2019-05-13

Wolfram Alphaで検算

以前から在籍している放送大学教養学部で、今期は「微分方程式('17)」を受講しています。ちょうど一年前は「入門微分積分('16)」を受講しており、あまり理解できたとも言えないレベルですが、残念ながら(?)単位を取得してしまいました。受講中の科目は、去年の講義を理解していることを前提として話が進む(ときおり復習的な話もありますが)ので、去年の印刷教材も読み直したり、Webで見つけた問題集を解いてみたりして、派生的な勉強もするようにしています。

いま受講中の印刷教材も、ただ読み流すだけでなく、式の導出や展開なども、自分でノートに書いてみるようにしています。あやふやな理解なままでは、印刷教材を読んでみると分かった気になっても、ノートに自分で書いてみると、理解できているところと、分かっていないところが、明らかになるので、とても勉強になります。手間はかかりますが。

自己学習するときに問題になるのが、自分でやってみた式の展開が間違っているのか、途中経過なら出来ているのか、どのようにして確かめれば良いのかということです。そこで利用しているのが「Wolfram Alpha」というWebサイトです。

有料会員として登録しなくても、十分に役に立ちます。微積分や微分方程式の計算をしてくれるので、自分の理解を深めるために活用しています。式の展開の途中経過や、部分的な微積分を確認することで、自分でやった計算の何が悪かったのか気付くことができます。

微積分に限らず数学は正誤がはっきりしているので、Wolfram Alphaのようなツールがあると、学習にとても役立つと思います。これに対して、語学のような分野では(例えば英作文)正解がひとつに決まらないので、自分の解答が間違っているのか、バリエーションとしてはあり得るのか、判断に困ることが多いのです。

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