ります。複数のディスプレイマネージャを「YES」にするのは、さすがにマズいと思いますが、どれか一つだけを「YES」にして、残りを「NO」にするのは、問題ないと思います。それでは、「YES」と「NO」を切り替えながら、複数のディスプレイマネージャを切り替えて使えるのかというと、どうも違うようです。つまり、そのYESやNOの設定とは無関係に、最後に「pkg install」したディスプレイマネージャ以外は、削除されているからです。

 

もしSDDMをインストールし、「sddm_enable="YES"」としたとします。次にLightDMをインストールし、「lightdm_enable="YES"」として、忘れずに「sddm_enable="NO"」とします。さて、再度SDDMを使う場合は、どうなるでしょうか。「sddm_enable="YES"」とするだけではダメなのです。何故ならSDDMのパッケージは、LightDMをインストールした際に削除されているからです。あらためてSDDMをインストールし直さなければなりません。

 

KDEやXfceのようなデスクトップ環境は、複数インストールしておいて、切り替えて使用できます。しかしSDDMやLightDMのようなディスプレイマネージャは、複数インストールできませんので、切り替えてるつもりなら、そのたびにインストールが必要です。

 

ディスプレイマネージャもデスクトップ環境のように、複数インストールして、切り替えて使用できても良いような気もしますが、できない「仕様」のようです。ちょっと混乱して、勘違いしてしまいました。 

KDE、GNOMEに次いで、Xfce

Let's note CF-SV8RDCVSにインストールしたFreeBSD/amd64 15.1-RELEASE環境で、KDE、GNOMEに次いでXfceを入れてみました。導入手順は、これまでと同様で、『FreeBSD Handbook』の「8.2.3. XFCE」に従いました。GNOMEでは手順通りでは動作しなくて苦労しましたが、Xfceはあっさり動作しました。

 

これまで、KDEやGNOMEをインストールしてきたので、Xfceのプログラムメニューには、KDEやGNOMEのアプリケーションも出現しています。しかも、KDEでは、note-jpやfcitx5-anthyなどの日本語環境を整えておいたので、Xfceでも日本語環境が引き継がれています。そういうものなのでしょうか。デスクトップ環境を入れるたびに、個別に日本語環境を設定する必要があると思い込んでいたので、何もしなくて済んで有難いことです。

 

ディスプレイマネージャはLightDMです。これまでインストールしたKDEやGNOMEを選ぶこともできます。その日の気分でディスプレイ環境を切り替えられるというのも、予想外なので、驚きです。 

2026-09-09

FreeBSD 15.1のGNOMEではGDMではなくLightDMが無難

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD 15.1-RELEASEをインストールしました。X.orgを使ってデスクトップ環境としてGNOMEを入れてみました。GNOMEを使えるようにはなりましたが、GDMではなく、LightDMが必要でした。

 

FreeBSD公式サイトにある『FreeBSD Handbook』の「8.2.2. GNOME」に従って作業しました。とても簡単で、KDEの時と同様かと思いましたが、一筋縄ではいきませんでした。

  1. 再起動したら、GDMの画面に切り替わりません。しかも「gdm[53250]: GLib-GIO: g_dbus_proxy_new_for_bus_sync: assertion 'g_variant_is_object_path (object_path)' failed」という不穏なメッセージがでています。
  2. Geminiに相談すると、追加作業が必要でした。
    1. /etc/fstabに「fdesc /dev/fd fdescfs rw 0 0」を書いておきます。
    2. /etc/rc.confに追加するため「sysrc avahi_daemon_enable="YES"」を実行しました。
  3. これで再起動したら、GDMは動きましたが、パスワードを入力しても無反応になってしまいます。
  4. いったんGDMを無効にして、startxでGNOMEが動くか確認してみると、問題ないことがわかりました。
  5. FreeBSD 15.1でGDMが動かないと判断し、GDMを止めて、LightDMに変更しました。

 

LightDMならば、ログインに問題はなく、GNOMEも動作しました。GNOMEは、先日のKDEとは大きくことなり、画面操作の感覚がつかめません。しかも、気のせいかもしれませんが、KDEよりも重い気がします。当初は、KDE同様、日本語環境の設定などをしてみようと思っていましたが、意気消沈しました。KDEに続いてGNOMEを入れた目的は、Let's noteに様々な環境を構築してみて、気に入った構成を探すためです。その一環としてGNOMEを入れましたが、候補からは外そうと思います。

 

次は、『FreeBSD Handbook』でGNOMEの次に記述されているXFCEを試そうと思います。 

2026-09-08

KDE Plasmaと組み合わせるデスクトップマネージャ

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールし、デスクトップ環境にはKDE Plasmaを使いました。GUIのログイン画面をデスクトップマネージャと呼ぶようですが、KDEではSDDMを使います。デスクトップ環境とデスクトップマネージャは一心同体のように見えますが、本当に問題ないかどうか不確かですが、基本的に両者は独立していることになっています。つまりデスクトップ環境はKDEでも、デスクトップマネージャをSDDM以外にすることができることになっています。

 

