ftpでファイルを転送しようとしても、あっという間にstallするし、NFSを利用しようとしても反応が無くなるのは日常的で、pingを打ってもパケットがロストするのは当たり前という状況でした。とてもストレスがたまりました。
ちなみにNetBSDでネットワークのインターフェイスは次のように認識されています。まず有線はwm0として認識されています。
wm0 at pci1 dev 0 function 0: Intel i82573L Gigabit Ethernet (rev. 0x00)そして無線LANはwpi0として認識されました。
wm0: interrupting at ioapic0 pin 16
wm0: PCI-Express bus
wm0: 64 words (8 address bits) SPI EEPROM
wm0: Ethernet address 00:15:b7:XX:YY:ZZ
wpi0 at pci2 dev 0 function 0: vendor 0x8086 product 0x4222 (rev. 0x02)また無線LANの親機はcorega CG-WLRGNXです。2008年頃の製品ですが、これまで特別問題も起きていないので故障しているわけではないと考えています。
wpi0: interrupting at ioapic0 pin 18
wpi0: JPN, address 00:19:d2:AA:BB:CC
wpi0: 11a rates: 6Mbps 9Mbps 12Mbps 18Mbps 24Mbps 36Mbps 48Mbps 54Mbps
wpi0: 11b rates: 1Mbps 2Mbps 5.5Mbps 11Mbps
wpi0: 11g rates: 1Mbps 2Mbps 5.5Mbps 11Mbps 6Mbps 9Mbps 12Mbps 18Mbps 24Mbps 36Mbps 48Mbps 54Mbps
無線LANのトラブルとしてありがちなのは、親機との距離が離れているため電波が届かないか、弱くなっているのでないかという指摘です。しかし電波の強度を測定する計測器を持っていないので、確かめようがありません。
Webで情報を集めてみて、親機の設定を見直してみることにしました。またWindows VistaにはinSSIDerという評価の高いソフトをいれて状況を確認してみました。その結果、設定を変えてみたのは次の2か所です。
- 【ダブルチャンネル】自動設定→20MHz固定
- 【チャンネル】自動設定→12
またinSSIDerで確認すると、自動設定で選ばれたチャンネル6は他の親機でも使っているところでした。チャンネルの利用状況は刻々と変わると思うので固定化するのが最善とも限りませんが、ここはチャンネル12に固定することにしました。
このような設定変更をおこなって以降、きわめて快調です。ifconfigで確認すると、次のような状態でつながっているようです。
bssid 00:0a:79:xx:yy:zz chan 122.4GHz帯のIEEE 802.11gですから決して高速ではありません。しかし個人的な考えとしては、トラブルが頻発する状態で規格レベルでは超高速であるより、規格的には低速でも安定してネットワークが利用できる方が重要であると思っています。
address: 00:19:d2:aa:bb:cc
media: IEEE802.11 autoselect (OFDM6 mode 11g)
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