2022-06-30

CANON TS3330で長形3号に印刷

昨年夏に自宅で使用していたプリンタが壊れたためCANON TS3330を購入しました。それまではMG3130を使用しており、高機能なプリンタを必要としていませんでした。同程度の機能で十分だと思っていたので、機能仕様の詳細までは確認しませんでした。


購入後になってから「封筒長型3号の印刷の仕方」という情報を知り、確認してみると確かにTS3330では長形3号の印刷が対応していませんでした。しかしユーザ定義用紙として「長形3号」と同サイズの120ミリ×235ミリを指定すれば印刷できそうなので、実験してみました。


「長形3号」という封筒のサイズは、確かに120ミリ×235ミリなのですが、封筒の上部にある折り代の部分だけ寸法が長くなります。そのサイズを測って用紙サイズを変えるよりも、印刷方向を「180度回転する」という設定にする方が簡単だと思います。

 

また手持ちの「宛名職人」というソフトで宛名面を印刷したら、郵便番号の位置が微妙にずれてしまいました。これはソフトの設定で微調整できるので、それで対応しました。

 

TS3330は、標準的には長形3号の印刷をサポートしていませんが、ユーザ定義用紙として設定することで長形3号に印刷できました。製品仕様として長形3号を外す意味がよくわかりませんが、この有無が値段に大きくかかわるような事なのでしょうか。

2022-06-29

FirefoxでNHK+が視聴できなくなった

NHKが4月27日に「【重要なお知らせ】NHKプラスアプリでの推奨OSの変更等について」というアナウンスを出しており、FirefoxではNHK+を視聴できなくなると言われていましたが、ついに実施されたようです。先週末まではFirefoxでも視聴できていたので、アナウンスは何だったのだろうと思っていましたが、現在は次のようなメッセージが出てしまいます。

お使いのブラウザ(Firefox) ではご視聴になれません。

推奨のブラウザ(Microsoft Edge・Google Chrome・Safariの最新版)でご利用ください。

詳しくはこちらをご確認ください。


Firefoxで視聴できない理由をNHKは明らかにしていません。もし技術的な問題で、NHK+が必要とする機能をFirefoxが満たしていないということならば、その機能がFirefoxに実装されれば、再びNHK+を試聴できるようになるはずです。しかし日技術的な理由(例えば、NHKはFirefoxは虫が好かないので使えるようにしたくない等)であれば、今後もFirefoxでNHK+を試聴できる日は訪れないでしょう。

 

NHKが受信料を徴収していることを考えると、公共的な側面が強いので、NHK+で視聴できる環境として主要なブラウザは全て対応してもらいたいと思います。

 

 

2022-06-13

荒野の用心棒ジョージ

 6月半ばになり気温が上がってきて、雑草が伸びてきているのを目にするようになってきました。近所でも雑草を刈っているようです。よく見かけるのは「刈払機」ですが、広範囲になると、もっと本格的な除草機を使っているようです。作業前に駐機しているのを見かけたのですが、車体の側面に「荒野の用心棒 ジョージ」と描いてありました。これは商品名なのか?それとも使用者が面白半分に自分で描いたのか?

 

Webを検索してみると「荒野の用心棒ジョージ 製品一覧」という情報が見つかりました。れっきとした商品名だったようです。税込みで一千万円くらいのようです。カタログを見ると、傾斜地でも安全に操作できるとか、エンジン出力などの諸元については記載されていますが、どれくらいの時間でどれくらいの広さの雑草を刈り取ることができるのかは書いていませんでした。この機械を使えば、人が刈払機で作業するよりも、何倍もの効率が上がりますというような情報はセールスポイントにならないのだろうかと思いました。

2022-06-11

Windows10 21H2がやって来た

自宅のPCのWindows10を21H2に更新しました。しかし「やって来た」と言っても、むこうから来てくれた訳ではなく、こちらから迎えにいった感じです。そもそも2022年4月に「「Windows 10 バージョン 21H2」の提供制限は解除、広範な展開へ移行」という記事を読んだので、「設定」の「更新とセキュリティ」の画面から「更新プログラムのチェック」を毎日確認し、「Windows10、バージョン21H2の機能更新プログラム」という表示が現れるのは今日か明日かと首を長~くして待っていました。しかし待てど暮らせど更新の準備ができたとのアナウンスが来ることはありませんでした。

 

もういくら待っていても来ないだろうと諦め、手動で更新することにしました。Webで見つけた「Windows10 21H2 手動アップデートとダウンロード November 2021 Update」という記事を参考にしました。手順どおりに作業すれば、21H2に更新出来ましたが、マシン性能にもよるのかもしれませんが、かなり時間がかかりました。

  1.  まずマイクロソフトのサイト「Windows 10 のダウンロード」にある「今すぐアップデート」をクリックするとアップデートツールがダウンロードされたので、それを実行しました。
  2. 最初にファイルのダウンロードが行われますが、それはすぐに終わり、インストールが始まりました。
  3. 2時間ほどたったところで93%完了となっていたので、もうすぐ終わるかとおもったのですが、まだまだ時間がかかりました。
  4. 4時間ほどたったら98%完了となっていましたが、あと2%なのに、まだ終わりそうもありません。
  5. 結局100%完了して再起動したのは、5時間半くらいたってからでした。
  6. なんどか再起動し、更新が完了するのに、1時間ほど必要でした。

 

時間はかかりましたが、エラーになることも無く、無事にWindows10 21H2になりました。

 

 

2022-06-07

ロシア語の名詞の性の判断方法

2022年4月から放送大学で「初歩のロシア語('22)」を受講しています。全15課のうち3分の2が終わり、講義は残すところ、あと5回しかありません。一方で、あまり手を広げすぎるのは考えものかとは思いますが、NHKラジオで「まいにちロシア語」も聴いています。こちらは半年間続くので、まだ全体の3分の1がすぎたところです。ロシア語のように、過去に学んだ経験がない全く初めての学習者にとっては、このくらいのペースで進んでくれる方が助かります。


英語と違って、ロシア語の名詞には性の区別があります。男性名詞、女性名詞、中性名詞を区別する必要がありますが、それらは語尾で判断するようです。放送大学から提供されている印刷教材の31頁には、次のような説明があります。

  1. 男性名詞は、語尾が「-子音」、「-й」、「-ь」の場合
  2. 女性名詞は、語尾が「-а」、「-я」、「-ь」の場合
  3. 中性名詞は、語尾が「-о」、「-е」、「-мя」の場合 

 

同様の説明が、NHKの「まいにちロシア語」では4月20日放送の第9課にあります。また『入門者および初心者のためのロシア語文法ハンドブック 四訂版』の「10 名詞の性、数」にもあります。

 

ロシア語の名詞の性が語尾で判断するというのは、そういうものなのかと思うのですが、男性名詞の判断において「-子音」に加えて「-й」を示すのは、何故なのでしょうか。「й」も「子音」なので、「-子音」の中に含まれるのではないかと思います。


学習を先に進めて、男性名詞の複数形を学ぶ段階になると、「-子音」なら「-子音+ы」となり、「-й」なら「-и」となります。ここでは「-子音」と「-й」を区別する意味がでてくるので、それを踏まえて、名詞の性を判断する段階から双方を区別する教え方をとっているのかもしれません。そういう考え方はわからなくもありませんし、ロシア語の教え方の伝統に倣っておくのを良しとしているのだとは思いますが、ロシア語学習の入門者は思わぬところで、些細な疑問を持つものなのです。