2025-01-26

WORKMANでケベックネオを買ってみた

いつも年末年始にはJRの格安切符で北海道に行きます。雪国ではありますが、暖冬で雪が少ないこともあれば、大雪で吃驚することもあります。年によって様々ですが、少なくとも雪道を歩く準備は必要だと思っています。これまでは、とくに雪道対策をしていないウォーキングシューズを履いていくので、着脱式の滑り止めを使うようにしていました。

 

ところが残念ながら、一昨年に転倒して骨折してしまいました。明らかに積雪があれば警戒していたところですが、傍目には積雪もない普通の道のように見えたので、それでも注意して歩いていたつもりでしたが、気温が低くて凍結していた路面に気づけませんでした。

 

どんな路面でも絶対転倒しないような靴は存在しないと思いますが、少なくとも雪国における耐滑性能に優れたものを履いておこうと考えました。一般論としては、そういう商品は、餅は餅屋というか、雪国の地元の店舗なら品揃えがよいので、旅先で買えばよいと言われます。そのとおりだとは思いますが、年末年始に旅行するので、大晦日や元日には休業もしくは時短営業しているため、旅先で購入するのは困難です。


どうしようかと考えていて、Webでも検索してみたら、WORKMANで販売している「ケベックネオ」が良さそうです。効果のほどは不明ですが、買ってみようかと公式サイト確認してみたら、人気商品のようで品切れでした。これは買えないかと思い、その代わりになりそうな商品を探してみましたが、なかなか納得できるものが見つかりませんでした。年末が近づいてきた頃に再度公式サイトを確認したら、在庫がありそうです。店舗ごとに在庫の有無がわかるので、購入可能な店舗を探して、購入しました。

 

買ったばかりのケベックネオを履いて旅行してきましたが、跳んでも走っても滑らないとは言いませんが、滑りにくい感覚はありました。しかもこれはウォーキングシューズではなく長靴なので、水溜まりに入っても足が濡れません。雪国の街中を歩くと、溶けかかった雪が水溜まりになっていることがあります。このような場所では、ただのウォーキングシューズだと濡れてしまいますが、長靴なら安心です。さらに、内部は保温性が高い構造になったいるので、雪国では足元が冷たくなりません。


地元は雪国ではないので、普段使いすることはありません。しかし次回の旅行には履いていこうと思います。

美術館で絵画を鑑賞する際の参考書

各地の美術館で絵画をみる際、どのように鑑賞するのか、いつも困っています。絵画といっても古典作品から現代作品まで幅広くありますし、抽象絵画に至っては何が表現されているのか困惑するものもあります。このように感じている人は多いようです。これに対して、心の感じるままに鑑賞すればよいのだとする助言を目にしますが、本当にそれで良いの?と思います。そのような鑑賞態度が求められる側面はあるのは否定しませんが、それだけで良いとは思えません。鑑賞前に下調べをし過ぎるのも考えものですが、何も知らなくても構わないわけではなく、少なくとも知っておいた方がより鑑賞に役立つ知識があるでしょう。


このような問題意識を以前から持っていましたが、書店で参考になりそうな本を見つけたので、購入して読んでみました。

 

これらの新書は、暗記を求められるような、教科書というわけではないので、書かれていることを漏れなく覚えましょうということではないと思います。しかし描かれた時代背景や、作品に描かれている諸々に関する解釈などを知ることは、作品を鑑賞するのにとても役立つと、読んでいて思いました。

2025-01-24

北海道四季彩館JR函館店にあるキングベークナチュラルJR函館駅店のパンは美味しい

年末年始は、毎年JRの格安切符を利用して北海道に行くのが恒例です。ただし旅行の目的地が北海道ということではなく、あえて例えれば、フルマラソンにおける折り返し点のようなものです。

 

函館ではJR函館駅に併設された北海道四季彩館でお土産を買ったり、駅弁を買ったりしています。これまでは「鰊みがき弁当」や「北の家族弁当」を買っていました。いつも同じ駅弁でも飽きはこないのですが、今年は他のものを食べてみようかという気になりました。

 

駅弁を買う店舗の隣にパン屋さんができているのに、数年前に気づきました。キングベークナチュラル JR函館駅店というお店でした。今まで利用したことはなかったのですが、今年はこちらで買ってみることにしました。偶々目についたのは「ハムカツナポリサンド」ですが、これで税込410円というのは安いと感じます。他にも美味しそうなパンが並んでいるので、旅の荷物の邪魔にならない程度に、幾つか買ってみました。もっと他にも買ってみたいパンがありましたが、次回の楽しみとしておこうかと思います。

