simh V3.8-1のvax.exeを使ってOpenVMS VAX V7.2の環境を整えようとしています。ひとまずOSを入れることはできています。今後の作業を考えると、OpenVMS側からWindows側にファイルを持っていく方式を考えておこうと思っています。TU-81で磁気テープを使おうと思いますが、実際には仮想環境なので、現実にはsimhの仮想磁気テープのファイルを扱うことになります。磁気テープはANSI X3.27形式が使われているようなので、その構造を理解しようと思います。
OpenVMSにおける磁気テープの構造は『Guide to OpenVMS File Applications』に詳しい情報があります。ここで「1.3.1.6.3. HDR3 Label」には、次のような記述があります。
The RMS attributes describe the record format of a file. These attributes are converted from 32 bytes of binary values to 64 bytes of ASCII representations of their hexadecimal equivalents for storage in the HDR3 label.
HDR3にはRMS attributesが格納されており、その32バイトのバイナリ値が64文字のASCII文字列として表現されているというのです。つまり1バイトが2文字ですから、いわゆる「16進ダンプ」のような見た目なのでしょう。それは良いのですが、「RMS attributes」というの何でしょうか。
「RMS attributesのことなら、もう既にご存知かと思いますが」と言うかのような感じです。しかし私は何のことかわからないので、調べてみなければなりません。おそらく何かのマニュアルに詳しく記述されていると思います。それを探し出そうと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