USBメモリの調査でGPTについて理解が深まったため、インストールは順調でした。まずdynabook SS SX/15AにUSB接続のCD-ROMとHDDを繋いでおきます。FreeBSD/i386 10.3-RELEASEのISOイメージをCD-Rに焼いて起動させました。インストールの詳細は省略しますが、パーティションは次のように切りました。GPTでは従来のように細かくパーティションを切らない流儀のようなのですが、ここでは伝統的なパーティション構成にしてみました。ブートパーティションはgptbootが入るのに十分な容量しか確保していません。
da0 932GB GPTインストールに要した時間は1時間ほどでした。インストール過程を振り返るために細かく記録をとっていたので時間がかかりましたが、インストールに集中すればもっと早く終わるでしょう。
da0p1 128MB ms-reserved
da0p2 256GB ms-basic-data
da0p3 32KB freebsd-boot
da0p4 8.0GB freebsd-swap none
da0p5 4.0GB freebsd-ufs /
da0p6 4.0GB freebsd-ufs /var
da0p7 2.0GB freebsd-ufs /tmp
da0p8 30GB freebsd-ufs /usr
da0p9 20GB freebsd-ufs /home
インストール後にUSB-HDDをWindows10に繋ぎ、HxDでセクタ0を覗いてみるとpmbrが入っていませんでした。そこで先ほどのインストールCD-Rでブートし「Live CD」機能を利用して、次のようにpmbrを書き込みました。
root@~ # gpart bootcode -b /boot/pmbr da0さてワクワク(ドキドキ?)しながらUSB-HDDをdynabookに繋いで起動してみましたが、レジスタダンプと共に「BTX halted」が出てしまいました。これはUSBメモリから起動しようした時にも嫌というほど見た画面です。
bootcode written to da0
起動できなかったのは残念ですが、すくなくとも次の事は確認できました。
- セクタ0のpmbrを起動することはできた。
- pmbrはブートパーティションを見つけることができて、そこにあるgptbootに制御を渡すことができた。
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