いろいろなデスクトップマネージャを試してみましたが、結果として成功しませんでした。仕方ないのでSDDMに戻そうとしたら、あろうことかSDDMも動作しなくなってしまいました。どこかのログにエラーメッセージが出ているかもしれないので、それを手掛かりに復旧しても良いのですが、KDEの代わりにGNOMEを試そうかと考えています。

 

FreeBSDでデスクトップマネージャを切り替えるには、基本的にpkgからインストールし、起動するデスクトップマネージャを/etc/rc.confで有効化します。デスクトップマネージャによっては、他のファイルにも設定する場合があります。これが基本作業ですが、試したデスクトップマネージャは、次のとおりです。

  • GDM
  • LightDM
  • LXDM
  • XDM

 

うまくいかなかった状況は様々です。GDMは、エラーメッセージがでて、そもそも起動しませんでした。LXDMは、pkgにありませんでした。LightDMとXDMは、ログイン画面は出たのですが、ユーザ名とパスワードを入力してもデスクトップ環境に遷移せず、ログイン画面に戻ってしまいます。

 

ちょっと試してみて駄目だったので直ぐに諦めましたが、ログなどを参照して解決できるのかもしれません。 

 

2026-09-07

FreeBSD/amd64の電力設定を見直す

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールしました。X.orgでKDE Plasma 6を入れて、日本語環境も整えました。このマシンは、dynabook SS SX/15Aの代替として使っていくつもりです。dynabookは、当初Windows Vistaでしたが、NetBSD/i386に変更しています。旧いマシンだから劣化しただけではない気がしますが、起動しているだけでもバッテリを使い切ってしまうので、ACアダプタを常時つないでいました。それに比べるとLet's noteは、バッテリがもちます。感動的です。

 

FreeBSDの電力設定を見直して、よりバッテリがもつようにしておきたいと思います。このために、以下の設定を変更しました。

  1. hw.acpi.cpu.cx_lowest=Cmax
  2. hw.pci.do_power_nodriver="1"

 

1番目の設定は、当初「hw.acpi.cpu.cx_lowest: C1」 でした。「sysctl dev.cpu.0.cx_usage」すると「dev.cpu.0.cx_usage: 100.00% 0.00% 0.00% last 71921us」のようになりました。この設定を「/etc/sysctl.conf」に加えると「hw.acpi.cpu.cx_lowest: C8」となり、cx_usageも「dev.cpu.0.cx_usage: 17.34% 67.87% 14.78% last 34861us」のようになりました。

 

2番目の設定は、当初「0」でした。Geminiのアドバイスでは、「1」が推奨されるとのことなので、「/boot/loader.conf」に設定を追加しました。

 

これらの設定を見直したことで、より長くバッテリがもつと良いのですが。 

2026-09-05

FreeBSD 15.1&KDE Plasma 6では、何も設定を追加せずにLet's note CF-SV8RDCVSのSDカードリーダを使えた

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールしました。それからX11でKDE Plasma 6を入れ、日本語設定なども済ませました。ここまでは、一般的なインストールに過ぎません。Let's noteにはSDカードリーダが内蔵されているので、これを使ってみます。

 

まず最初にGeminiに相談してみました。すると設定方法を指南してくれたのですが、結局は何も追加設定することなく、SDカードが利用可能でした。まずpciconfでは、次のように認識されています。

sdhci_pci0@pci0:58:0:0: class=0x080501 rev=0x01 hdr=0x00 vendor=0x1217 device=0x8520 subvendor=0x1217 subdevice=0x0002
    vendor     = 'O2 Micro, Inc.'
    device     = 'OZ777 SD/MMC Card Reader Controller'
    class      = base peripheral
    subclass   = SD host controller

特に設定することもなくSDカードを挿入すると、勝手にマウントしてくれました。dmesgでは、次のメッセージが残っています。

mmc0: <MMC/SD bus> on sdhci_pci0
mmcsd0: 2GB <SD 00000 1.0 SN 75792127 MFG 11/2010 by 27 SM> at mmc0 50.0MHz/4bit/65535-block

もうちょっと何かすることがあると予想していたので、いい意味で裏切られました。

 

2026-09-04

FreeBSD 15.1ではLet's note CF-SV8RDCVSの円形タッチパッドの特徴を活かせない

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD 15.1-RELEASEをインストールしました。このままでは、デスクトップ環境も日本語環境もありません。そこでX.org、KDE Plasma  6、fcitx5-anthy、noto-jpなどを入れて、ひととおり環境を整えました。ここまででならば、一般的なインストールにすぎません。せっかくLet's noteを使っているので、その特徴的な円形タッチパッドを有効にしてみようと考えました。

 

結論からいうと、駄目でした。

 

そもそもタッチパッドがうまく認識できていないのです。「Let’s Note CF-SZ5 のタッチパッドクルクル OK。」には「一番最後が model Generic PS/2 mouse か model Synaptics Touchpad の違いです。」とあるように、どう認識されているかが重要です。Geminiに助けてもらいながら、いろいろと試してみたのですが、うまくいきませんでした。Geminiに言わせれば、OSレベルで認識できていないので、KDEだろうがGNOMEだろうが、たぶん駄目だろうとのことです。

