2023-10-29

北海道新幹線札幌延伸と並行在来線

北海道新幹線の札幌延伸は、令和17年度(2035年)開業の予定を5年前倒しし、令和12年度(2030年)を目指すことが平成27年1月に決定していたとのことです。開業時期が前倒しされても当初予定どおりであっても、並行在来線の扱いは議論されることになります。結局は2022年夏には長万部小樽間がバス転換されることが合意されました。


北海道新幹線札幌延伸が前倒しされた背景には、2030年の冬季五輪を札幌市が招致していたためと言われています。しか2023年10月に招致を断念することになり、併せて札幌延伸の開業時期も不透明になっています。さらに全国各地で運転手不足によるバスの減便や路線廃止が多発してきています。その中で、函館本線山線のバス転換も暗雲が立ち込めているようです。鉄道を廃止してバスに転換しても、そのバス路線が次第に消えていくという結果を招いているようです。

 

 バス転換されずに鉄路として残っても、JRから切り離されて第三セクターに転換されてしまうと、青春18きっぷのように、鉄道に乗車すること自体が目的のような旅は不便になります。乗客が少ないからという理由で路線廃止を繰り返していると、函館本線の函館長万部間のように、JR貨物の輸送に差し障るというような問題すら出てきてしまいます。

 

JRは地域ごとに分割されていますが、都市部が儲かっていて、それ以外が赤字になっているという構造だと思います。これは国鉄時代も同様だったでしょう。儲かっているところだけ残れば、それ以外は廃止しても構わないとなると、公共交通とは言い難い気がします。

2023-10-27

Leciono dek kvar 「講演が始まります」

先日からPodcastで「ゆる言語学ラジオ」を聴いています。第268回「緻密に設計された人工言語の文法は、あまりにも美しい【エスペラントの文法】」では、白水社から出版されている『ニューエクスプレスプラス エスペラント語』に収録されているダイアログが紹介されていました。


ある大学のキャンパスで、女性が通りかかった男性に「すみませんが、7番教室はどこにあるか教えて頂けませんか?」と声をかけるところからダイアログが始まります。こういうのは、他の言語の入門書でも良く登場する状況ですが、この入門書では、ブラックジョークとも言える展開を示します。

 

楽しくエスペラント語を学べるようにしたいという編集側の意図があるのかもしれません。しかし、このような展開のダイアログでなくても、「楽しく学べる」エスペラント語のダイアログは、いくらでも考えられるのではないかと思わなくもありません。

2023-10-19

Tidyverseのggplot2による複数系列の折れ線グラフ

以前よりRを利用してデータのグラフ化を行っていました。僕はMicrosoftのOffice製品を持っていないので、Excelがあれば簡単に作れてしまうようなグラフでも、何か他の方法で行わなければなりません。Microsoft Officeは持っていませんが、LibreOfficeなら利用しているので、Calcを使えばExcelと同様なグラフは描けそうです。しかしExcelやCalcのようなWYSIWYG的アプローチは、ちょっと試してみる程度なら簡単で便利ですが、定期的に同じような作業を繰り返す場合には、かえって手間がかかると思っています。

 

そこで、Rを利用してCSVからグラフを生成することにしています。ただしRの利用に慣れていないので、Webで事例を探しつつ手探りでスクリプトを組んでいるので、ロジックの見通しが悪いし、簡単に出来ることを、わざわざ複雑に処理しているようか感覚が抜けきれませんでした。一昨年に放送大学で「Rで学ぶ確率統計('21)」を受講しました。そこで「Tidyverse」というものの存在を知り、従来のRとは違いがあり、便利そうではあるものの、完璧に理解するには至りませんでした。

 

最近になって再びCSVからグラフを描く必要がでてきました。従来から慣れている方法でもグラフは描けそうですが、これを機会に改めてTidyverseを理解してみることにしました。特に、ggplot2を使えば、従来の方法よりもグラフが統一的な方法で描けそうです。


