今となっては旧式のdynabook SS SX/15AのOSをNetBSD/i386に入れ換えて利用しています。何分にも旧いマシンなので、ガタがきている感じです。毎日利用している訳ではありませんが、泊まりがけの外出先にもっていくこともあります。最近利用したら、起動時にパニックをおこして再起動がかかったり、ログインして使用している最中に落ちたりして、何かと不安定です。
旧いので故障があっても不思議ではありませんが、具体的に何が問題なのか把握しておきたいところです。メモリが悪いのか、ディスクが劣化しているのか、それ以外が駄目なのか調べておこうと思います。
まずメモリ検査をしてみることにしました。メモリを調べるのはMemTest86を利用するのが定番で、「PassMark Memtest86でメモリのエラーを確認する」を参考にしてテストしてみました。
公式サイトには「MemTest86 v8.1 Free Edition」がありますが、UEFI専用なのでdynabook SS SX/15Aでは起動しませんでした。同じところに「MemTest86 v4.3.7」も置いてあるので、こちらを使いました。USBからブートすると自動的にメモリ検査が始まります。メモリは4G実装してありますが、テストを1周するのに50分ほどかかりました。エラーは出なかったので、メモリは大丈夫そうです。
Webを見ていると、MemTest86によるテストを繰り返しおこなうことを推奨する情報がありますが、一方で「Memtest86で10周チェックとか意味あるのか?」のような意見もあります。もしかすると1周目ではエラーにならないのに、2周目以降でエラーになる可能性がないともいえないのでしょうが、複数回テストを繰り返したところでメモリ不具合を検出できる可能性が100%になるわけでもないと思います。複数回テストすればするほど、100%に限りなく近づいていくとは思いますが、100%になるには無限大の時間がかかるでしょう。100年間テストしても不十分かもしれません。そういう意味では、テストを1周すれば、ひとまず十分であると、割り切るのが良いのではないかと思います。
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