2021-07-24

LibreOffice CalcでVBA

ワープロとか表計算ソフトのようなアプリケーションを総称して「オフィススイート」と呼ぶようです。最も使われているのはMicrosoft Officeだと思います。しかし私は随分前からLibreOfficeに移行しています。Microsoft WordやExcelのファイルを開くことは可能ですが、見た目が崩れてしまうことがあるので、LibreOfficeをMicrosoft Officeの無料の代替品だと思うと失望するかもしれません。しかし無料で使えるワープロや表計算ソフトなど一式が揃うのは有り難いことですし、Microsoft Windowsだけではなく、NetBSD/i386上でMateデスクトップ環境を使っていてもLibreOfficeを利用できるので、私にとっては大きなメリットです。


Microsoft Office上で使えるVBAは、LibreOffice上で使えるマクロ機能とは違うものです。ちょっと思うところがあり、LibreOfficeでVBAが使えないだろうかと調べてみたら、「LibreOfficeでVBAを使う方法。1行おまじないを書くだけ!」という情報を発見しました。Windows10で利用しているLibreOfficeはバージョン7.1.4.2です。さっそく「Option VBASupport 1」というおまじないを入れてVBAが動くか確認してみました。ところがエラーが出てしまいます。


おまじない以外にも何かコツがあるのだろうかと調べてみると「libreofficeでOption VBASupport 1 を設定してもランタイムエラー35が出る件」という情報を発見しました。VBAを記録する場所によってエラーが出てしまうようです。


その情報に従ってVBAの記録先を変えてみたら、動作することを確認できました。


LibreOfficeで動くVBAの互換性がどの程度なのか分かりませんし、仮に「完全互換」を謳っていたとしても、微妙な挙動まで完全に一致する保証がある訳ではありません。それを承知の上で、VBAを学ぶ環境としてLibreOfficeが使えそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