大雑把に言えば、著者であるミシェル・オバマの幼少期からホワイトハウスを離れるまでの回顧録です。目次構成は細かく分かれておらず、次の三部構成です。
- BECOMING ME
- BECOMING US
- BECOMING MORE
まだ買ったばかりなので、最初の「BECOMING ME」を読んでいるところです。大学に入学したばかりで、バラク・オバマ(後の大統領)とは出会っていません。
日本に住んでいると、あまり気にせずに済みまずが、アメリカで人種問題というのは、社会のあちらこちらに顔を出す問題です。この本を読んでいると、そのことを意識せざるを得ません。しかし人種問題という表層に囚われるなら、日本にはない問題ですが、同質の問題は日本にだって存在していると思います。それが日本では、外形に現れないので、問題が社会に見えてこないため、意識されにくいことが問題の解決が進まない要因になると考えています。
この本を読んで、著者が人生を歩む中で遭遇した問題に対して、どのように乗り越えてきたのということは、読者の問題に対する解決にも、十分に参考になると感じます。
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