Windows Vistaがインストールされていたdynabook SS SX/15AにNetBSD/i386を入れるつもりで去年から実験を繰り返してきました。Vistaのサポート期限は今年の4月で終わってしまったので、いよいよNetBSDに置き換えなけれなりません。
実験では外部に接続したUSB-HDDにNetBSDをインストールしましたが、インストールするのにいろいろ苦労しました。だから今回内蔵HDDにインストールするのも、何かとトラブりそうで、あっさりインストールできそうな気がしません。
いつまでも先送りしてはいられないので、気合を入れて、NetBSD/i386 7.1のインストールに挑戦してみました。しかし、残念ながら失敗でした。
NetBSD/i386 7.1のISOイメージをCD-Rに焼いて、USB接続の外付けドライブからブートさせてみましたが、これは問題ありませんでした。インストーラも普通に動きます。
ところがインストール中に「installboot: Old BPB too big. use -f (may invalidate filesystem)」というメッセージが出てインストーラが中断しました。困ったことになったと思いましたが、このメッセージは外付けUSB-HDDにNetBSDを入れようとした時にも出たことがあります。去年10月頃のことでしたが、その時には失敗したコマンドに「-f」オプションを追加してみたら良かったというメモが残っています。そこでインストーラからシェルに下りて、コマンドラインで同じコマンドを打ってみると、エラーにはなっていない様子です。
あらためてインストールを行ってみると、今度は途中でエラーにならず、最後までインストーラが動いてくれました。ここでは試しにインストールしてみただけなので、最小構成のインストールとしました。
いよいよ内蔵HDDからNetBSD/i386がブートしてくれるかと期待して、マシンの電源を入れたところ、画面には何も表示されずに止まってしまいました。失敗です。
何かメッセージでも出てくれれば状況が判断できるのですが、何も表示されないので何が起きているのかサッパリわかりません。
USB-HDDではNetBSD/i386が動いていたことを考えれば、何か細工をすれば動いてくれるのだと思いますが、すぐには対処方法が思い浮かびません。
幸いなことに、万が一を考えてParagon Backup & Recovery 2011を使ってWindows Vistaの状態におけるHDDのバックアップをとっておいたので、そのディスクイメージを使ってVistaの環境をリカバリーしているところです。
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