2023-09-30

Gmailからキャリアメールへの転送

スマホを機種変更したことで利用環境の見直しをしています。これまでGoogleのアカウントは持っていましたが、Gmailのアカウントを持たずにきました。Gmailアカウントを持たずにGoogleを利用できるのかと思われるかもしれません。既にサービスを終了したGoogle+でアカウントを作ったので、その時には普段利用しているメールアドレスで登録しました。それ以来Gmailを使うこともなかったのですが、今回はじめてGmailアカウントを持つことにしました。

 

これまではサービス側の設定可能状況にも依るのですが、基本的に普段利用しているメールアドレスを登録し、サブアドレスを登録できる場合にはキャリアメールアドレスを登録するようにしていました。別にこれでも問題ありませんが、今回機種変更をすることになった原因のように、突然スマホの電源が入らなくなったときにキャリアメールだと参照できなくなってしまうので、Gmailに切り替えていく事にしました。

 

キャリアメールを指定していたものとしては、固定電話に着信があった時のお知らせメールとか、Yahoo!路線情報にある運行情報メールなどでした。これらのあて先をGmailに変更して、さらにキャリアメールに転送することにしました。


最初は全メールを自動転送することにしたのですが、何故か一部のメールが転送されません。何が悪いのか分からないし、よく考えると全メールを自動転送してもしょうがないので、一部のメールだけをフィルタ設定で転送させることにしました。ところがそれでも転送されないものがあります。それが運行情報メールでした。

 

当初は、どこに問題があるのか見当つかないけど、転送されないことは明らかだという状況でした。Gmail側としては、フィルタでラベルで振り分けしていて、それは動いているのでGmail側の問題ではなさそうです。また固定電話の着信お知らせメールも同様の設定をしていて、こちらはキャリアメールに転送できているので、Gmailのフィルタ設定とか、スマホの+メッセージの問題ではなさそうです。というか、そう思っていました。

 

「Gmail側がラベルで振り分けできているなら、Gmailは問題ないのだろう」→「Gmailからキャリアメールに転送されたメールが拒否されているのかもしれない」→「キャリアメール側で何か設定しておこう」という風に考えました。そこで運行情報メールのアドレスが拒否されないように設定してみました。すると、メールがスマホの+メッセージに届くようになりました。やはりそういう事だったのかと思いました。

 

このような設定をしなくてもGmailからスマホに転送されてくるものもあるのに、運行情報メールは何が違うのかとは思います。

2023-09-24

『毎日のスヌーピー』を買ってみた

2023年9月初旬にAERAdot.で「中学英語しか使っていないのに、日本人がスヌーピーたちが使う英語を理解できない理由」という記事を目にしました。英語を理解するには、「文化背景の知識」と「セットフレーズの知識」を学ぶ必要があるという趣旨でした。この主張は同意するところがあります。英語の勉強というと、一生に一度も目にしないような難しい英単語を覚えたり、とても稀にしか使われないような英文法を頭に詰め込むことが必要だという風潮が何故かあるような気がします。その反動なのか、英語は基本単語だけで十分だというような主張も出てくるのですが、それはそれでちょっと違うのではないかと思います。

 

その記事が訴える「文化背景の知識」というのは、僕自身も必要だろうと思っていました。英語に限らず、日本語も含めたすべての言語がそうだと思いますが、伝えたいことがあった際に全てを明示的に表現するわけではなくて、自明と了解している文化的背景は「言うまでもないこと」として表に出てきません。日本人が英語を学ぶ際に、単語とか文法ばかり気にしますが、文化的背景がわからないままでは、簡単な英単語と簡単な英文法しか使われていないのに、結局何なのか「わからない」という状況に陥りがちだと思います。

 

毎日のスヌーピー』は、このような問題意識を踏まえた書籍で、こういう本を僕は求めていました。

 

ちょっと飛躍するかもしれませんが、「文化背景」と「セットフレーズ」の知識ということから、清少納言が枕草子に書いたことを思い浮かべました。中宮定子が「香炉峰の雪は」と問いかけると、清少納言が「簾を撥げて看る」と応えたという逸話です。言葉と言うものは、表に出てくるものの背景にあるものを踏まえているため、それが分からないと、とても簡単な単語が並んでいるだけなのに、知らなければ全く理解できないものです。

 

この本を読めば英語の文化背景は完璧だなどと言うつもりは毛頭ありませんが、よい入り口になってくれるだろうと思います。

2023-09-23

OpenVMS Community LicenseのPAKは、メール配布ではなかった

VSIが提供するOpenVMS Community LicenseのPAKが2023年9月下旬に有効期限になります。去年までは時期がくると勝手にメールで新しいPAKが送られてきたので、今年もそうだと思っていました。ところが何時まで待っても送られてこないので、VSIのメールを再確認しました。


2023年9月11日付の「OpenVMS on x86 Community Update」というメールの中に次のような記述がありました。

To download the updated PAKs for your systems, find the email that you received from us upon approval of your application for the community license and click on the link for the appropriate architecture. The archive containing the license script will be automatically downloaded to your PC.

