2020-12-05

100分 de 名著「伊勢物語」

NHK Eテレで放送されている「100分 de 名著」で2020年11月に取り上げた作品は「伊勢物語」でした。伊勢物語というと「昔、おとこありけり。」という書き出しで有名ですが、実は作品を通読したことはなく、どのような作品なのか知りませんでした。


平安時代の作品であることは知っていました。同時代の作品としては『源氏物語』が有名なので、同じような感じなのだろうと思っていましたが、随分と様相が異なるようです。小説というよりも、和歌を主体として若干の詞書が添えられたもののようで、全体で125章段ありますが、とても短いので、表面的に読むだけなら時間はかからないでしょう。


岩波文庫から『伊勢物語』が出ているので買ってみようと思ったのですが、あいにくと近所の書店では在庫がありませんでした。その代わりに高樹のぶ子著『業平』があったので買ってみました。


『業平』は『伊勢物語』の翻刻や現代語訳ではなく、オリジナリティのある小説なので、『伊勢物語』を読むのとは違うと思いますが、また違った趣で楽しく読んでみようと思います。

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