2019-05-05

Working Across Cultures:Lesson 21: How to prepare for business negotiations overseas

the japan times alphaで連載されている「異文化コミュニケーション講座」(Matthias Kaemper)の2019年5月3日号のタイトルは「Lesson 21: How to prepare for business negotiations overseas」でした。異文化の取引先との交渉で気を付けたい3つのポイントについて語っています。その2番目で書かれていたことに注意を惹かれました。そこだけを引用すると、次のように書かれていました。
  • Countries like Japan and Germany have a very low tolerance for new and risky things.
  • However, in countries like Singapore, Vietnam and the U.S., uncertainties are tolerated quite well.
日本が許容度が低い(良く言えば慎重ということでしょうか)のは、良くも悪くも日本人も重々承知していることだと思いますが、ドイツも同様だとは意外でした。一方で米国が対極にあるのは、こちらもまた良く言われていることです。

日本人が新しいビジネスを興そうとするとき、ややもすると慎重になり過ぎてタイミングを外し、石橋を叩いて渡るどころか、石橋を叩き壊してしまうと、揶揄されるところです。

その反動なのか、(アメリカみたいに)できるかどうか分からない段階でも始めてみれば良いんだよ、と言い出す人もいます。それはそうなのかもしれません。しかし「できるかどうか分からない段階」で始めてみるわけですから、「できない」かもしれないわけです。 できなくても仕方ないはずですが、なぜか非難を浴びたりするのは、なぜでしょう。「もっと、ちゃんと良く考えるべきなんだよ」とか言われたりすると、なんだか話が違うんじゃないかと思ってしまいます。

上述したのは、何か具体的な事例がある訳ではなくフィクションではありますが、意外と実例が見つかったりします。最初の発言と最後の発言が、同一人物だったりすると、もう勘弁してくれと言うところです。

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