2020-02-07

「特殊弁当」とは駅弁の事なのか

復刻版の1964年9月の時刻表を見ていると、たった50年ほど前の事なのに、今日との違いを感じて、面白いです。それは鉄道自体もそうですし、物価や社会情勢も窺えて、時代の移り変わりを感じます。

86頁~87頁は、東海道本線の下り(豊橋―神戸)の「その3」です。その欄外に「特殊弁当」との記載があります。一部を抜粋すると、次のように書かれています。
名古屋―おこわ弁当・とりごはん(各100円) さばずし(70円)  岐阜―(以下略)
要するに今日でいうところの「駅弁」だろうと思います。しかし当時は「特殊弁当」と呼んでいたようです。

当時はコンビニなんかないでしょうし、弁当は自宅で作って持ってくるのが当たり前だったのだろうと思います。逆に、今日では廃止されて無くなってしまった食堂車は、当たり前だったかと思います。駅で売られている弁当の何が「特殊」で、特殊弁当と名付けられたのかは、不思議に思います。

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