自宅でWindows10に接続して使用していたプリンタはCANONのMG3130です。これは2011年11月上旬に発売されたモデルですが、発売と同時に購入した訳ではなく、何時頃に購入したのかは覚えていません。しかし10年近くは使っていると思います。
ちょっとした資料とか、Webページを印刷するのに使っている程度で、写真や葉書などは殆ど印刷していません。しかし次第に調子が悪くなってきており、1年ほど前から、新しいプリンタを購入した方が良いだろうと考えていました。
まず最初に異常を感じたのは、印刷が乱れることです。このような場合には「【インクジェットプリンター】プリントヘッド位置を調整する(PIXUS MG3130)」をおこなうと良いようなのです。しかしプリンタヘッド位置調整シートを印刷してみると、これが乱れまくりで、大丈夫だろうかと心配になるくらいでした。心配したとおり、印刷の乱れは解消しません。何度か試していたら、大目にみれば比較的マシかもしれない程度にはなりました。もうこの時点で、新しいプリンタを買った方が良いかもしれないと思っていました。
新しいプリンタを買わずに、なんとか印字状態を改善できないものだろうかとWebを検索していたら「【インクジェットプリンター】エンコーダーフィルム清掃手順 (PIXUS MG3130)」という情報を見つけました。エンコーダフィルムが汚れていると印字に影響が出るようです。多少手間がかかりますが、この情報に従って清掃してみたら、印字状態が劇的に改善されました。それでもまだ多少の乱れはありますが、これならなんとかなりそうです。
印刷状態が良くなってホッとしていたら、今度は「【インクジェットプリンター】用紙がうまく送られない/「用紙なし」のエラーが発生する(PIXUS MG3130)」という不具合に見舞われました。用紙が多ければローディングされるのに、残り少なくなるとエラーになることが多いようです。そうなった時には、一枚ずつ紙送り時に手差しで補助するとか、下敷きを差し込んでおいて厚みを持たせるとか、小技を駆使して凌ぎました。
数か月前からはプリンタの電源を入れると「P07」というエラーがでるようになりました。これは「インク吸収体がいっぱいで印刷できない」という状況のようです。数か月前の段階では、いったん印刷開始ボタンを押せば、印刷などが出来る状態になったので、それで使っていました。
ところが先日、ついに「P07」エラーが出ても、印刷開始ボタンでエラーが解除できなくなりました。こうなるとキヤノンに修理を依頼することになるのが本来の手順ですが、2017年9月末でMG3130の修理対応が終わったようなので、もうどうにもなりません。
否応なしに新しいプリンタを購入しました。今度はCANONのTS3330です。たいしたものは印刷しないので、このモデルで十分かと思いました。家電量販店に行ったら、たまたま白色モデルの在庫がありました。MG3130は黒色モデルだったので、TS3330も黒色モデルにしようと思っていましたが、取り寄せになると最悪1ヵ月くらいかかるかもしれないようです。東京オリンピック開催中で物流に遅れが出ているようですし、そうでなくても8月はお盆シーズンで何かと遅れが出る可能性があります。プリンタ本体が黒色だろうと白色だろうと、本体機能が違う訳ではないので、店頭在庫のTS3330白色モデルを買いました。
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