 

買ったパンは移動中の車内で食べましたが、 とても美味しく、気に入りました。ここでパンを買うためにも、次の年末年始にも函館に行きたいと思います。

 

2025-01-22

エクスプローラからWindows Terminal上のWSLにパス名をドロップした際の挙動

VirtualBox 7.1.6をインストールしたらWSL上のUbuntuが動かなくなったので、なんとか復旧しました。すると、Windows Terminal上の挙動が変わったことに気づきました。


従来は、エクスプローラからフォルダをWSL上にドロップすると、WSL形式のパス名に自動的に変換されていました。ところが、何故かWindows形式のパス名のままなので、そのままではUbuntu上ではパス名として有効ではありません。wslpathというコマンドが用意されているようなので、それを使えば変換できますが、ひと手間増えるので、以前の挙動の方が楽でした。

 

調べてみると「Windows Terminal のおすすめ設定2022年4月版」という記事に、以下の記述がありました。

ターミナルへのファイルのドラッグ&ドロップでWSLのパスに変換してくれるのはプレビュー版の機能なので、プレビュー版(バージョン: 1.13.10734.0)を使う。


今使っているのは「Windows ターミナル 1.21.3231.0」です。これは、インストールしなおした訳ではないのですが、何故か挙動が違います。それはともかく、プレビュー版の機能として実現するのではなく、最新版でも機能すればありがたいと思います。もし何か不具合が生じる可能性があるならば、設定画面でON/OFFを切り替えられるようになっていてほしいところです。

VirtualBox 7.1.6をインストールしたら、WSL2上のUbuntuが起動しなくなった

VertualBox 7.1.6がリリースされたようなのでインストールしました。これが直接の原因なのかわかりませんが、他の変更を加えていないので疑わしいことは間違いありませんが、WSL2が起動しなくなりました。Webを検索し、復旧方法を探ったところ、WSL2の入れ直しになってしまうようです。


  1. WSLのコンポーネントをWindows10から外して、再起動する。
  2. WSLのコンポーネントをWindows10に入れて、再起動する。
  3. WSL上のUbuntuをインストールする。 

 

このような手順で、ひとまずWSL2は動くようになりました。しかし新規インストール扱いになるので、これまでWSL上のUbuntuに加えてきたパッケージなどは、綺麗さっぱり無くなってしまいました。

2025-01-21

OLYMPUSのSH-1は故障と確認されたが、修理可能な期間が過ぎている

故障が疑われるOLYMPUSのSH-1を近所の家電量販店経由で修理に出しましたが、2019年をもって部品供給が終了したとのこで、修理不能として戻ってきました。修理できなかったのは残念ですが、SH-1を使い続けるのは諦めて、別のデジカメを入手するかというと、それは二の足を踏んでしまいます。


まずSH-1が故障しているのは間違いないのですが、電源が入らないとか、写真が全く撮影できないとか、「使い物にならない」というレベルの故障ではないのです。問題なく撮影できることもあるが、いきなり異常が発生するのです。それはランダムです。今大丈夫でも、次の瞬間には駄目かもしれません。

 

正常と異常の割合は、感覚的ですが、まだ正常であることの方が多いような気がします。これは、ほぼ駄目で、たまに正常になるとかでしたら、すぐにでも新しいデジカメを購入したいところです。しかし、まだ使えそうなのです。

 

故障していることを承知の上で、しばらくは使い続けてみようかと思います。そして、いよいよ駄目だと判断したら、その時には新しいデジカメを購入しようかと思います。

2025-01-19

『氏名の誕生』に続いて『女の氏名誕生』を読む

昨年図書館で『氏名の誕生』を借りて読んでみました。とても面白く勉強になったので、手元に置きたくなり、図書館に返したあとで、書店で購入しました。その後『女の氏名誕生』が出版されているという話を耳にしたので、またもや図書館で借りてみました。結論としては、この本も面白く、いろいろと知らなかった事柄が多く、ためになりました。読み終わったので図書館には返却しますが、手元に置いておきたいので書店で購入しようと思います。

 

当初は、図書館で読むだけで十分かと考えていました。女性の名前というと、江戸時代のころなら「おはな」のように「お」がついていて、明治以降には「花子」のように「子」がつくようになっているのは、知っていました。さらに歴史を遡ると、「蘇我馬子」とか「小野妹子」のように「子」が付いているのは男性名とはわかっていました。平安時代には「中宮定子」とか「建礼門院徳子」のように女性名に「子」がついているので、明治になって復興したのかという程度に理解していました。