 

過去のメールを探してみると、2020年8月頃に「Your Community License Request」というメールを受け取っていて、その中にPAKダウンロード用のリンクが記載されていました。これをブラウザで参照すると、Windows PCのダウンロードフォルダにPAKが落ちてきました。


今年もメールがくると思っていたので戸惑いましたが、これからはこのような方式にするのでしょう。PAKの有効期限が切れそうなので焦っていましたが、これで今後もOpenVMS/alphaが利用できそうです。

2023-09-21

XIAOMI Redmi Note 10T

先週末突然壊れたHUAWEI nova lite2に代わって、実店舗でXIAOMIのRedmi Note 10Tに機種変更してきました。普通の機種変更であれば、元の端末から情報を移行できるところですが、今回は元端末の電源が入らないので、記憶を頼りに復旧作業をおこないました。

 

元の端末はAndoroid 9でしたが、今度の端末はAndoroid 12です。似ているようでもあり、ずいぶん違うようでもあり、いずれにしても新しい端末の操作に慣れていくことになるでしょう。

2023-09-18

オンライン機種変更には二段階認証が必要

スマホが壊れたので機種変更をするつもりです。これは実店舗に行く方法とオンラインで完結する方法がありますが、操作に不安がなければオンラインでおこなうのが手っ取り早いようです。僕自身はオンライン機種変更はやったことがありませんが、Webで体験記事を読む限りでは、なんとかなりそうです。


スマホが壊れているので、スマホでは機種変更手続きをおこなえないので、PC上のWebで機種変更手続きをおこなうつもりでした。ところが、手続きの途中で二段階認証が必要となり、その認証番号の送信先はスマホなのです。そのスマホが壊れていて電源が入らないから機種変更しようとしているのに、これでは手続きが先に進みません。


どうやらオンラインで機種変更するのは行き止まりのようです。実店舗に出向いて手続きするしかないようです。

2023-09-17

The Great Gatsby

NHKラジオ第2で放送されている「Enjoy Simple English」では金曜日に「Masterpieces From Around the World」として世界の名作が取り上げられていますが、2023年9月は「The Great Gatsby」でした。この作品は、以前から耳にしたことはあるのですが、どんな内容なのかは全く知りません。

 

またthe Japan Times Alphaで連載されている「英語で味わう世界の名作」 では2023年9月8日号から「The Great Gatsby」が取り上げられています。偶然なのかもしれませんが、奇遇だなと思います。

 

原著を読んでみれば英語の勉強になるとは思いますが、それよりも和訳で読んでみようかと思います。

スマホが壊れた

2019年10月にガラケーからスマホに移行しました。それ以来使っているHUAWEI nova lite2が壊れたようで、電源が入りません。壊れる直前にはネットを閲覧していて、画面が固まったので、電源ボタンを長押しして強制的に電源を落としました。そうしたら、それから電源が入りません。

 

ネットを検索してみると、充電が減っているかもしれないので充電ケーブルを繋いで30分~1時間ほど充電してみて、それから電源を入れてみたらどうかとか、(メーカーによって異なるようですが)強制的に電源を入れる方法を試してみたらどうかなどの方法があるようです。いろいろ試してみましたが、電源が入りません。

 

サポートセンターと連絡をとって修理してもらう方法が考えられますが、修理可能とは限らないと思いますし、修理期間や修理料金が気になります。ヘビーなスマホユーザではないので、スマホ本体には無くなって困るような情報は(あまり)ありません。それよりもスマホを利用できない期間が長引くのは避けたいところです。

 

故障修理よりも手っ取り早いのは機種変更かもしれません。販売店に出向くよりもオンラインで済ませる方法もあるようですので、挑戦してみようかと思います。

2023-09-11

TOEIC受験

2023年9月10日(日)午前に行われた第332回のTOEICを受験しました。これまでもそうだったし、今回もそうでしたが、PART7は最後まで解答できませんでした。それでも前回よりは解答できなかった問題が少なかったので、勉強してきた成果なのだろうかと都合よく考えています。

 

