2020-02-20

LINEの大流行

コミュニケーションツールとしての「LINE」は、東日本大震災当時にコミュニケーションの在り方を支援する目的で登場したので、まだ登場から10年弱しか経っていません。それにも拘わらず、社会的なインフラの根幹のような扱いを受けていて、各種情報がLINEで入手できたり、いろいろな申請などがLINEでできるようになってきつつあります。

インターネットが登場した頃からコミュニケーションツールとしては電子メールがありました。情報発信機能としてWWWが登場したり、SNSとしてTwitterやFacebookが登場したりしましたし、日本にはMixiもあります。これ以外にも、世界各地に、大小様々なサービスがあります。

いかに様々なサービスがあろうとも、電子メールがコミュニケーションツールの基本中の基本だと思います。ところが日本ではLINE「しか」使えない、使いたくないという人が増えているようです。日本国内であれば別に問題ないのかもしれませんが、国外に出ていっても同じスタンスを維持しようとして問題を引き起こしているようです。Webで見かけた記事では、ビザ申請についての連絡が電子メールで届いていたのに気が付かず、期限切れになってしまったという事例が紹介されています。

LINEに限りませんが、個人的な思考が、普遍的な思考と言えるのかは、他者との接触で判断されると思います。同質の文化の中にいるだけでは、 「井の中の蛙大海を知らず」とか「夜郎自大」などとされてしまうかもしれません。外からの情報を来るのを待っているだけでは、当人が考えているほど外部の情報は入ってこないと思います。外部の事象に常に興味関心を持ち、自分から外部の情報を求めていく姿勢が必要だと思います。

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