 

しかし本書を読むと、そんな単純な話ではないことがよくわかります。女性の名前には歴史的や社会的な状況があり、それが当時の常識としてあったところに、明治になって氏名が「誕生」したので、その過程に女性名も巻き込まれていく様子が、詳しく語られます。図書館で借りた本は、返す都合があるので、急いで読みました。理解を深めるには、手元に置いてゆっくりと再読したいところです。

「星空ナビ」というスマホアプリ

近所で夜空を見上げた時に見える星々について親しもうと思っています。宇宙に関しては、素人同然で、通り一遍の知識しかありません。ひときわ輝く星が見えても、それが何なのか全く分かりません。それが分かるようになるきっかけになるかと、年明け早々にプラネタリウムに行ってみましたが、ちょっと違うようです。

 

方針を変えて、スマホアプリで何とかならないか調べてみました。いろいろなアプリがあるようですが、初心者向けと思われる「星空ナビ」をインストールしてみました。夜空で気になる星があったら、その方向にスマホを向けると、それが何かわかるようです。まだインストールしたばかりで、実際に使っていないのですが、僕の要望にはあっているような気がします。

2025-01-13

『はじめての解析学』(原岡喜重)に書かれている「ε-δ論法」の解説

近所の図書館で書棚を眺めていたら、偶々目に入った『はじめての解析学』(原岡喜重)を借りて読んでみました。ブルーバックスの中の一冊なので、基本的なスタンスとしては(専門家向けではなく)一般向けに書かれていると思います。

 

「5 実数と関数」の中にε-δ論法で極限を定義する話題が出ていました。しかし専門書ではないので「ε-δ論法」という用語は使っていませんでした。そこで書かれていた事柄が、個人的には役に立ちました。158ページに以下のような記述があったのです。

高校数学のやり方をすると、{an}の極限が2/3となることが発見できます。一方後半のεを使ったやり方では、極限2/3の値があらかじめわかっていることが必要です。つまり収束の定義は、極限がどういう値になるかということを教えてはくれないのです。

では 高校数学のやり方が万能かというと、ニュートン法のところで見たように、数列{an}は何らかの値には収束するのだがその極限の値はわからない、という場合があり、実はそのような場合が圧倒的に多いのです。だからこそ、その極限の近似値として使える数列{an}が役に立つのです。


ε-N論法とかε-δ論法がよくわからない(多くの人が躓くようですが)ので、図書館にある書籍を読んでみたり、Webで情報を得てみたりしましたが、「腑に落ちる」という感覚が得られませんでした。

 

大学レベルの数学書籍の言い方を借りれば、高校数学のように「感覚的に収束を定義する」のではなく、ε-δ論法を持ち出してきます。しかし例題では収束される値か既知であるかのように記述されていて、ε-δ論法が収束の定義だと言うのに、既知の値が出てきているのは「いったいどういうことなんだろう???」と、モヤモヤとした感覚が拭えませんでした。


結局は、上述した引用のような事情があるのですが、教科書では触れていないということだということでしょう。ようやくスッキリしてきました。

2025-01-12

眼鏡を新調

近眼なので眼鏡をかけています。右目と左目の近眼の程度が大きくことなるので、当初は眼鏡では矯正できないといわれて、ハードコンタクトレンズを使っていました。ところが目が乾いて、そのコンタクトレンズが瞬きした時に睫毛にくっついて、あれれと思っている間に風に飛ばされて、どこかに行ってしまいました。それ以来眼鏡です。

 

今かけている眼鏡を作ったのは、ずいぶん前のことで、度数が合わなくなってきました。必要に応じて、眼鏡をかけたり外したしていて、面倒ですが、その点では困っていませんでした。しかしレンズ自体に傷がついてきて、次第に悪化してきました。眼鏡をかけると、その傷が若干気にはなるのですが、周囲を見るのに不自由というほどではありません。そんなこんなで、眼鏡を新調した方が良いだろうとは思いながら、先延ばしになっていました。

 

このままズルズルと度数が合わず傷もついた眼鏡を使い続けるのはいかがなものかと思い、眼鏡をつくる新年の誓いをたて、新調しました。以前に眼鏡を作った時には、出来上がるまで何日かかかった記憶がありますが、今は30分ほどでできてしまいます。

