C言語を学び始めた頃、当時アスキー出版が出していた『Cプログラムブック』を読んで勉強していました。とくにその第3巻は「Will o'Lisp」というLISP言語をC言語を使って実装してみるという内容で、とてもおもしろかったのを覚えています。しかもソースプログラムも掲載されていましたから、それを打ち込んで、実際に動かして見ることで、C言語そのものもLISP言語も勉強になりました。
今となっては書籍を手放してしまいましたが、また読んでみたいと常々思っていました。つい最近になって国会図書館のデジタルコレクションを検索してみると「Cプログラムブック3(Lisp処理系の作成)」として閲覧できる事がわかりました。
この処理系の名前もそうですし、バージョン名がMADIとかCALFOのようになっているのを見ても、Wizardryを意識しているのはあきらかです。
それはともかく、この書籍が出版された当時は、MS-DOSの時代でしたし、Microsoft CとかLattice Cなどが使われていた時代でした。今はFreeBSDやUbuntuなど、当時から見たら夢のような環境が一般化していますので、これらの上で動作させてみるのも面白い気がします。
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