ずいぶん以前よりMicrosoft Officeを使うのを止めて、LibreOfficeを利用しています。そのCalcにおいて、CSVファイルを読込む際に、CSVファイルの文字コードを指定しなければなりませんでした。UTF8なのかShiftJISなのか、その他なのかを適切に指定しないと、文字化けしてしまいます。
ところがLibreOffice 25.2.1.2では、文字コードの自動判別機能が追加されたようです。これまでは、UTF8だったりShiftJISだったりするのを、個別に手動で指定していましたが、「auto detect」ならば自動的に判別してくれます。とても便利です。
余談ですが、LibreOfficeは「無料のMicrosoft Office」ではないと思います。確かにLibreOfficeは無料で使えるし、MicrosoftOfficeで作成したファイルを読込めますが、それを完璧に再現できることを保証しているわけではありません。読込んだ情報は保たれますが、凝った書式は崩れてしまいます。雑誌などでは、「MicrosoftOfficeを止めて、LibreOfficeを使おう」のような記事を見かけます。これが間違っているわけではないと思いますが、MicrosoftOfficeとLibreOfficeが全く同じだと認識しているなら、それは違うでしょう。