2024-07-15

FILCO FKBN108ML/NFB2のキースイッチを交換して復旧

先月中旬に、突然「FILCO FKBN108ML/NFB2」の「F」キーが入力できなくなりました。それ以外のキーは入力出来ているので、キーボード本体が壊れたとか、キーボードドライバが変になったとかではないと思います。そうだとしても、「F」キーが打てないのは致命的なので、急遽「ELECOM TK-FCM104BK」を購入して対処しました。

 

あくまでも勘ですが、「F」キーに対応するスイッチ本体が壊れたような気がします。これを交換すれば直るのではないかと思います。そこで、ちょっと乱暴な方法かもしれませんが、滅多に使わないキー、例えば「Pause/Break」キーのスイッチと交換してしまうという方法はどうでしょうか。それで直れば助かりますし、もし駄目なら、スイッチ以外の何かが壊れてしまったということなのでしょう。

 

今日になって、ちょっと空き時間が出来たので、キースイッチの交換を実行してみました。結論から言うと、若干失敗もしましたが、無事に復旧することができました。急遽購入したキーボードはメンブレン方式なので、キータッチが軽い感じですが、復旧したキーボードは、本体自体も重量感がありますし、キータッチは重めです。

 

スイッチの交換作業については、Web上の記事を参考にしました。

 

手持ちの半田ごてと簡易型ハンダ吸い取り器を使いました。電子部品ではないので神経をつかわずに作業できました。ただしスイッチを取り外す方法が良く分からなかったので、ラジオペンチで挟んで外したら、「F」キーのスイッチ本体に引導を渡してしまったようです。交換対象は、「Pause/Break」キーのスイッチを使いました。これら2個のスイッチを入れ替えて、あらためてハンダ付けしておきます。この作業を済ませたキーボードをPC本体に取り付けてマシンを起動させたところ、故障していた「F」キーが復旧したのを確認しました。

 

Web上の記事を参考に作業しました。それらの記事によると、代替品のスイッチを入手することも可能のようです。今回の作業で、スイッチをひとつ壊してしまったので、代替パーツとしてスイッチを買っておこうかと思います。そうすれば、もし今後他のキーも壊れたら、すぐに修理できるようになるでしょう。


このキーボードは、購入価格は安いとは言えない値段でしたが、今回経験したように交換して修理できるのであれば、一生使い続けることができるのではないでしょうか。そう考えれば、決して高い買い物ではなかったと言えそうです。

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