2019-12-18

Maxima、xmaxima、wxMaxima

スマホのアプリで「Maxima on Android」を知り、『スマホで数学!』という書籍が出版されていることを知りました。Maxima自体は以前から知っていましたが、それほど使いこなしている訳でもありません。数式処理ではWolframAlphaを使うことの方が多かったのですが、せっかくなので今後はMaximaを使おうかと思っています。

NetBSD/i386にもpackageにMaximaがあるので、インストールしてみました。ベースとなるMaximaは同じものですが、ユーザインタフェースが異なる3種類がインストールできました。
  1. 端末で使うシンプルなMaxima
  2. 端末版MaximaがX上で動くxmaxima
  3. 数式が綺麗に出るwxMaxima
これらはユーザインタフェースの違いに過ぎず、Maximaの処理結果が変わる訳ではありません。

数式が綺麗なwxMaximaを使いたいところですが、なんだか動きが変です。最も肝心な数式を入出力するウィンドウが出ず、外枠やメニューバーばかりが表示されます。メニューは日本語化もされていて、ちゃんと動いてくれれば文句なしなのですが、これでは使いものになりません。デスクトップ環境にMATEを使っているのがマズいのでしょうか。

xmaximaは、wxMaximaのように美しい数式が表示される訳はありません。端末でmaximaを動かしているのと、見かけは変わらない感じです。ただしグラフを表示させようとすると、自動的に別ウィンドウが開くので、便利と言えば便利です。

端末でmaximaを使うよりはxmaximaの方がマシかなと思っているところです。

今回は試していませんが、Emacs上でMaximaを扱うためのimaximaというものがあるようです。Emacsの中で何でもするような使い方をしている人には向いているのかもしれませんが、僕はそうではありません。Emacsは使いますが、viも使うし、Emacsだけで何でもしたい訳ではありません。でも後日imaximaも試してみようと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