放送大学教養学部で4月からは「微分方程式('17)」を受講することにしました。ちょうど1年前には「入門微分積分('16)」を受講したので、その続きです。どちらも主任講師は石崎克也教授です。(放送大学に限らないと思いますが)大学で教えているくらいなので専門知識には長けているのは間違いないと思いますが、「教える」こと自体が上手いとも限りません(自分の専門分野をひたすら話しているだけという場合も少なくありません)。しかも論理の展開が飛ぶので(本人にとっては連続しているのかもしれませんが)、分かっている人が受講しないとわからないのではないかと思ってしまいます。その点では、石崎先生の講義は、わかりやすく伝えようという意思を感じます。
第1回の講義は、導入として基本的な事柄の復習がメインでした。話しを聞けば、概念としては理解できるのですが、実際の式の導出や演習問題が解けるかというと、あまり自信がありません。単位を取得することも重要ですが、微積分を身につけるために、講義を聴くだけではなく、予習復習は勿論のこと、派生的な勉強もしようと思っています。
あまり最初に意気込むと、後々続かないので、注意しようと思いますが、まずは印刷教材にある式などの論理の展開を自分で追ってみることにしました。わからなかったら(というか、ほとんどわからないのですが)、Webで検索すると、ありがたいことに多くの情報(解答を含む)が得られます。いきなり解答を見るのは否定的な意見もあるのは承知していますが、解けない問題を前にして唸っていたところで、(精神論的に)解けるようになるわけではないと考えています。錆びついた能力を回しているうちに、次第に油が回って、スムースに動くようになっていくでしょう。
大学の講義とは言っても、現時点では高校の数学で習うようなレベルとも言えます。そうは言っても難しいものもあり、印刷教材の18頁にある式(1.26)と(1.27)は、難問だと感じました。Webを検索すると、同じように苦しんでいる人がみつかります。
置換積分は理解できますが、「なぜこのように置換すれば解けるのだろう」とは思います。普通に発想したのでは出てこない置換です。このような問題も解けるように頑張ろうと思います。
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