一年後にもTOEICを受験するつもりなので、それを目指して勉強していこうと思います。ですが、さて何をしていけば良いのだろうかとも考えます。多くの出版社からは様々なTOEIC対策本が出ていて、玉石混交かもしれませんが、評価の高い書籍も少なくありません。さらにTOEICの公式問題集を勧めるひともよくいます。

 

どんな対策本や問題集でもそうですが、問題を解いて、解説を読んで、納得したとしても、それでTOEICの対策として十分なのか確信がありません。ごく稀に問題集と全く同一の問題が出ることがあるかもしれませんが、その一問に正答したとしても、他の問題ができなければ、結局はよい結果を残すことはできないでしょう。どの問題集を使って勉強するかが重要なのではなく、極端な話としては、どんな問題集を使って勉強しても構わないので、問題を解き、解答を読んだ後に何をしていくのかが大切なのではないかと思います。

2023-09-05

『ローマ教皇は、なぜ特別な存在なのか』を読みました

今年春にNHK出版から「世界史のリテラシー」というシリーズが登場し、2023年8月には『ローマ教皇は、なぜ特別な存在なのか』が出たので読んでみました。中世ヨーロッパの歴史ではローマ教皇が大きな役割を果たしていますが、世界史を学んでも、ローマ教皇が特別な存在であることが前提として歴史を説明しているので、何故そのような存在となっているのかは今まで分かりませんでした。

 

本書のタイトルのような問い「ローマ教皇は、なぜ特別な存在なのか」の答えが、「それは○○だからです」というような一言で答えられる訳ではないでしょう。本書全体を通して、ローマ教皇にかかわる歴史的な経緯を詳述していくことで、ローマ教皇が「特別な存在」になっていく経緯を説明して本書タイトルの答えとしたのだと思います。

 

21世紀の今日にも続いているローマ教皇は、もちろんのことながら初期キリスト教の頃からそうだったわけではなく、歴史的に成立した存在だと思います。ローマ教皇が特別なのは、カトリックが世の中に大きな位置を占めていた中世では自明だったのかもしれせんが、ローマ教皇の側があえて特別な存在になろうと動いてきた結果なのでしょう。ふと思うに、日本において尾張・紀伊・水戸の徳川家が「御三家」と呼ばれますが、江戸時代初期には、駿河甲府舘林の徳川家も存在してので、徳川分家が三家しか存在しなかった訳ではありません。それが御三家として常識となっていくのは、自然にそうなったわけではなく、あえてそうなるような活動の結果であったようです。そこにローマ教皇が特別な存在となったこととの類似性を感じます。


2023-09-02

2023年夏の平均気温は平年より1.76℃高かったらしい

報道「この夏の平均気温 平年比1.76度高く125年間で最高に」によると、2023年夏の平均気温は過去125年で最高を記録し、平年に比べて1.76℃高かったそうです。これは平均なので、北日本では平年よりも3℃高かったようです。

 

地球温暖化は20世紀後半から世界的に問題となっていて、1997年に京都議定書でCO2削減など対策が呼びかけられています。しかし2001年の911であるとか、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災など、数々の世界的な大事件の陰に地球温暖化問題は追いやられてしまい、実効ある対策は後回しにされてきました。


当時から気温上昇を1.5℃以下に抑えるべきだという意見がありました。しかし世間一般の感覚としては、気温が1.5℃上昇するとどうなるのかが身体感覚として理解できなかったのではないかと思います。単純に考えると、気温が1.5℃違うというのは、一年を通じて日常的な変化の幅にすぎないので、たいしたことはないと考えているのかもしれません。しかし「平均気温」が1.5℃上昇するというのは、まさに2023年夏のような状況が当たり前の世界になるということです。

 

2023年夏は猛暑でしたが、もしかすると2024年夏は平年並みかもしれませんし、将来的には冷夏の年もあるかもしれません。しかし地球温暖化というものは、上がったり下がったりを繰り返しながら、長いスパンでは気温が上昇していくことを予測しています。

 

さらに恐ろしいことに「県内気温 2100年までに4.4度上昇の場合も 県報告書」というような報道もあります。IPCCの予測シナリオでは、平均気温が4℃以上も上昇する可能性があることを示しています。「平均気温」が4℃以上も高いというのが、どのような世界になるのか想像できません。

 

地球温暖化問題は、人間の一生に比べると、とても長いスパン考えなければならない問題なので、個人的な感覚で議論するわけにはいかないところがあります。よくある反応として、将来気温があがるかもしれないが自分はもう生きていないから云々と言って、対策に後ろ向きだったりします。それはそうなのでしょうが、今の自分に関係なければ、それで良いのかという事を問う必要があるでしょう。