2016-10-09

「BTX halted」の対処方法を検討

USB-HDDから起動しようとする(もしかするとUSBメモリの場合も同様かもしれないが)と「BTX halted」になる現象に対処する方法を検討します。実際に対処しようとすると、さらに別の問題が出てくるかもしれません。予め先の展開を見込んでおくことも大切ですが、あまりにも先回りして可能性を排除してしまうと手も足も出なくなりますので、注意しておきたいと思います。

今のところ次のような対処方法を考えています。
  1. レジスタダンプが出ているので、これを手掛かりにして問題の発生個所を突き止める。
  2. dynabook SS SX/15AのBIOS設定を変えてみて、現象が消える設定を探る。
  3. GPTで切ったパーティションをMBR(+bsdlabel)に換えて様子をみる。
GPTの場合はセクタ0にpmbrがあり、そこからgptbootを呼び出します。これがMBRだとセクタ0にはmbr(boot0)があり、そこからboot1を経由してboot2を呼び出します。gptbootにしろboot2にしろ、いずれにせよBTXを使うので問題は解消しない可能性が高いような気がします。

gptbootを探るため基本的な情報を確認しておきます。
  • gptbootのソースは/usr/src/sys/boot/i386/gptbootにあります。 
  • /usr/src/sys/boot/i386/btx/btx/btx.SをBTXKERNとして参照しています。この定義は/usr/src/sys/boot/i386/Makefile.incにあります。
BTXについては次のような情報があります。
  • UNIX MAGAZINEの連載をまとめた『FreeBSDのブートプロセスをみる』(白崎博生、2006年、アスキー) があります。該当記事は本誌2003年12月号に掲載されたものです。
  • FreeBSD Architecture Handbook」に「1.6. The BTX Server」があります。

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