ナショナルジオグラフィックチャンネルを視るためにスカパーに加入しています。当初は放送大学の放送授業を試聴するのが目的でした。しかし放送大学の番組がBSで視られるようになったので、契約チャンネルを変更しました。スカパーでは優待制度として「16日間多チャンネルプレゼント」があり、2022年2月末から3月前半頃まで自由に視られるようになりました。何を視ようかと番組表を眺めていたらカートゥーンネットワークでケロロ軍曹を放送していたので、久しぶりに視てみました。
基本的にはナンセンスギャグですし、他のアニメなどの描写を踏まえたストーリ展開があるので、それらを分かった上で楽しむものだろうと思います。軍曹や伍長などの軍隊の階級も使われていますが、それらの階級の意味がわかっていなくても、何の問題もないだろうと思います。
ケロロ軍曹を視ていて、ふとのらくろを思い出しました。のらくろは昭和初期に発表されたので、当時の日本は徴兵制でしたし、のらくろに登場する猛犬軍の階級は、当時の子供達にはイメージできたでしょう。のらくろのストーリ展開が昭和初期の日本の世相を意識した内容になっていたとはいえ、別にドキュメンタリーではなく、娯楽ものには違いありません。
今日のケロロ軍曹を視てバカバカしいと思う人もいるかもしれませんが、当時ののらくろがバカバカしくなかったのかというと、やはり(当時の感覚として)バカバカしかったと思います。ウィキペディアでも「1941年に内務省の役人から「この戦時中に漫画などというふざけたものは掲載を許さん」というクレームが入り」とあることからも、それが分かります。
娯楽というのは「ふざけたもの」だと思います。真面目なギャグ(というものがあるならば)なんて、疲れるだけでしょう。
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