2020-09-29

avahiを利用すると何が出来るようになる?

自宅にはアーキテクチャの異なるマシンが何台かあります。それらの多くは必要な時だけ電源を入れています。24×365で電源が入りっぱなしなのは、FreeBSD/amd64です。またWindows10のデスクトップPCはクライアント環境として使っており、就寝時には電源を落としています。


自宅LANには、他にもNetBSD、OpenBSD、OpenVMSや、VirtualBoxとかVMwareにインストールしたCentOSなどが接続されます。基本的にはTCP/IPの固定アドレスを割り当てるようにしていますが、DHCPを使う場合もあります。そのひとつがdynabook SS SX/15AにインストールしたNetBSD/i386です。自宅で使う場合は固定アドレスを割り当てることも可能ですが、外出先に持って行くことがあるので、その場合はDHCPを利用することになります。自宅か外出先かに依って設定を切り替えるのは面倒なので、自宅でもDHCPを使うことにしています。そうしておけば設定を切り替えずに済むからです。


ここで問題になるのが、自宅LANでDHCPを利用した際に割り当てられたアドレスが変動することです。なにしろDHCPなのですから、同じマシンに同じアドレスが割り当てられるとは限りません。それがDHCPというものなので、それはやむを得ないのですが、自宅LANにある他のマシンから接続しようとした際に、アドレスが決まっていないと、不便です。


なんとか解決方法はないものかとWebを検索していたら、avahiというものが見つかりました。技術的にはmDNSという仕組みに基づく実装のようです。僕が必要としているものよりも大掛かりで、必要のない機能も含まれていますが、概念としては求めているものです。


どのようなものなのか、ちょっと試してみようと思います。しかしavahiの想定している環境構築の概念がはっきりしません。問い合わせをおこなうデーモンが動くようですが、LAN上に一つだけ存在すればよいのか、各マシン上に各々配置する必要があるのか、全体像が見えてきません。


Webを探ると事例が見つかるのですが、「そもそもavahiとは」というような情報がみつかりません。とにかく試してみるしかないのかと思っているところです。

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