2022-09-29

スイッチバック

先日近所の書店で『配線で読み解く鉄道の魅力』を買いました。鉄道に関心があるファンであっても、配線(線路の配置)は話題になりにくい対象だと思います。本書を読むことで、これまで曖昧に理解していた事柄を深く知ることができて、勉強になりました。


 「第5章 中間駅」の最後ではスイッチバックが取り上げられていました。SLが全盛だった頃は、蒸気機関車のパワー不足を補う目的のスイッチバックが設置されていましたが、近年では車両能力の向上により、スイッチバックにしなくても良くなりつつあるそうです。


本書で初めて知りましたが、立山砂防工事専用軌道には最大18段のスイッチバックがあるそうです。数段程度のスイッチバックでは足りないほどの急斜面を登るということなのでしょうか。まるでいろは坂みたいです。


この軌道は関係者専用なので、18段スイッチバックを体験することは出来ません。何か体験乗車のような機会があれば、ぜひ乗ってみたいと思います。

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