Webを検索してみれば同様の情報が幾つも見つかるのですが、例えば「原因と結果と That's why ...と That's because ...」という記事があります。要するに因果関係を考えてみれば、「原因の文. That's why 結果の文.」とか「結果の文. That's because 原因の文.」のようになるわけで、とくべつ難しい話ではないと思います。しかしどうもスッと頭に入らない感じなのです。
NHK「ラジオ英会話」の2016年10月31日放送分には、次のような対話がありました。ここでは「That's because ~.」が使われています。まず「My seat won't recline.」という結果を表す表現があります。そして「yor're seated in the last row of the cabin.」という原因を示す文が来ているので、これは理解できます。
H: My seat won't recline.同じテキストの2016年11月7日放送分には、次のような対話もあります。こちらは「That's why ~.」が使われています。「are your cowboy boots made from alligator skin?」というのが原因の文で、「they call me Gator.」が結果の文ですね。これも理屈どおりで、別に難しくもなさそうです。
FA: That's because you're seated in the last row of the cabin.
H: Okay. Say, are your cowboy boots made from alligator skin?それでは何故スッキリ理解できないのでしょうか。英語の勉強はスポーツのようなものだと言われることがありますが、それが関係しているのでしょうか。外国語を学ぶとき、理屈抜きで覚えてしまう子供を除けば、クドクドと理屈を並べて理解するのが先行します。そうして納得しないと頭の中の回路が繋がらないからですが、それだけで終わってしまっていては応用が利きません。
G: You got it. That's why they call me Gator.
次に必要なのは練習でしょう。ただし練習して覚えなければいけないのは、どのような状況で「That's why ~.」と「That's because ~.」の どちらを使うか身につけることです。単純に英単語やイディオムなどを暗記することよりは、難易度が高い気がします。
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