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2022-08-15

日本人の名前とロシア語における格変化

NHKラジオ第2で放送されている「まいにちロシア語」の2022年5月30日の第22課では、ロシア語の名詞・代名詞における格変化を解説しています。テキストの「ミニトピック」でも次のように書かれていますが、日本人の名前がロシア語で格変化するとどうなるのか気になります。

日本語を母語とする皆さんにとっては、人の名前が変化してしまうのは驚きかもしれません。


例えば女性の名前「Нина」は、次のように格変化するようです。

  1. 【主格】Нина
  2. 【対格】Нину
  3. 【生格】Нины
  4. 【与格】Нине
  5. 【造格】Ниной
  6. 【前置格】Нине


このような格変化を、例えば日本人男性「太郎(Taro)」とか日本人女性「綾香(Ayaka)」は、どのようになるんでしょうか。格変化した名前は、日本人の感覚からすると、自分の名前とは感じられないような気がします。

2022-06-07

ロシア語の名詞の性の判断方法

2022年4月から放送大学で「初歩のロシア語('22)」を受講しています。全15課のうち3分の2が終わり、講義は残すところ、あと5回しかありません。一方で、あまり手を広げすぎるのは考えものかとは思いますが、NHKラジオで「まいにちロシア語」も聴いています。こちらは半年間続くので、まだ全体の3分の1がすぎたところです。ロシア語のように、過去に学んだ経験がない全く初めての学習者にとっては、このくらいのペースで進んでくれる方が助かります。


英語と違って、ロシア語の名詞には性の区別があります。男性名詞、女性名詞、中性名詞を区別する必要がありますが、それらは語尾で判断するようです。放送大学から提供されている印刷教材の31頁には、次のような説明があります。

  1. 男性名詞は、語尾が「-子音」、「-й」、「-ь」の場合
  2. 女性名詞は、語尾が「-а」、「-я」、「-ь」の場合
  3. 中性名詞は、語尾が「-о」、「-е」、「-мя」の場合 

 

同様の説明が、NHKの「まいにちロシア語」では4月20日放送の第9課にあります。また『入門者および初心者のためのロシア語文法ハンドブック 四訂版』の「10 名詞の性、数」にもあります。

 

ロシア語の名詞の性が語尾で判断するというのは、そういうものなのかと思うのですが、男性名詞の判断において「-子音」に加えて「-й」を示すのは、何故なのでしょうか。「й」も「子音」なので、「-子音」の中に含まれるのではないかと思います。


学習を先に進めて、男性名詞の複数形を学ぶ段階になると、「-子音」なら「-子音+ы」となり、「-й」なら「-и」となります。ここでは「-子音」と「-й」を区別する意味がでてくるので、それを踏まえて、名詞の性を判断する段階から双方を区別する教え方をとっているのかもしれません。そういう考え方はわからなくもありませんし、ロシア語の教え方の伝統に倣っておくのを良しとしているのだとは思いますが、ロシア語学習の入門者は思わぬところで、些細な疑問を持つものなのです。