 

帰宅して新調した眼鏡をかけてみました。なんて良く見えるんでしょう。感動しました。これまでの苦労(しなくてもよい苦労でしたが)が嘘のようです。

 

このまま当分使うこともできますが、数年後にまた新調してもよいかなと思っているところです。

2025-01-09

プラネタリウムというのはミュージアムの一種なのかムービーシアターの一種なのか

夜空を見上げると、星が輝いているのが見えることがあります。冬は空気が澄んでいるので、より輝いて見えます。時々「これから数日間は○○流星群が云々」とか「西の空に大きく見えるのが○○星で云々」などとニュースで伝えていることがあります。私自身は天体観測に関心を持っている訳ではありませんが、星々について詳しく知りたいと思わないこともありません。


そういえば世間にはプラネタリウムというものがあるはずです。これまで博物館や美術館には行ったことがありますが、確かプラネタリウムに行った経験はありません。プラネタリウムに行けば、きっと夜空を見上げたときに役立つような知識が得られるのではないか、と勝手に想像し、試しに有楽町にあるプラネタリアTOKYOに行ってみました。ここに是非とも行きたかったというよりは、地元にはプラネタリウムがなさそうでしたが、偶々年始に都心に出かける機会があったので、とりあえず行ってみたという感じです。


スケジュールを確認すると、様々な作品が上映されているようです。ちょっと私の問題意識とは違うなと思わなくもなかったのですが、何事も経験だと思い、「アラビアンナイト ヒーリング ~ 星が舞う夜 ~」を観てきました。素敵な作品でした。それは間違いないのですが、地元で夜空を見上げた時の参考にはならない気がします。

 

もしかすると私は何か勘違いをしていたのかもしれません。プラネタリウムというのは、夜空を見上げたときに参考となる情報を与えてくれるミュージアムのような施設だと思っていたのです。しかし僕が経験したのは、映画館のようなムービーシアターのような施設でした。

 

私が行ったのが偶々ムービーシアター的なプラネタリウムだっただけであって、どこか他所にはミュージアムとしての性格を持つプラネタリウムが存在するのかもしれません。それがどこにあるのかは不明ですし、場所が判明したとしても、直ちに行けるところとは限りません。そうであったとしても、関心を持ち続ければ、何かしら情報が入ってくるでしょう。

2025-01-06

OLYMPUSのSH-1が故障した

今日では写真を撮るのはスマホのカメラを使うのが当たり前だと思います。しかし私自身は、今でもデジカメを使っており、スマホで写真は殆ど撮りません。購入したのは10年ほど前で、OLYMPUSのSH-1です。それほど酷使していませんが、2025年の新年早々に故障しました。

 

最初の症状は、モニタに画像が映らなくなったことでした。機能を示すアイコンなどは表示されますし、過去に撮影した写真も参照できます。試しにシャッターを切ってみたら、真っ黒の画像が写りました。旅行中だったので残念でしたが、自宅に戻る途中だったので、もう道中の撮影はしなくても構わない段階ではありました。

 

デジカメが故障したので、休み明けにでも家電量販店で相談してみようかとも思いましたが、これを機会にデジカメからスマホに移行する方法もあります。そもそも故障したデジカメは修理可能なのでしょうか。スマホのカメラが全盛の時代で、メーカーの対応が縮小している恐れがあります。故障は確認されたとしても、修理不能となってしまう可能性があります。どうしたものかと悩むところですが、デジカメの方が、コンパクトタイプではありますが、望遠レンズがついているし、三脚にもアダプターなしで取り付け可能です。ひとまず修理に出してみようと思いました。

 

あれやこれやと考えながら帰宅し、ふとデジカメの電源を入れてみると、なんとモニタに画像が映りました。シャッターを切ってみたら、撮影もできました。これなら修理に出さなくても大丈夫かもしれません。

 

年始休み中に外出し、デジカメを使ってみましたが、撮影できるようです。もしかすると故障したと思ったのは勘違いで、運が悪かっただけかと思いました。

 

ところが再び故障し、今度はシャッタを切った瞬間に画面が真っ白に抜けてしまう現象が発生しました。撮影前にモニタを参照している段階では何も問題がなさそうなのですが、シャッタを切った瞬間に真っ白の画像が写ってしまいます。続けて撮影しても、やはり真っ白です。ただし、しばらく放置すると、復活することもあるので、不安定な状況です。


故障していることは間違いなさそうなので、やはり修理に出してみようと思います。