まずは、単純な折れ線グラフを描く練習をしてみて、Tidyverseやggplot2の使い方に慣れてみました。よく理解できたとは言えませんが、グラフを描くのに最低限必要な点は理解したと思います。


次に、同一グラフ内に複数の折れ線グラフを描く場合、ggplot2では如何に処理するのか調べました。ggplot2を使えば、同一グラフに折れ線グラフを追加していく事はできるようです。試してみたら、確かに出来ました。しかし折れ線グラフを追加するたびに関数「geom_line()」が増えていくので、ロジックがスッキリしません。しかも折れ線グラフを数本追加するくらいなら、力業でなんとかできるかもしれませんが、何十本も追加するとしたら(やれば出来るかもしれませんが)やっていられません。


僕が悩んでいるような事柄はFAQだろうと思ったのですが、Webを検索しても解決策が見つかりません。もしかすると検索キーワードが悪いのかもしれませんが、適切な検索キーワードが与えられるということは、ほぼ正解を知っているという事なので、何もわからない場合は検索キーワードすら思いつかないのです。そうこうしているうちに、次のようなWeb記事に辿りつきました。

 

ここで後者の記事の中に以下のような事が書かれていました。サラッと書いてありますが、これが僕の求めていた情報でした。

今のwide形式のデータだとグラフを作りづらいので、long形式に変換したいと思います。「tidyr」という便利パッケージの「gather」関数を使ってみました。

 

ここで言及されている関数「gather()」は、答えを求めて闇雲にWebで検索を繰り返していた際にも見かけたような気がしますが、その際には関係ないと思って、読み飛ばしていました。

 

試行錯誤を繰り返しましたが、これでCSVから複数系列の折れ線グラフを描くことが出来そうです。

2023-10-01

SMS認証の着信メールを振り分けたい

先月突然電源が入らなくなったスマホを、急遽機種変更し、利用環境を復旧してきました。壊れた機種と全く同じ環境ではありませんが、設定の見直しも含めて、ほぼ落ち着いてきました。もし何か方法があるなら、なんとかしたいと思っているのが、SMS認証の着信メールを振り分けることです。

 

新しいスマホではプラスメッセージでメールを受信することにしました。SMS認証のメールもこれで受けます。それは「受信フォルダ」に入ります。もし移動したいなら、手動で移動されることは可能ですが、自動的に移動させる方法はないのでしょうか。Googleの「連絡帳」にSMS認証の送り元を登録して、振り分けルールを設定するということになるのかもしれません。

 

もうちょっと簡単な方法があれば助かるのですが、なさそうな気もします。

2023-09-30

Gmailからキャリアメールへの転送

スマホを機種変更したことで利用環境の見直しをしています。これまでGoogleのアカウントは持っていましたが、Gmailのアカウントを持たずにきました。Gmailアカウントを持たずにGoogleを利用できるのかと思われるかもしれません。既にサービスを終了したGoogle+でアカウントを作ったので、その時には普段利用しているメールアドレスで登録しました。それ以来Gmailを使うこともなかったのですが、今回はじめてGmailアカウントを持つことにしました。

 

これまではサービス側の設定可能状況にも依るのですが、基本的に普段利用しているメールアドレスを登録し、サブアドレスを登録できる場合にはキャリアメールアドレスを登録するようにしていました。別にこれでも問題ありませんが、今回機種変更をすることになった原因のように、突然スマホの電源が入らなくなったときにキャリアメールだと参照できなくなってしまうので、Gmailに切り替えていく事にしました。

 

キャリアメールを指定していたものとしては、固定電話に着信があった時のお知らせメールとか、Yahoo!路線情報にある運行情報メールなどでした。これらのあて先をGmailに変更して、さらにキャリアメールに転送することにしました。


最初は全メールを自動転送することにしたのですが、何故か一部のメールが転送されません。何が悪いのか分からないし、よく考えると全メールを自動転送してもしょうがないので、一部のメールだけをフィルタ設定で転送させることにしました。ところがそれでも転送されないものがあります。それが運行情報メールでした。

 

