2019-12-23

元旦と氷点下

2019年も残りわずかになってきました。今日は12月23日なのでクリスマス前です。しかしクリスマスを過ぎると世間は一気に正月モードに入ることでしょう。

考えみれば、12月31日と1月1日の違いは、それ以外の日の日付が変わるのと違いがある訳ではありません。元旦が特別な「気がする」のは、多分に心の持ちようでしょう。

さて、日本では気温を摂氏「℃」で表しますが、アメリカでは華氏「℉」を使います。この変換式はF=32+(9/5)Cです。よって0℃は32℉ということになります。

日本のように気温を摂氏を使うと、「明け方の気温が氷点下(0度以下)になる」ということが、何か特別な状態に入るような気持ちになりがちかもしれませんが、気持ちの問題ではないでしょうか。確かに氷点下になるかならないかで、霜が降りるとか、水面に氷が張るなど、気象現象の違いがあるかもしれません。しかし気象台で観測した気温と、身の回りの気温は微妙に違うので、「氷点下」かどうかということに、必要以上に意識する必要もないことかと思います。

気温以外にも、長さや重さの測定単位が異なることがあります。さらに年齢の数え方も、満年齢の他に数え年というものもあります。いずれのスケールであっても、何か切りのよいところの前後で、特別な状態になると思いがちですが、心理的なものだと思います。

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