昨年夏に自宅で使用していたプリンタが壊れたためCANON TS3330を購入しました。それまではMG3130を使用しており、高機能なプリンタを必要としていませんでした。同程度の機能で十分だと思っていたので、機能仕様の詳細までは確認しませんでした。
購入後になってから「封筒長型3号の印刷の仕方」という情報を知り、確認してみると確かにTS3330では長形3号の印刷が対応していませんでした。しかしユーザ定義用紙として「長形3号」と同サイズの120ミリ×235ミリを指定すれば印刷できそうなので、実験してみました。
「長形3号」という封筒のサイズは、確かに120ミリ×235ミリなのですが、封筒の上部にある折り代の部分だけ寸法が長くなります。そのサイズを測って用紙サイズを変えるよりも、印刷方向を「180度回転する」という設定にする方が簡単だと思います。
また手持ちの「宛名職人」というソフトで宛名面を印刷したら、郵便番号の位置が微妙にずれてしまいました。これはソフトの設定で微調整できるので、それで対応しました。
TS3330は、標準的には長形3号の印刷をサポートしていませんが、ユーザ定義用紙として設定することで長形3号に印刷できました。製品仕様として長形3号を外す意味がよくわかりませんが、この有無が値段に大きくかかわるような事なのでしょうか。