当初は、どこに問題があるのか見当つかないけど、転送されないことは明らかだという状況でした。Gmail側としては、フィルタでラベルで振り分けしていて、それは動いているのでGmail側の問題ではなさそうです。また固定電話の着信お知らせメールも同様の設定をしていて、こちらはキャリアメールに転送できているので、Gmailのフィルタ設定とか、スマホの+メッセージの問題ではなさそうです。というか、そう思っていました。

 

「Gmail側がラベルで振り分けできているなら、Gmailは問題ないのだろう」→「Gmailからキャリアメールに転送されたメールが拒否されているのかもしれない」→「キャリアメール側で何か設定しておこう」という風に考えました。そこで運行情報メールのアドレスが拒否されないように設定してみました。すると、メールがスマホの+メッセージに届くようになりました。やはりそういう事だったのかと思いました。

 

このような設定をしなくてもGmailからスマホに転送されてくるものもあるのに、運行情報メールは何が違うのかとは思います。

2023-09-24

『毎日のスヌーピー』を買ってみた

2023年9月初旬にAERAdot.で「中学英語しか使っていないのに、日本人がスヌーピーたちが使う英語を理解できない理由」という記事を目にしました。英語を理解するには、「文化背景の知識」と「セットフレーズの知識」を学ぶ必要があるという趣旨でした。この主張は同意するところがあります。英語の勉強というと、一生に一度も目にしないような難しい英単語を覚えたり、とても稀にしか使われないような英文法を頭に詰め込むことが必要だという風潮が何故かあるような気がします。その反動なのか、英語は基本単語だけで十分だというような主張も出てくるのですが、それはそれでちょっと違うのではないかと思います。

 

その記事が訴える「文化背景の知識」というのは、僕自身も必要だろうと思っていました。英語に限らず、日本語も含めたすべての言語がそうだと思いますが、伝えたいことがあった際に全てを明示的に表現するわけではなくて、自明と了解している文化的背景は「言うまでもないこと」として表に出てきません。日本人が英語を学ぶ際に、単語とか文法ばかり気にしますが、文化的背景がわからないままでは、簡単な英単語と簡単な英文法しか使われていないのに、結局何なのか「わからない」という状況に陥りがちだと思います。

 

毎日のスヌーピー』は、このような問題意識を踏まえた書籍で、こういう本を僕は求めていました。

 

ちょっと飛躍するかもしれませんが、「文化背景」と「セットフレーズ」の知識ということから、清少納言が枕草子に書いたことを思い浮かべました。中宮定子が「香炉峰の雪は」と問いかけると、清少納言が「簾を撥げて看る」と応えたという逸話です。言葉と言うものは、表に出てくるものの背景にあるものを踏まえているため、それが分からないと、とても簡単な単語が並んでいるだけなのに、知らなければ全く理解できないものです。

 

この本を読めば英語の文化背景は完璧だなどと言うつもりは毛頭ありませんが、よい入り口になってくれるだろうと思います。

2023-09-23

OpenVMS Community LicenseのPAKは、メール配布ではなかった

VSIが提供するOpenVMS Community LicenseのPAKが2023年9月下旬に有効期限になります。去年までは時期がくると勝手にメールで新しいPAKが送られてきたので、今年もそうだと思っていました。ところが何時まで待っても送られてこないので、VSIのメールを再確認しました。


2023年9月11日付の「OpenVMS on x86 Community Update」というメールの中に次のような記述がありました。

To download the updated PAKs for your systems, find the email that you received from us upon approval of your application for the community license and click on the link for the appropriate architecture. The archive containing the license script will be automatically downloaded to your PC.

 

過去のメールを探してみると、2020年8月頃に「Your Community License Request」というメールを受け取っていて、その中にPAKダウンロード用のリンクが記載されていました。これをブラウザで参照すると、Windows PCのダウンロードフォルダにPAKが落ちてきました。


今年もメールがくると思っていたので戸惑いましたが、これからはこのような方式にするのでしょう。PAKの有効期限が切れそうなので焦っていましたが、これで今後もOpenVMS/alphaが利用できそうです。