先日インストールしたOpenVMS Alpha 8.4-2L1にRLoginで接続すると、端末タイプが「VT500相当」になります。VT500相当ではいけないという事ではありませんが、VT100などにはならないのか、そもそも任意に変更できるのか、不明でした。
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Terminal: _OPA0: Device_Type: VT500_Series Owner: SYSTEM
RLoginのWebサイトにある「エスケープシーケンス一覧」によると、「DA1」の応答はTermID設定によって変化すると書かれています。その「TermID設定」とは「3.6.1 ESC/CSI/DCSの設定」によれば次のように書かれています。
各種IDでは、DA1,DA2,DA3で応答する番号の初期値を設定できます。
試してみたところ、次のように変化しました。
- TermIDを「10」とした場合「VT500_Series」になる。
- TermIDを「9」とした場合「VT400_Series」になる。
- TermIDを「7」か「8」とした場合「VT300_Series」になる。
- TermIDを「5」か「6」とした場合「VT200_Series」になる。
- TermIDを「2」か「3」か「4」とした場合「VT102」になる。
- TermIDを「0」か「1」とした場合「VT100」になる。
OpenVMSに接続する場合、どのVT互換として利用すれば良いのかは、迷うところです。VT220などのキーボードは、IBM-PCのキーボードとは(似ていますが)重要なキー(DOキーなど)に差異があります。このハンドリングをRLoginで対応できるのかを、見極めなければならないと思います。
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