 

FreeBSD 15.1は、すべてのLet's noteにおいて円形タッチパッドを使えないのか、たまたまCF-SV8RDCVSが駄目なのかは不明です。当面は円形タッチパッドとして鑑賞するにとどめますが、ゆくゆくは機能するようになって欲しいと思います。 

FreeBSD 15.1-RELEASEのKDE Plasmaでfcitx-mozcが無かったのでja-fcitx5-anthyを入れた

Let's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD/amd64 15.1-RELEASEをインストールしました。それからX.orgでKDE Plasmaを入れましたが、このままでは日本語環境がありません。日本語環境として、日本語フォントを日本語変換エンジンを入れます。

 

最初に日本語フォントを入れました。IPAexにしようかと思いましたが、調べてみるとnoto-jpが良さそうです。

  1. pkg install noto-jp

 

これで日本語が表示できるようになりましたので、次は日本語変換エンジンです。ネットの情報を調べるとKDEなら「fcitx-mozc」が選ばれているようです。しかしパッケージからは消えていました。それならば「ibus-mozc」にしようかとも考えましたが、これもありませんでした。そうなると「ja-fcitx5-anthy」をインストールすることにしました。インストール中に多少手間取ったところはありましたが、ほぼ問題なくインストールし、設定を終えました。

  1. pkg install fcitx5 fcitx5-configtool fcitx5-qt{5,6} fcitx5-gtk{2,3,4} ja-fcitx5-anthy 
  2. 環境変数の設定が必要です。シェルの初期設定ファイルに書いても良いのですが、ログインクラスを使うことにしました。~/.login_confに次のように書いて、データベースを更新します。

    me:\
    :charset=UTF-8:\
    :lang=ja_JP.UTF-8:\
    :setenv=XMODIFIERS=@im=fcitx,GTK_IM_MODULE=fcitx,QT_IM_MODULE=fcitx:

  3. ここからはKDEの設定です。「System Settings」で「System」>「Autostart」において「New Application」として「Fcitx5」を追加します。ここいったんログアウトし、再ログインします。
  4. システムトレイにあるキーボードアイコンを右クリックし「Input Method Settings」を選びます。
  5. 「+ Add Input Method ...」として「Anthy」を追加し、「Select System layout ...」として「Japanese (jpn)」を選択しました。
  6. 以上の設定が済んだら「Apply」しておきます。

 

これで日本語入力もできるようになりました。以前にdynabook SS SX/15AにNetBSD/i386をインストールした時は、そうとう苦労して日本語環境を整えましたが、あまりにも簡単なので、驚きです。 

2026-09-02

FreeBSD 15.1-RELEASEでKDE Plasmaをインストール

Let's note CF-SV8RDCVSにX.orgをインストールしました。twmが使えるようになりましたが、素朴すぎます。『FreeBSD Handbook』の「Chapter 8. Desktop Environments」に従ってデスクトップ環境を入れようと思います。まずは「KDE Plasma」を入れてみます。

 

インストールは簡単です。以下のコマンドを入力するだけです。

  1. pkg install kde
  2. sysrc dbus_enable="YES"

 

これだけでも良いようなのですが、ディスプレイマネージャ「SDDM」も入れてみます。

  1. pkg install sddm
  2. sysrc sddm_enable="YES"

 

ここで再起動したら、SDDMのログイン画面が出ました。しかしパスワードを入力しても、入力を間違っているわけでもないのに、ログイン画面に戻ってしまいます。ログファイル「/var/log/sddm.log」をGeminiに見てもらったところ、「Plasma (Wayland)」として動作しようとしているとのことでした。ログイン画面の左下をよく見ると「デスクトップセッション: Plasma (wayland)」と表示されています。ここで「Plasma (X11)」に変更して、改めてパスワードを入力すると、KDE Plasmaが使えるようになりました。Geminiによると、FreeBSDでpkgでインストールすると、初期状態が「Plasma (Wayland)」になっているそうです。


将来的にはWaylandに一本化されるのかもしれませんが、現状ではX.orgの方がトラブルが少ないようです。

2026-09-01

FreeBSD 15.1-RELEASEのX.orgインストール

中古で先月購入したLet's note CF-SV8RDCVSにFreeBSD 15.1-RELEASEのインストールを済ませました。これだけではXが使えないので、『FreeBSD Handbook』の「Chapter 5. The X WIndow System」に従って、X.orgをインストールしました。

 

手順に従い、次のコマンドを入力しました。

  1. pkg install drm-kmod
  2. sysrc kld_list+="i915kms"
  3. pkg install xorg
  4. pw groupmod video -m 一般アカウント名

 

このあと「一般アカウント名」でログインし、startxしてみましたが、エラーになりました。インストールしたドライバが読み込まれていないようなので、再起動してから改めてstartxしたらtwmが動作しました。

 

xtermでキーしてみたら、どうもキー配列がASCIIになっているようです。設定を調整する必要がありそうなのですが、twmを常用するわけではないので、デスクトップ環境のインストールに進みたいと思います。